愛知杯

中京競馬場5日目11R
第59回
愛知杯
芝 2000m/GⅢ/4歳上/牝馬/国際/ハンデ


【事前情報ランクD】


今の中京の馬場特殊な状態となっている。見た目は馬場は荒れているように見えるが、ある程度ペースが流れても内が残る傾向。中京がローカルではなく主場開催なので、馬場造園課が力が入っている証拠(第三場扱いの時は馬場管理が荒い所もある)。
主場でも第三場開催でも基本的に馬場管理を担当しているのは同じ人達だけど、力の入れ方が違う。具体的に言えば、関わる人員や時間の掛け方が増えるということ。例年の高松宮記念週に馬場が一変することがあるが、あれがいい例だろう。主場開催の時は比較的、馬場整備に力が入っているということは頭に入れておきたい。
ということで、今週もまだ「イン前」を優先に考えたいところ。特に中京芝2000mはスローになることが多く、逃げ切り勝ちがとても多い舞台。今年の愛知杯のメンバーは逃げ馬不在でスロー濃厚ということを考えても、イン前馬場バイアスの恩恵を受けれる馬が断然有利になるだろう。





1枠1番
ルビーカサブランカ
牝5/52kg 
武豊/須貝尚介
騎手厩舎連対率:33.3%
中京芝:1-1-1-1 
芝2000m:2-3-3-2 
最高タイム:1.59.7
《期待値55%》

「前走は強い競馬をしてくれた。デビュー時から期待していた馬がようやくOP入り。今回は初めての重賞挑戦になるけど牝馬同士でハンデ戦だからね。52キロの斤量ならチャンスはありそうだし、もともと相手なりに走れるタイプだよ。手が合ってるジョッキーが52キロでも乗ってくれるのはありがたい(51キロならユタカも乗れなかった)」


1枠2番
マジックキャッスル
牝5/56kg 
ルメール/国枝栄
騎手厩舎連対率:55.2%
中京芝:1-0-0-0 
芝2000m:1-1-0-1 
最高タイム:1.58.7
《期待値60%》

1番人気だった前走の府中牝馬Sは直線インから伸びかけたが、残り1Fで脚が上がってしまった。坂路追いのみの調整で10キロ増が堪えたのかもしれない。前走後は一息入れてこのレースから始動。昨年と同じ年明けのスタートになるが、厩舎はそこまで盛り上がってない。ある関係者からは「硬さがあって動きが一息。前走よりはマシっていう程度かな」という意見も聞かれる。ルメール騎乗という点は大いに魅力だが、昨年は54キロだったのに対し、今年は56キロとなるのはマイナス材料。


2枠3番
ウインアグライア
牝4/51kg 
泉谷楓真/和田雄二
騎手厩舎連対率:0%
中京芝:1-0-0-0 
芝2000m:1-0-0-2 
最高タイム:2.00.0
《期待値50%》

「中京2000mは若駒Sで勝ってる舞台。あの時みたいに展開と馬場が恵まれて欲しい。幸い内目の絶好枠を引けたし、今回はブリンカー着けるのでうまく前で流れに乗って欲しい。あとは展開次第だね」


2枠4番
マリアエレーナ
牝4/53kg 
坂井瑠星/吉田直弘
騎手厩舎連対率:18.2%
中京芝:2-2-1-2 
芝2000m:2-0-1-0 
最高タイム:1.58.9
《期待値65%》

前回は折り合って運べて着差以上に強い内容で勝利。もともとの期待馬が軌道に乗ってきた感がある。前走後は短期放牧を挟んで、その後もここ目標に順調にしてきた。誰も見ていない全休日の火曜日に追い切ったが、「仕上がりはいいよ」と助手は好感触。中京はベストのコースだし、このハンデを生かせれば差はなさそうだ。今回は休み明けなので「折り合って運べるかがカギ」とのこと。テンがあまり流れずに瞬発力勝負になればこの馬に出番があっていい。ジョッキーも他にお手馬がいるが、先約のためコチラに乗る。



3枠5番
クールキャット
牝4/53kg 
団野大成/奥村武
騎手厩舎連対率:0%
中京芝:0-0-0-1 
芝2000m:1-0-0-2 
最高タイム:1.59.4
《期待値60%》

