京都2歳S

阪神競馬場8日目11R
第7回
京都2歳S
芝 2000m/GⅢ/2歳/国際/馬齢


【事前情報ランクM】


デイリー杯2歳Sのレッドベルオーブ、東スポ杯2歳Sのダノンザキッドと楽しみな2歳牡馬が徐々に出てきたが、今週の京都2歳Sも10頭全て1勝馬ながらハイレベルで楽しみな一戦。ここを勝ち上がった馬はホープフルSや来春のクラシック路線で注目の存在になってくるだろう。
今年は阪神で行われるので、京都で行われるいつもの年と比べると中山で行われるホープフルSや皐月賞に繋がりそうな雰囲気はある。ジャパンカップと合わせて金曜発売が行われていて、まずはグロリアムンディとラーゴムが人気を集めているようだが、その他の馬も粒ぞろい。以下の情報を参考に、クラシック候補の評価を検討してもらいたい。
日曜日はジャパンカップと京阪杯。ジャパンカップが楽しみなのは言うまでもないが、裏の京阪杯もいかにも荒れそうで馬券的な楽しみはある。ちなみに、ジャパンカップは12Rだが15時40分発走。京阪杯は16時15分発走で、阪神12Rが今週最後のレースということになる。




2枠2番
バスラットレオン
牡2/55.0kg 
坂井瑠星/矢作芳人
騎手厩舎連対率:16.9%
阪神芝:未経験 
芝2000m:未経験 
《期待値60%》

札幌開幕週の新馬戦を逃げて快勝し、続く札幌2歳Sでは1番人気に推されていた矢作芳人厩舎バスラットレオン。そこでは2番手から上手く運んでいたが、ソダシとユーバーレーベンのマクりを受けて3着まで。賞金加算はならなかったため、今回こそは2着以上が欲しい一戦となる。
札幌2歳Sの後は東京マイルのサウジアラビアRCへの出走も検討されていたが、「疲れが残っていたので無理せず立て直してここまで待つことにした」ということで京都2歳Sへ。「しっかり乗り込めて成長を感じる。札幌にいた時よりも体全体を使って走れるようになってきた」とのことだ。
懸念材料を挙げるなら2000m戦になること。陣営は「動けるようになった一方で、前進気勢が強くなってきたので距離は心配。前に壁を作って運ぶ形で我慢させたい。普段はうるさいタイプではないが、今回は滞在だった札幌と違って輸送があるので、そこもこなせるかどうか」と話していた。一応当日の気配はチェックしておきたい。


4枠4番
グラティトゥー
牡2/55.0kg 
松山弘平/橋口慎介
騎手厩舎連対率:15.9%
阪神芝:未経験 
芝2000m:0-1-0-0 
最高タイム:2.04.6
《期待値60%》

夏の小倉開催でデビューし、新馬戦は2着以下に5馬身差を付ける圧勝。2戦目には京都の紫菊賞を選び、評判馬ヨーホーレイクと一騎打ちの末にクビ差の2着となった。紫菊賞でも3着以下には3馬身半差を付けていて、ポテンシャルの高さはしっかり見せ付けている。
鞍上は新馬戦でコンビを組んでいた松山弘平騎手に戻るが、これは紫菊賞の日に東京で府中牝馬Sがあり、松山弘平騎手が東京に行っていたから。前走の岩田康誠騎手は一戦限りの代打と決まっていたようだ。その岩田騎手は「抑えなかったら勝ってた」と前走の騎乗を少し悔やんでいたいたという。
「状態に関しては文句の付けようがない。雰囲気だけならもうオープン馬」と関係者はかなり強気。「折り合いが課題の馬だけに、これだけデキが良いとレースでの行きっぷりが逆に心配になるくらい」とのことだ。父はエピファネイア。エピファネイア産駒で松山騎手と言えば、すぐにデアリングタクトが思い浮かぶ。


