プロキオンS

阪神競馬場4日目11R
第25回
プロキオンS
ダ 1400m/GⅢ/3歳上/国際/別定


【事前情報ランクC】


今年は阪神で行われるプロキオンS。例年は左回りの中京なので東京の根岸SやフェブラリーSとの結び付きがあるが、今年はメンバーを見ても阪神や京都で実績を積み重ねてきた馬の参戦が多い印象だ。
前日1番人気が重賞初挑戦、オープン1勝の実績のみのレッドルゼルというのはやや意外だが、昨年も近況の勢いはあるが重賞実績はなかったアルクトス、ミッキーワイルド、ヴェンジェンスによるワンツースリーだった。夏場のレースで賞金を持っている馬は地方交流に行ったり休養したりということもあるので、実績よりも勢いが勝るということだろうか。
おそらく日曜日も馬場は湿ったままで、かなりの好時計が出そうな予感。コースレコードは1分21秒5だが、サクセスエナジー、ミッキーワイルド、サンライズノヴァの3頭は他場の1400m戦でこの時計をクリアしている。







2枠4番
ミッキーワイルド
牡5/56.0kg 
松山弘平/安田隆行
騎手厩舎連対率:0.0%
阪神ダ:未経験 
ダ1400m:2-4-1-1 
最高タイム:1.21.3
《期待値60%》

昨年のプロキオンSで2着だった安田隆行厩舎ミッキーワイルド。WORLDにとっては一昨年の秋に初ダートの勝負話を聞いて勝負レース的中をお届けしてから円の深い存在でもある。今年は根岸Sで大敗を喫してからリズムが悪くなっていたが、最も得意とする東京のダート1400mでのオープン特別・欅Sを使って2着と立て直しに成功。雰囲気を上げて2年連続のプロキオンSに臨んでいる。
「しばらく東京と中京だけにこだわって使っていた時期があったように、左回りの方が走りがスムーズ。なので例年通り中京でやってくれた方が良かったですね」と陣営は控え目だが、「トモの入りは2走前から良くなってきていて、良い頃の状態に戻ってきたのは感じていた。前走は手応え通りの結果を出してくれたし、今回も楽しみ」と、期待はしている様子。


3枠5番
レッドルゼル
牡4/56.0kg 
川田将雅/安田隆行
騎手厩舎連対率:38.1%
阪神ダ:2-1-0-0 
ダ1400m:3-3-0-1 
最高タイム:1.22.4
《期待値65%》

去年の秋に復帰してから6戦連続連対を果たし、既にオープン特別を勝っているレッドルゼル。安田隆行厩舎はデュープロセス、ミッキーワイルドと3頭出しだが、唯一重賞実績のないこの馬が一番の人気を集めている。
3勝クラスを突破した直後から「秋のJBCスプリントには間に合わせたい」と厩舎では大きく期待されており、続くコーラルSを楽に勝てたことで一度は「上半期はもう一つ勝って賞金加算をして、それで秋まで休ませられる」という方針に。ところが、必勝を期してレースを選んだ天保山Sをまさかの出遅れで2着に落とし、最初に描いていたプランとは異なる形でプロキオンSに出走してきた。
とはいえ、「前走は東京の予定を伸ばしたことで仕上がりに影響があった。懸念していた暑さはそれほどだし、今回の方が状態はいい」と陣営は前向き。コンビを組んで2戦2勝の川田将雅騎手に乗り替わるのは大きなプラスだが、これは前走のレース当日に北村友一騎手をクビにしたそうだ。


4枠7番
ラプタス
セ4/57.0kg 
幸英明/松永昌博
騎手厩舎連対率:31.4%
阪神ダ:1-0-0-0 
ダ1400m:6-0-0-1 
最高タイム:1.22.7
《期待値65%》

ダート戦では7戦6勝、しかも交流重賞を2連勝中の松永昌博厩舎ラプタス。初勝利を挙げた後に去勢手術を行なったことでさらに競馬ぶりが良くなっており、負けたのは東京への長距離輸送でイレ込んでしまったバレンタインSだけ。今回は中央馬16頭の競馬となるので地方の交流重賞とは趣が違うが、「それでも突破できるだけの勢いと能力はある」と関係者は強気だ。
「休み明けがうるさいのはいつも通り。馬体重そのものは大きく変わってないと思うけど、以前より肉付きが良くなって見た目にも良い体付きになってきました」と厩舎スタッフ。「今回は輸送の短い阪神コースなので大丈夫だと思いますが、中間はテンションを上げないように上手く調整できました。あとは展開ですね。この枠なら行き切った方がいいけど今回は他も速いので」とのこと。この馬の出方でレース全体の展開が左右される。