天栄仕上げで調整されているので毎回状態はイイ。厩舎で取材しててもいつも「走りそう」という話を聞くが、レースに行くとアテならない。これまでがそうだった。
「前走時よりも体は増えてるけど、そこまで太くは映らない。全体的に筋肉が付いて、この休養期間に一回り成長した印象。道中の息遣いも良かったし、追い切り全般の身のこなしは良好なので仕上がりはイイと思う。ここ3戦は二桁着順だけど、噛み合えばこの相手でも勝ち切って不思議ないだけの能力は秘めてる」と今回もいつも通りに悪くないトーンだが、この馬に関しては仕上げよりも如何にスムーズに走れるかのほうが大事のようだ。


3枠6番
アンドヴァラナウト
牝4/55kg 
松山弘平/池添学
騎手厩舎連対率:18.6%
中京芝:1-1-0-0 
芝2000m:2-0-1-0 
最高タイム:1.58.2
《期待値65%》

秋華賞後は無理してエリザベス女王杯を使わず休養に当てたのは今年のスタートダッシュを狙うには良かった。年明けの4歳馬がハンデ55キロを背負うのはあのノームコアと同じ。これはかなり高いハンデキャッパーの評価と考えていいだろう。
「乗り替わりになるが、これまで福永ジョッキーが色々と教えてきてくれたし、以前よりも馬は乗りやすくなっている。3歳のローズSで重賞を勝ってくれたが、もともと奥手で古馬になってからが本番と思っていたので、こちらの予想よりも早く結果を出してくれたくらい。秋華賞にしても見せ場を作っての3着で能力の高さは再確認できた。古馬になって最初のレースでどんな走りをしてくれるのか期待している」と池添学師。
怪我で主戦の福永騎手が騎乗できないのは残念だが、好調・松山騎手を確保なら大きくパフォーマンスが下がることはなさそうだ。好勝負必至の1頭だろう。


4枠7番
スライリー
牝4/52kg 
石川裕紀/相沢郁
騎手厩舎連対率:15.4%
中京芝:未経験 
芝2000m:0-1-0-2 
最高タイム:1.59.6
《期待値55%》

「1600mもこなせないことはないけど、ずっと2000m仕様で使ってきた馬なので、いきなりマイルのスピード競馬に対応させようとしても無理だった。石川本人が愛知杯を進言して、ここに向けて仕上げて状態に不満ナシ。“ひとタメできれば違う”と本人もそれなりに色気は持っているよ」



4枠8番
アイコンテーラー
牝4/51kg 
亀田温心/河内洋
騎手厩舎連対率:27.8%
中京芝:0-0-0-1 
芝2000m:2-0-0-1 
最高タイム:1.59.7
《期待値55%》

「先週にコースでしっかりとやっているので追い日はこれで十分だろう。同じ左回りの新潟で4勝してるから中京コースも悪くない。重賞になるけどハンデが生きるようなら面白いんじゃないか。ローズSの勝ち馬とは4キロもらいは大きいね」



5枠9番
ソフトフルート
牝5/53kg 
岩田望来/斉藤崇史
騎手厩舎連対率:43.5%
中京芝:3-0-0-0 
芝2000m:3-0-2-4 
最高タイム:1.59.0
《期待値65%》

「一昨年の秋華賞3着、昨年のエリザベス女王杯で4着とGⅠでも上位に来れるのだから、GⅢならいつでも勝てる馬。3戦3勝の中京を迎え、ここは勝負の一戦だ」と厩舎関係者は盛り上がる。クロノジェネシスが引退した斉藤崇厩舎にとっては新たな牝馬のエースはこの馬という扱い。
マーメイドSが54キロで今回が53キロなので、テキは「恵まれましたね」とニッコリ。追い切りの動きが良かったし、馬の雰囲気がいい。中京は好相性で勝ち負けできる条件が揃っている。「勝てる力はあるんでジョッキーの運だけかな」と(岩田望はまだ重賞未勝利)。人馬とも重賞制覇の可能性は十分ある。


5枠10番
アナザーリリック
牝4/53kg 
津村明秀/林徹
騎手厩舎連対率:25%
中京芝:未経験 
芝2000m:0-0-0-1 
最高タイム:2.01.8
《期待値60%》

先週の時点ではまだ太いと言っていたけど、今週は絶好の動きを見せ「素軽さが出てかなり良い。これなら好勝負」と陣営は自信を持っている。ノーザンはターコイズSを使おうと言ってきたけど、調教師とジョッキーで長い距離を進言したためここになった経緯がある。進言した以上は結果が欲しいところだろう。