5枠5番
グロリアムンディ
牡2/55.0kg 
福永祐一/大久保龍志
騎手厩舎連対率:41.2%
阪神芝:未経験 
芝2000m:1-0-0-0 
最高タイム:2.05.8
《期待値60%》

秋華賞当日の京都で新馬勝ちを収めた大久保龍志厩舎グロリアムンディ。稍重だったため勝ち時計は2分05秒8と平凡で、2着馬との差も1馬身半だったが、見た目の勝ちっぷり以上に関係者の評価は高いようだ。
「レース後すぐに福永から『重賞に使って欲しい』と言われたので京都2歳Sを目標に調整してきた」と厩舎サイド。「この厩舎の2歳馬ではトップの評価。ショックアクション(新潟2歳S勝ち)よりも上です」と厩舎筋の関係者もかなり高く評価している。
重賞挑戦を進言した福永祐一騎手は「阪神カップのインディチャンプよりこの馬に乗りたい」と、既にホープフルSでグロリアムンディに乗る算段だという。関係者は「来年の福永はこの馬かシャフリヤールでクラシックだろう」と話しており、ココで結果を出してクラシック候補として名乗りを挙げられるか注目。


7枠8番
ワンダフルタウン
牡2/55.0kg 
和田竜二/高橋義忠
騎手厩舎連対率:23.5%
阪神芝:0-1-0-0 
芝2000m:未経験 
《期待値60%》

6月末の新馬戦は先週の東スポ杯2歳Sを勝ったダノンザキッドに敗れたものの、2戦目の未勝利戦を8馬身差で圧勝。休みを挟んで臨んだ萩Sは1番人気で3着に敗れてしまったものの、そこで2着だったジュンブルースカイも東スポ杯2歳Sで3着。今まで戦ってきた馬たちは既に重賞で結果を残している。
「一度使って素軽くなってきた。前走も能力が上だろうということ自信はあったが、今回は状態面の上積みも込みでさらに楽しみ」と厩舎筋のトーンは前向き。「前走はいくつか使うレースの候補があって、色々考えながら調整していたのでデキはメイチではなかった。今回は使うと決めていたレースなのでキッチリ仕上がっている」とのことだ。
「長く脚を使うタイプで、速い上がりの切れ味勝負だと分が悪いので、内回りになるのは絶対にプラス」と厩舎サイドはコース替わりと距離延長にも期待を抱いている。反撃の可能性は十分にありそうだ。


8枠9番
ラーゴム
牡2/55.0kg 
武豊/斉藤崇史
騎手厩舎連対率:33.3%
阪神芝:1-0-0-0 
芝2000m:1-0-0-0 
最高タイム:2.04.1
《期待値60%》

前走のアイビーSでは北村友一騎手が素質を見込んで東京まで一緒に遠征してきたという情報を掴んだ上で本命公開し、万馬券的中をお届けしている斉藤崇史厩舎ラーゴム。そのアイビーSは惜しくもクビ差2着で賞金加算に失敗し、おまけに北村友一騎手は騎乗停止で今回は乗れなくなってしまったが、今回は武豊騎手とのコンビで賞金加算、そしてクラシック戦線への殴り込みを狙う。
北村友一騎手は14日の競馬で28日からの騎乗停止が決まったため、その時点でラーゴムの乗り替わりは決定。そこで代役が武豊騎手に決まり、2週続けて追い切りに騎乗している。武豊騎手は最終追い切り後に「先週より良かった」と仕上がりの良さを褒めていて、これには厩舎サイドも胸をなでおろしたそうだ。
「前走は1~2コーナーでハミを噛んで引っ掛かったのが最後に響いたかもしれない。なので今回も折り合いはカギになるが、溜めればしっかり脚は使ってくれる」と厩舎サイド。「追わせるタイプなのでユタカさんと合うかどうかだけど、感触は掴んでもらったしココでも勝ち負けになる馬なので楽しみにしている」と、自信はある様子。



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