5枠9番
スマートダンディー
牡6/56.0kg 
秋山真一郎/石橋守
騎手厩舎連対率:31.3%
阪神ダ:4-0-0-3 
ダ1400m:8-4-1-6 
最高タイム:1.22.5
《期待値60%》

ダートの短距離路線では常連の立場となっている石橋守厩舎スマートダンディーだが、重賞に出走するのは意外にも今回が初めてとなる。阪神のダート1400mでオープン特別を3勝しているこの馬にとっては今年のプロキオンSが阪神で行われるのは絶好だろう。
「前走は狙っていたさきたま杯を除外になって仕方なく使ったレース。調整がずれて難しかったし、59キロを背負わされたので結果については気にしていません。むしろ6着ならよく頑張った方だと思います」と厩舎サイド。今回は中3週で順調に調整できており、斤量も一気に3キロ減。むしろ、プロキオンSへの叩き台としては非常に良い形だったと言えるかもしれない。重賞初挑戦ということで相手の層は厚いが、上積みと斤量減で勝ち負けを狙う。



6枠12番
トップウイナー
牡4/56.0kg 
浜中俊/鈴木孝志
騎手厩舎連対率:18.2%
阪神ダ:0-1-1-0 
ダ1400m:2-1-1-1 
最高タイム:1.23.4
《期待値60%》

ここ3戦、ダート1800m→ダート1200m→ダート1400mと異なる距離での3連勝を果たしてオープン勝ちの実績まで積み上げた鈴木孝志厩舎トップウィナー。関係者が快進撃の一因と見ているのが2走前のシドニーTでのマイナス16キロ。「体を減らしてから強くなった。モッサリ感が無くなって、今の馬体重が本格化の証という雰囲気です」とのことだ。
「距離を問わず前に付ける先行力があって、道中は我慢もきく。勝ち続けているので良いところしか見えないですが、今は本当に弱点らしい弱点がないですよ」と、関係者の評価はこの連勝中にかなり上がっている。一つ気にしているのが乗り替わり。「乗り慣れている和田騎手に乗って欲しかったのが本音です」とのことだが、和田竜二騎手はオープン特別を連勝中のサクセスエナジーを選んでいる。


7枠14番
サクセスエナジー
牡6/57.0kg 
和田竜二/北出成人
騎手厩舎連対率:23.5%
阪神ダ:2-1-0-3 
ダ1400m:7-3-1-8 
最高タイム:1.21.1
《期待値65%》

4歳シーズンの春から息長くダート短距離戦線で活躍を続けている北出成人厩舎サクセスエナジー。今年はここまで③②①①と尻上がりの成績で、JRAのオープン特別3勝+交流重賞3勝という実績は今年のメンバーではGⅠ馬サンライズノヴァに次ぐものと評していいだろう。
黒船賞ではラプタス、コーラルSではレッドルゼルに完敗だったが、その後は59キロ、58キロを背負いながら完勝。今回は57キロでの出走となりラプタス、レッドルゼルとの斤量差も縮まる。「ハナでも番手でも、とにかくゴチャ付かない位置で運びたい」と厩舎サイドは話しており、ラプタスが内枠、そしてサクセスエナジーが外枠という並びを考えるとラプタスを行かせての2番手が狙いになるか。






8枠15番
ワンダーリーデル
牡7/57.0kg 
藤井勘一郎/安田翔伍
騎手厩舎連対率:4.3%
阪神ダ:3-0-2-2 
ダ1400m:5-0-5-8 
最高タイム:1.23.1
《期待値60%》

今年はフェブラリーSで4着に健闘し良いスタートを切った安田翔伍厩舎ワンダーリーデル。ただ、続く黒船賞は「高知に着いてからエキサイトしてしまい、スタート前に後ろ扉を蹴ったりと平常心を失っていた」と陣営が振り返るように、イレ込みが響いて人気を裏切ってしまった。今回はそれ以来の復帰戦となる。
「この中間の放牧の目的は精神面のリセットです」と関係者。「落ち着いているし力は出せると思います」とのことだ。ただ、その一方で「叩いて次のエルムSが本当に狙っているレース」という話も。「ここを使ったらもっと調子が上がりそうな感じはある。自分で体を作る馬なので仕上がっているけど、フェブラリーS前の根岸Sみたいな雰囲気」とのことで、本気度はどこまでかという感じ。



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