マーメイドS

阪神競馬場4日目11R
第25回
マーメイドS
芝 2000m/GⅢ/3歳上/牝馬/国際/ハンデ


【事前情報ランクM】


愛知杯が3連単59万8880円、中山牝馬Sが3連単35万7990円、福島牝馬Sが3連単227万8000円と、いくら波乱傾向があるとはいえ、半端でないレベルの大荒れが続いている今年の“牝馬限定芝中距離重賞”
WORLDはこのうち中山牝馬Sにて馬連4万8730円の超特大ヒットをお届けしたが、毎度似たようなメンバーでハンデ戦、しかも道悪のマーメイドSも平穏に収まるとは考え難い。馬連で中山牝馬S級の超特大配当も十分に狙える一戦といっていい。そもそも、前日オッズでは3連単の1番人気が170倍。堅い目など存在しない。
トップハンデはセンテリュオの55キロで、最軽量はオスカールビーの49キロ。オスカールビーには新人の泉谷楓真騎手が騎乗する。軽ハンデ馬の活躍とともに若手騎手やリーディング下位騎手の大駆けが目立つレースでもある。
同じ内回りの中距離戦ということで、上半期の締めくくりとなる宝塚記念の参考にもしておきたい一戦。







1枠1番
リュヌルージュ
牝5/53.0kg 
団野大成/斉藤崇史
騎手厩舎連対率:21.9%
阪神芝:1-2-1-1 
芝2000m:3-2-2-3 
最高タイム:2.00.4
《期待値60%》

大雪かつ不良馬場の中山牝馬Sで14番人気2着の激走を果たし、馬連4万8730円的中の立役者となった斉藤崇史厩舎リュヌルージュ。続く福島牝馬Sは良馬場だったことと別定戦に替わって54キロだったことが影響して8着にとどまったが、今回は再びハンデ戦かつ道悪という中山牝馬Sと同じ状況に戻る。
「重賞で好走したのでハンデが53キロというのは仕方ないでしょう。それでも他の有力馬よりは有利です」と関係者。「連続して使っているので上がり目はないが下がってもいない」と厩務員は状態面を語っている。団野大成騎手は土曜の函館で3勝を挙げる活躍を見せたが、日曜日はこの馬のために阪神に戻ってくる。


2枠3番
ナルハヤ
牝6/51.0kg 
藤田菜七子/梅田智之
騎手厩舎連対率:54.5%
阪神芝:1-0-4-2 
芝2000m:2-1-5-6 
最高タイム:1.59.5
《期待値60%》

オーナーがタレントの陣内孝則氏で主戦が藤田菜七子騎手というタレント性の高い馬であるナルハヤ。パールS2着からの参戦で格上挑戦の形だが、その分ハンデは51キロ。安定した先行力があって道悪も得意としているので、馬場の回復が遅れるようなら好走のチャンスは十分にあるだろう。
マーメイドSは過去6年のうち5年でパールS出走馬が勝利。しかも、2019年がサラス(3着)、2018年がアンドリエッテ(3着)、2016年がリラヴァティ(1着)、2015年がシャトーブランシュ(4着)、2014年がディアデアマドレ(2着)と、勝ち上がった馬より、惜敗したおかげで軽ハンデになった馬の方が活躍している。ナルハヤもこのパターンに該当している。
「前日売りで1番人気を争っているのはさすがにやりすぎ」と関係者は人気沸騰ぶりに困惑していたが、馬場やハンデ、ローテーションなど後押しの要素は揃い過ぎるほど揃っている。





3枠6番
センテリュオ
牝5/55.0kg 
福永祐一/高野友和
騎手厩舎連対率:25.0%
阪神芝:1-2-0-3 
芝2000m:3-1-0-3 
最高タイム:1.57.6
《期待値60%》

昨年のマーメイドSでは1番人気で4着に敗れた高野友和厩舎センテリュオ。今年は昨年から1キロ増えて55キロのトップハンデ。オープン入りしてからは一度も馬券に絡んでいないが、僅差の競馬を続けている安定感やエリザベス女王杯4着の実績が評価されて斤量が上乗せされているようだ。
「ここ2戦もそうだが、人気より走らない時の敗因はいつも馬場というタイプ。大跳びなので渋ると良くなくて、今回も馬場状態がネック」と関係者は心配しているが、その反面状態面は絶好。「馬自身は完成の域に近付いている。デキだけなら今までで一番と言っていい」とのことで、つくづくトップハンデと馬場状態が惜しまれる。当日の馬場回復が早く、良馬場で走れるようならチャンスか。


