毎日杯

阪神競馬場1日目11R
第67回
毎日杯
芝 1800m/GⅢ/3歳/国際/別定


【事前情報ランクC】


昨年の勝ち馬ランスオブプラーナは皐月賞へ。一昨年の勝ち馬ブラストワンピースはダービー直行。3年前のアルアインは皐月賞を制し、4年前のスマートオーディンは京都新聞杯へ。もう少し遡ると京都新聞杯→ダービーと連勝したキズナや、NHKマイルカップに向かい優勝したダノンシャンティがいる。毎日杯はその後のローテに多様な可能性が描ける一戦だ。
今年はきさらぎ賞の2・3着馬ストーンリッジとアルジャンナ、2戦2勝のサトノインプレッサが人気を集めそうだが、この3頭はいずれもディープインパクト産駒。道悪での競馬が想定されるが、能力だけでなく馬場適性も考える必要がありそうだ。
日曜日は唯一重賞のない競馬場となる今週の阪神だが、騎手も少なく少頭数のレースが多い中でどのような情報が出てくるか、GⅠ裏ならではの勝負話にも注目したい。




1枠1番
アーヴィンド
牡3/56.0kg 
国分恭介/岡田稲男
騎手厩舎連対率:0.0%
阪神芝:未経験 
芝1800m:未経験 
《期待値60%》

ダートの新馬戦を勝ち上がった岡田稲男厩舎アーヴィンドだが、これは「3月の2週目はもうダートの新馬戦しかなかった」からであり、血統的には完全に芝向き。しかも「動きがまだ重いし体付きにも余裕がある」という仕上がり途上の512キロで勝ち上がっており、かなりの能力を感じる存在だ。
今回は余裕のある状態からひと叩きしての芝替わりだけに、1戦1勝での重賞挑戦でも関係者のトーンは前向き。「初戦は位置を取れたし、良い勝ち方をしてくれた。使った後もダメージはなくしっかり上向いているし、芝でどれだけ走れるかが楽しみ」とのことだ。兄プレイズエターナルやエクセルシオールは短距離で活躍したが、父がキズナに替わったこの馬は中距離戦でも。


2枠2番
アルジャンナ
牡3/56.0kg 
ヒューイットソン/池江泰寿
騎手厩舎連対率:-
阪神芝:1-0-0-0 
芝1800m:0-1-1-0 
最高タイム:1.45.3
《期待値65%》

前走のきさらぎ賞で3着に敗れてしまったため、賞金的に皐月賞への参戦が微妙なラインとなってしまった池江泰寿厩舎アルジャンナ。今回は皐月賞トライアルではなく様々な路線に可能性を残す毎日杯に参戦する形となった。池江泰寿厩舎には中山向きに思えるヴェルトライゼンデがいるので、アルジャンナは今回賞金加算に成功してもダービー路線に舵を切る可能性がある。東京では従来のレコードを上回る東スポ杯2歳S2着の実績があり、とにかく今回の賞金加算は重要だ。
「前走は簡単に言うとスローペースの仕掛け遅れで前残りを許したという負け方だが、これは乗り方だけでなく、アルジャンナ自身も京都の下り坂を気にして上手くスパートできていないような感じだった。それを踏まえると阪神コースに替わるのは良いし、今度こそ力通りの結果を出して欲しい」と厩舎筋。きさらぎ賞で負けるまでは世代の中心と見られていた1頭だけに、何とかしたい。



5枠5番
ダノンアレー
牡3/56.0kg 
福永祐一/安田隆行
騎手厩舎連対率:45.5%
阪神芝:0-1-0-0 
芝1800m:0-2-0-0 
最高タイム:1.48.9
《期待値60%》

毎日杯は登録だけで、元々は中山にある芝1800mの自己条件が本線の予定だったという安田隆行厩舎ダノンアレーだが、週末の天気が悪くなると見た厩舎サイドが「2走前のつばき賞でかなり悪い馬場を苦にしなかったので、道悪になれば重賞でも」と判断して毎日杯参戦に予定を変更。ダート戦で新馬勝ちしていてディープインパクト産駒ながら馬力のあるタイプでもある。
「単純な能力でいったら重賞で走っている馬や2勝馬には見劣るけど、道悪で実績があるしノメらない走法なので雨は降れば降るほどいい。上位馬との差は詰まると思うよ」と関係者。「少頭数だし他に逃げにこだわるような馬もいないので、スタート次第ではこの馬がペースを握る可能性もある。外回りなので決め手勝負にならないような流れに持ち込みたい」とのことだ。ダノンアレーが粘れる馬場やペースになると、アルジャンナやストーンリッジにはきさらぎ賞の嫌な記憶が蘇るかもしれない。


6枠6番
ストーンリッジ
牡3/56.0kg 
岩田望来/藤原英昭
騎手厩舎連対率:24.4%
阪神芝:1-0-0-0 
芝1800m:0-1-0-0 
最高タイム:1.48.3
《期待値65%》

新馬勝ち直後に挑戦したきさらぎ賞で2着に好走した藤原英昭厩舎ストーンリッジ。「前走は1頭になってからフワフワして差されてしまい、キャリアの浅さが出たような負け方だった」と関係者は前走を振り返っている。
「この中間でグンと良くなったというほどの印象はないが、この血統はまだまだこれから伸びてくるしキャリアが浅い分レースは使うごとに上手くなっていくはず。新馬戦で乗ったデットーリも絶賛していたような馬だし、このメンバーなら引き続き楽しみだよ」とのことで、引き続き上位争いのチャンスは十分。
ただし、道悪に関しては不安の声がある。「トモがまだパンとしていないので下が緩くなると割引。前走でも内にササっていたし、今回の追い切りでもまだそういう面が見られた。軽い馬場の方が良いことは確かだろう」とのことだ。


7枠8番
サトノインプレッサ
牡3/56.0kg 
武豊/矢作芳人
騎手厩舎連対率:0.0%
阪神芝:未経験 
芝1800m:未経験 
《期待値65%》

新馬戦とこぶし賞をともに重馬場で勝利している矢作芳人厩舎サトノインプレッサ。母は日本でも走ったことのあるサプレザという良血馬で、今回は「良馬場での決め手を見てみたいという気持ちもありましたが、雨が降る分にはこの馬に有利なはずですからね」と陣営は悪天候を歓迎している。
今回は川島信二騎手から武豊騎手への乗り替わり。元々歩様が硬くて難しいところのある馬で、それで調教から乗り続けている川島信二騎手がレースでも乗っていたのだが、今回は「半持ちの社台ファームが重賞では良い騎手を乗せたいと言ってユタカさんに。里見さんや厩舎は川島で良かったようだが、押し切られる感じで乗り替わりになった」とのことだ。「歩様が危ないので調教で乗って癖を掴んでもらいたかったけど、スケジュールが合わず。下が緩ければ大丈夫だと思いますけどね」と厩舎スタッフは語っていた。




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