6枠11番
カセドラルベル
牝6/52kg 
幸英明/西村真幸
騎手厩舎連対率:21.4%
中京芝:1-0-0-2 
芝2000m:3-2-1-5 
最高タイム:1.57.9
《期待値55%》

「集中力もついてきたし前にも行けるようになったからブリンカーを外してみる。それでどう変わるかな」とのこと。馬の感じは大きく変わってないが、550キロもある超大型馬で見た目の雰囲気は悪くない。


6枠12番
デゼル
牝5/55.5kg 
川田将雅/友道康夫
騎手厩舎連対率:48.5%
中京芝:0-0-0-1 
芝2000m:0-0-0-1 
最高タイム:2.00.4
《期待値60%》

「ここを目標にしっかりと稽古ができている。エリザベス女王杯も状態としては決して悪くなかったが、そこからの上積みを感じさせる動き。今はバランスが整ってきたし、馬の走りの雰囲気がいい。左回りの中京もコース的にはいいし、条件も合っている。この馬の一番の持ち味である切れ味をレースで引き出せるようならば」と厩舎サイド。55.5キロのハンデにはやや不満を見せていたが、昨春2連勝の脚が蘇ればここも勝ち負けになっても不思議ない。



7枠13番
ラヴユーライヴ
牝5/52kg 
松岡正海/矢作芳人
騎手厩舎連対率:5%
中京芝:0-1-0-1 
芝2000m:1-2-0-1 
最高タイム:2.00.4
《期待値60%》

ここにきてようやく飼い食いが安定してきたようで、その分調教もしっかり出来るようになってきた。まさに今が成長、充実期といっていい。距離もマイルは忙しいという中で勝ったし、その時もカラダは増えていた。「本来は2000mぐらいがベスト。血統考えてもこの歳ぐらいに本格化してくるのかな」と厩舎は結構強気。坂井瑠はマリアエレーナが先約のため乗れないが、今回はテン乗りで松岡が騎乗する。本人は「勝つにはハナしかなさそう。行けそうなら狙ってみる」と逃げの手を示唆している。


7枠14番
ホウオウエミーズ
牝5/51kg 
丸田恭介/池上昌和
騎手厩舎連対率:33.3%
中京芝:未経験 
芝2000m:0-0-0-2 
最高タイム:2.00.8
《期待値50%》

丸田が乗り出して④②①⑤②②着と一度も掲示板を外していない。重賞でもマーメイドSで5着に健闘しており、今回も具合は良くて結構盛り上がってた。ただ、この枠にはややトーンダウンで「もう少しインが欲しかった。この枠だと少し乗りづらいかな」と頭を悩ましている。軽ハンデを生かしてどこまで食い込めるか。


8枠15番
シゲルピンクダイヤ
牝6/54kg 
和田竜二/渡辺薫彦
騎手厩舎連対率:20.3%
中京芝:0-1-1-1 
芝2000m:0-1-2-1 
最高タイム:2.00.0
《期待値60%》

桜花賞ではグランアレグリアの2着という実績を持つ同馬も、ついに2勝目をあげれずについに6歳になってしまった。“最強の1勝馬”は今年こそ返上できるだろうか。「前走からジェーンビットに替えたらモタれずに走れた。最後まで真面目に集中していた感じもあったしね。牝馬限定戦でもあるし、前走より多少はメンバー上がった感じはするけど、同じぐらいは走れて良いと思う」と引き続き厩舎の感触は悪くない。とにかく勝ち運だけ。


8枠16番
ラルナブリラーレ
牝5/52kg 
池添謙一/石坂公一
騎手厩舎連対率:45%
中京芝:0-0-1-0 
芝2000m:0-0-0-1 
最高タイム:2.02.5
《期待値55%》

社台RH3頭出しの3頭目。「もともと距離を延ばしてみてもいいかなと思っていた馬なので2000mは心配していない。前走がいい内容で勝つことができたし、今は具合もいい。怖がりな面もマシになってきているが、できればスンナリとしたレースができればそれなりに走れるはず。馬込は入りたくないので大外は歓迎」というのが厩舎の話だが、担当している助手も「かなりデキはいい」という話をしている。初めての重賞挑戦でどこまでやれるか。


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