4枠7番
エアジーン
牝4/52.0kg 
川田将雅/堀宣行
騎手厩舎連対率:50.0%
阪神芝:未経験 
芝2000m:1-1-0-2 
最高タイム:1.58.9
《期待値60%》

今年に入ってから初咲賞1着→スピカS2着→湾岸S3着と牡馬相手に長めの距離で好走を続けている堀宣行厩舎エアジーン。前走からやや間隔が空いているが「追い切りは手応え良く、息も出来ているし体の張りもいい」と厩舎関係者は仕上がりに太鼓判。「初の関西遠征なので金曜日に向こうに移動してスクーリングをさせる予定」と、堀厩舎らしい周到な準備でレースに臨む。
「これまで牡馬相手でも2000m以上のレースを選んで使っていた馬なので、阪神の2000mという条件は合いそう」と関係者。「前走くらいの馬体重で落ち着いて臨めるようなら能力自体は足りるはず。川田騎手で52キロなら勝ち負けまでありますよ」とのことで、雰囲気は良好。





5枠9番
サラス
牝5/54.0kg 
松若風馬/西村真幸
騎手厩舎連対率:25.0%
阪神芝:2-1-1-0 
芝2000m:3-1-0-3 
最高タイム:1.59.7
《期待値55%》

昨年のマーメイドSを7番人気で制した西村真幸厩舎サラス。その後で故障による長期休養があり、前走の新潟大賞典は1年ぶりの復帰戦だった。「休養明けでレース勘が戻っていなかったし、前残りの展開で流れ不向きだった」ということで15着という結果は仕方ないところ。叩いて連覇の懸かるマーメイドSに挑む。
「調教師はあまり自信がなさそうでした」厩舎筋からの報告。「まだ去年の頃には戻っていないようで、調子の良い馬の話をするときの勝ち負けという単語は出てこなかった」とのことだ。
「ハンデは昨年より重いけど、もともと斤量負けする馬ではない。フルゲートの内回り戦なら早仕掛けの馬も出てある程度流れると思うので、末脚を活かせる展開になれば」と厩舎スタッフ。


5枠10番
レッドアネモス
牝4/54.0kg 
北村友一/友道康夫
騎手厩舎連対率:28.6%
阪神芝:0-0-0-2 
芝2000m:0-0-0-1 
最高タイム:2.05.1
《期待値60%》

2走前の中山牝馬Sは「道悪が決して上手くないのによく差を詰めてきた。今のデキで良馬場なら勝ち負けになる」と6着ながらレース後に陣営が高評価。それで福島牝馬Sはトーンが上がっていたが、スタートから騎乗ミスと不利の連続で消化不良の6着。同じ6着でも前走は悔いの大きいものだった。
今回はまず馬場の回復具合がカギになるが、「距離は2000mまでなら大丈夫。引き続き状態は絶好だし、前走すら大きく崩れなかったように今は充実している」と厩舎サイドは引き続き前向き。「白百合Sではモズベッロに勝っているし、もともとポテンシャルは評価されていた馬。本当は前目から正攻法の競馬をしたいので、上手くスタートを決めたい」とのこと。


7枠14番
ミスマンマミーア
牝5/53.0kg 
小崎綾也/寺島良
騎手厩舎連対率:20.0%
阪神芝:1-0-1-0 
芝2000m:0-0-0-3 
最高タイム:1.59.9
《期待値60%》

前走は休み明けでプラス14キロ。そして1番人気のショウリュウイクゾに半馬身、3着馬にはさらに4馬身差を付ける完勝で烏丸Sを勝った寺島良厩舎ミスマンマミーア。「馬体重と勝ちっぷりが示す通り、一時の不振は完全に脱した」と関係者は前走を絶賛。「道悪は得意だし、去年のような差せる流れになれば突き抜けるシーンまである」と強気だ。
「この後は函館記念に向かうが、馬場や相手関係を考えると是非とも今回勝っておきたい」と陣営。「右にモタれるので、直線までジッとタメて、直線でバラけた内を突く形が理想です。馬場が悪くなると直線で馬群がバラけてくれるし、この馬自身は悪いところを通っても大丈夫。牝馬同士ならこのパワーは武器になります」とのこと。



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