小倉大賞典

小倉競馬場4日目11R
第55回
小倉大賞典
芝 1800m/GⅢ/4歳上/国際/ハンデ


【事前情報ランクM】


大阪杯のGⅠ昇格に対して番組編成が行われた2017年から、1月のAJCC、そして次週の中山記念、さらには3月の中京に組まれるようになった金鯱賞が主な前哨戦。おおよそGⅠを目指す有力馬がそちらに向かうその狭間にあるこのハンデ戦は、いわゆる2軍・3軍のメンバー構成。昨年はヴェロックスの参戦で注目が集まったが、今年は4歳馬が不在のメンバー構成。今後減少傾向は避けられず、その意味では高齢馬にチャンスがあるこの一戦。一筋縄では収まりそうに無いが、果たして…。
さて、3月も目前、そして何より春のGⅠを直前に控え、クラシックを目指す3歳馬だけでなく、古馬オープン馬にとっても、この先のGⅠシーズンに向けて重要な時期に突入します。
昨年は中山牝馬Sの【馬連4万8730円】の特大ヒットを筆頭に、チューリップ賞で【3連単1万3180円】、ニュージーランドT【3連単3万4500円】ほか、数々の情報馬券をお届けしましたが、今年も大きくご期待下さい。




1枠1番
カデナ
牡7/58.0kg 
菅原明良/中竹和也
騎手厩舎連対率:-
小倉芝:1-1-0-0 
芝1800m:2-0-1-2 
最高タイム:1.46.1
《期待値60%》

昨年のこのレースは、出遅れたが道中ロスなく立ち回り、直線は内を捌いてきて見事に勝利。
連覇を狙う今回、昨年同様に中山金杯11着からのローテで臨む。斤量は昨年57キロから58キロに1キロ増量。鞍上は鮫島克騎手から菅原明騎手に替わる。この菅原明騎手、デビューしてから2年間、30勝オーバーで今年も小倉開催では大活躍の若手。更には先日この馬と似ている、『カラテ』という馬で東京新聞杯を勝ち、重賞初制覇して勢いに乗っている。
「ひとつ年齢を重ねましたが、衰えなく順調です。冬場に調子を上げるタイプで、デキも昨年くらいはあります。あとは上手く捌けるかどうかだけですね。最近スタートが良くないので、後ろからになると思いますが、突き抜ける決め手はあるので、流れ次第で出番はあるでしょう」と陣営。



1枠2番
ヴァンケドミンゴ
牡5/56.0kg 
藤岡佑介/藤岡健一
騎手厩舎連対率:25.7%
小倉芝:0-0-0-1 
芝1800m:2-1-1-2 
最高タイム:1.46.3
《期待値60%》

前走の中山金杯、近走の充実ぶりが評価されて4番人気に支持された。好位で上手く流れに乗っている様に見えたが、勝負所で反応が悪くなり、直線では後退してしまい11着同着に終わった。
「血統的にも中山はこなせると思っていましたが、流れも向きませんでした。その後はこのレースを目標に調整。先週、ジョッキーが乗りビッシリやってスイッチが入ったのか、今週の稽古もとても良い動きで仕上がりは申し分ありません。福島コースがベストですが、小回りの平坦コースは合っています。差す競馬が決まる流れになれば、この馬にも十分に出番があると思います」と陣営。



2枠3番
テリトーリアル
牡7/56.5kg 
石川裕紀人/西浦勝一
騎手厩舎連対率:12.5%
小倉芝:0-0-0-1 
芝1800m:3-2-1-3 
最高タイム:1.44.9
《期待値60%》

4走前のオクトーバーSで、藤岡康太騎手が東京にこれないので代打で騎乗。2番手追走から楽に抜け出して、『素晴らしいセンス』と絶賛。
その後、どこに出走しても、この馬のために足を運ぶ、今回も同様。しかも今回は管理する西浦師が今月末で引退という事もあり、これまで以上に力が入っているとの事だ。
「相変わらずデキは良く、獣医さんも太鼓判の心臓の強さです。前2走は良い位置につけられましたが、自分から動ける流れではありませんでした。ハンデも据え置きだし、内目の好枠を引けたので、噛み合えば押し切るシーンもあるでしょう」と陣営。
ちなみに担当はこの後は友道厩舎に行く予定。馬は未定なので、コンビを組むのも最後かもしれないので、目一杯の仕上げで臨むとの事。


3枠6番
アールスター
牡6/56.0kg 
長岡禎仁/杉山晴紀
騎手厩舎連対率:20.0%
小倉芝:2-0-0-1 
芝1800m:未経験 
《期待値65%》

昨夏の小倉記念を10番人気で勝利し、鞍上の長岡禎仁騎手がデビュー9年目にして待望の重賞勝利を挙げた。
その後の2戦が振るわなかったので、前走の中山金杯では13番人気の低評価。しかし、スタートでやや不利を受けて後方からの競馬になったが、直線はメンバー中最速の上がりを使い5着まで追い込んできた。好位~中団につけて、早めの競馬で押し切りを狙うというこれまでのイメージを覆し、新たな一面を見せた一戦だった。
「前走は行けなかったので、無理せずに自分の競馬に徹しました。ロスなく運べたし、最後の伸びも良く、今後に繋がる内容でした。中間も順調だし、ハンデも据え置きの56キロなら、メンバー的には今回の方が楽だし、コースとの相性も良いので、楽しみになりました」と鞍上。



