共同通信杯

東京競馬場6日目11R
第54回
共同通信杯
芝 1800m/GⅢ/3歳/国際/別定


【事前情報ランクC】


皐月賞、ダービーへの直結度ではトライアルの弥生賞やスプリングSを上回ると言っていい注目の東京重賞・共同通信杯。今年は3戦3勝のマイラプソディが前日オッズで1倍台前半という支持を受けているが、地元関東馬も黙ってはいないだろう。重賞タイトル、そしてクラシックに向けての賞金加算を目指し、この頭数でも激戦が予想される。
昨年は◎アドマイヤマーズ、○ダノンキングリーで1点目的中。特にダノンキングリーはその後の皐月賞、ダービーでWORLDの本命馬となり、ダービーでの馬連万馬券的中という快挙に結び付いた。アドマイヤマーズもその後NHKマイルCを制しており、やはり共同通信杯を選び、そしてそこで結果を出した馬はその後も絶対に注目すべきということだろう。
そして、注目の3歳ダブル重賞が終わると、いよいよ来週の東京では今年最初のGⅠフェブラリーSが待ち受ける。連覇を狙うインティに、突如ダート界に新風を吹き込んだ安田記念馬モズアスコット、さらには地方馬が3頭(実質4頭)参戦するなど、今年はバラエティにとんだ顔ぶれになっている。馬券的にも相当面白くなるだろう。




2枠2番
ビターエンダー
牡3/56.0kg 
ミナリク/相沢郁
騎手厩舎連対率:25.0%
東京芝:1-0-1-0 
芝1800m:未経験 
《期待値65%》

京成杯では4コーナーで前が塞がる不利もあり、惜しくも4着までだった相沢郁厩舎ビターエンダー。その後については続けて重賞の共同通信杯に向かうか、自己条件のフリージア賞(2月22日)で確実に2勝目を目指すかが議論されたが、クラシック級というオーナーサイドと厩舎サイドの見解は変わらなかったため強豪揃いの共同通信杯に向かうことを決断。津村騎手は京都記念のカレンブーケドールで決まっていたため、今回はミナリク騎手を手配している。
その津村騎手、今回は騎乗しないものの中間の調教には乗っており、関係者に「前走は初めての重賞だったのでレース後は疲れていたが、すぐに回復した。中山は合っていなかったので東京はいいけど、距離はもっと欲しいタイプ。できればゆりかもめ賞から青葉賞、ダービーのような2400mにこだわるローテが理想」と語っていたそうだ。


3枠3番
ココロノトウダイ
牡3/56.0kg 
丸山元気/手塚貴久
騎手厩舎連対率:27.3%
東京芝:未経験 
芝1800m:2-1-0-0 
最高タイム:1.47.9
《期待値60%》

手塚貴久厩舎の管理馬でこの勝負服、そして主戦が丸山元気騎手というと桜花賞馬アユサンを思い起こさせるところだが、ココロノトウダイはセレクトセールにて5832万円で落札されたノーザンファームの良血馬。ローカル場で勝ち上がってきたことや名前のイメージのせいなのか地味な扱いだが、2~3歳戦に強い手塚厩舎がクラシック候補と期待するだけあってポテンシャルは高い。
中間に骨膜が出たため京成杯の復帰予定をここまで延ばしているが、切り替えが早かったこともあり仕上がりは順調。前走のきんもくせい特別は「これまでは差す競馬だったけど、この前は少頭数とはいえ早めに動く形で勝てて幅が広がった」と評価されている。
丸山元気騎手は「この馬でクラシックに行きたい」と気合を持っており、手塚師も「2着だったら十分にあると思う」と、やや控えめな中にも自信あり。新潟外回りの未勝利戦を大外一気で勝っており、東京コースを苦にするタイプではないだろう。


6枠6番
ダーリントンホール
牡3/56.0kg 
ルメール/木村哲也
騎手厩舎連対率:41.2%
東京芝:未経験 
芝1800m:1-0-1-0 
最高タイム:1.49.8
《期待値60%》

先週の東京新聞杯をプリモシーンで制した木村哲也厩舎が2週連続重賞勝ちを狙って送り込むのがゴドルフィンのクラシック候補ダーリントンホール。前走時にはローテーションが二転三転し、東スポ杯2歳Sを回避して葉牡丹賞→ホープフルSというローテに切り替えるも葉牡丹賞で勝てなかったためホープフルS回避という流れに。その時と比べれば今回はスムーズな調整ができている。
「前走は体調が整わず東スポ杯を回避した後だったし、叩きのつもりだったので良化途上。走りのバランスが修正し切れない状態で使った割には頑張りました。今回は放牧を挟んで心身ともにリフレッシュできたし、夏の北海道の雰囲気には及ばないものの、前走時よりは明らかに良いです」と関係者。東京コースで関係者の期待に応える走りを見せたい。





7枠7番
フィリオアレグロ
牡3/56.0kg 
デムーロ/堀宣行
騎手厩舎連対率:38.1%
東京芝:1-0-0-0 
芝1800m:未経験 
《期待値65%》

今年の共同通信杯では唯一の1戦1勝馬となるフィリオアレグロ。堀宣行厩舎は過去6回このレースに管理馬を出走させて③⑨④②②②着。直近の3回はベルキャニオン、ドゥラメンテ、サトノソルタスで3戦連続2着となっている。
関係者の評価は非常に高く、「先を見据えてメイチの仕上げはしていないけど、それでもここでは負けていられない」とトーンは最高潮。「重馬場もこなしたけど、馬場が良くなれば更にキレを増すと思う」とのことで、馬場状態はどうなっても関係なさそうだ。「先週にジョッキーを乗せて負荷を掛けていて、その時は反応が良くて良い仕上がりだと感じた」と関係者。今週は終い重点ながら併走の古馬オープン馬にアッサリ先着し、態勢は整っている。
「この相手に結果を出せれば春が楽しみになってくるし、現時点でも厩舎ではサリオスの次くらいの評価をしている」と厩舎筋。1戦1勝で気性の若さもあるだけに、そのポテンシャルをしっかり出し切れるかどうかもカギになるが、大物感あふれる1頭であることは間違いない。





8枠8番
マイラプソディ
牡3/57.0kg 
武豊/友道康夫
騎手厩舎連対率:47.4%
東京芝:未経験 
芝1800m:1-0-0-0 
最高タイム:1.47.4
《期待値70%》

京都2歳Sで相手にしなかったミヤマザクラが土曜日のクイーンCを勝利。その京都2歳Sの時点で本命公開し、「クラシック本番まで有力候補の1頭になる」という情報をお届けしていた友道康夫厩舎マイラプソディがクラシック制覇への王道・共同通信杯で始動する。
「ココを勝って無敗のまま皐月賞に直行予定。ダービーを最大目標とした上で逆算してローテを組んでいるが、今回のテーマはG1本番に向けて学習しながら楽に通過点とすること」と関係者は豪語。「早めに抜け出して遊ばないように、敢えてゴールから逆算して仕掛けを遅らせるくらいの余裕があるはず」とも語っていた。
この中間は武豊騎手が乗って豪快な動きを見せた1週前追い切りが話題になったが、その時に武豊騎手も「明らかに今回の方がいい」と厩舎に伝えており、大江助手も「身体のシルエットが変わってきている」と成長力を絶賛していたそうだ。


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