4枠7番
フェアリーポルカ
牝5/55.0kg 
和田竜二/西村真幸
騎手厩舎連対率:20.0%
小倉芝:0-0-0-1 
芝1800m:3-0-0-2 
最高タイム:1.46.1
《期待値60%》

前走のターコイズSは牝馬同士とはいえ56キロのハンデを背負い、しかもマイル戦は初めてだったが、道中モタつきながらも直線はシッカリと脚を伸ばしてきて3着は確保。牝馬同士のGⅢレベルなら底力は上である事を証明した。
今回は牡馬混合となるが、ハンデは55キロだし、実績のある小回りの1800mと条件は好転する。「2週前には稽古駆けする馬に遅れていましたが、そこで気持ちが入ったのか、今週は良い動きで仕上がりは良いです(併せて先着されたフルヴォートは土曜日の阪神2Rを勝利)使い込んで荒れた馬場はこの馬に向きそうなので、一瞬の決め手を生かして上位争いを期待したいですね」と陣営。



5枠9番
バイオスパーク
牡6/57.0kg 
内田博幸/浜田多実雄
騎手厩舎連対率:22.2%
小倉芝:0-0-0-1 
芝1800m:1-5-0-2 
最高タイム:1.47.3
《期待値60%》

2走前の福島記念、ゲートも出たし、道中も完璧な競馬ができて、ゴール前で勝ち馬にクビ差競り勝ち勝利。鞍上の池添謙一騎手にJRA全10場重賞制覇という記録をもたらした。
ただ、前走の中山金杯は、『ハンデが一気に2キロ増えるし、平坦が得意な馬なので、坂のある中山コースも気になるし、大外枠だし…』とトーンが低くかった。その不安が現実になってしまい、スタートは出たが、内に入れるタイミングを掴めずに10着と凡走に終わった。
「終始力んでいたので、最後苦しくなりました。今回、平坦の1800mになるのは大歓迎です。ハンデが据え置きで57キロですが、他の馬との比較でもそう不利だとは思わないし、体調も変わらず良いので、あとは内田さんが上手く乗ってくれるかですね」と厩舎サイド。
同馬主のバビットを、急遽の乗り替わりでラジオNIKKEI賞を勝たせ、続くセントライト記念も連勝した事でお気に入りとなった内パクがご指名で今回騎乗。この馬でもその手腕が問われるところ。



6枠12番
デンコウアンジュ
牝8/56.0kg 
蛯名正義/荒川義之
騎手厩舎連対率:17.6%
小倉芝:1-0-0-0 
芝1800m:2-0-1-9 
最高タイム:1.46.4
《期待値65%》

8歳牝馬だが、これまでには2017年のヴィクトリアマイルで2着を始め、2019年の福島牝馬S、2020年愛知杯と重賞制覇の実績を誇る。
今回は今月一杯で引退して調教師に転身する蛯名正義騎手のJRA全10場重賞制覇という記録達成もかかっている大事な一戦だ。昨今はリーディング上位の騎手への依頼が殺到するのが通常だが、この厩舎の場合、今回のような蛯名騎手や、落馬事故から復帰した現役最年長の柴田善騎手等々、昔ながらの人情味に溢れる騎手の起用を見せている。
「牝馬ですが使い込んで良くなる馬で、前走はレースぶりに進境を見せました。調教の動きも前走以上で、完全に覇気が戻って毛ヅヤも良くなっています。56キロのハンデで牡馬相手は楽ではありませんが、小倉の1800mの流れがピッタリの馬だし、馬場も味方してくれそうなので、チャンスはあると思います」と陣営。



8枠15番
ボッケリーニ
牡5/57.0kg 
浜中俊/池江泰寿
騎手厩舎連対率:0.0%
小倉芝:1-1-0-0 
芝1800m:3-3-0-0 
最高タイム:1.45.5
《期待値65%》

オープン特別で2回2着が続いたが、前走の中日新聞杯で待望の初重賞制覇。
全兄はGⅠの2勝馬ラブリーデイ。明け5歳の中山金杯を勝って、そこからメキメキと頭角を現して、宝塚記念を制してGⅠホースの仲間入りをした。デビュー当初から期待されてきた弟のこの馬も、兄を彷彿とさせる勢いで素質を開花させそうだ。
「ラブリーデイは、明け5歳の中山金杯くらいから本格化しました。それに比べると、この馬は半月くらい早いですね。この中間も更に調子を上げていて、兄同様に急激な良化を見せています。完全に充実期に入った印象です。前回で2000mを克服できたのは自信になったし、ハンデも57なら許容範囲。走り慣れた小倉の1800mならば、舞台設定もも問題なく、ココは連勝して、春は大きなところを目指したいですね」と陣営。




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