阪神C

阪神競馬場7日目11R
第14回
阪神C
芝 1400m/GⅡ/3歳上/国際/定量


【事前情報ランクD】


いよいよ日曜はグランプリ有馬記念。世界で最も馬券が売れる競走で、競馬を知らなくても「有馬だけは買う」と国民行事化しているレースだけに、色んなところで有馬記念の話題が聞かれた。今年はG1馬が揃い踏みで例年以上の盛り上がり。WORLDでもサイト内でお伝えし切れないくらいの情報を入手した。今言えることは「馬券的に今年のG1で最大の期待値がある」ということ。日曜日の公開を楽しみにお待ち頂きたい。
さて、阪神カップ。冷静に場の状況を確認しておくと、まず今週から芝は【Bコース】に替わる。ただでさえイン前が優勢だったところ、インの傷んだ部分がカバーされることで更にその傾向に拍車が掛かる可能性がある。土曜の早い段階の芝のレースは良く馬場をチェックしておきたい。
また、時計面について。関西地方は水曜に雨が降ったが、金曜日に晴れたことであまり影響が残らなそうだ。先週まではかなり時計は速め。おそらく例年の中でも最速の部類の時計の出方をしている。Bコース替わりと相まっておそらく走破タイムは1分20秒を切ってくることが予想されるので、時計対応が必須になるだろう。
それらを踏まえてみていくが、人気馬は比較的インの絶好枠を引けており、荒れる要素は少し減った印象。情報的にも有力どころはそれなりに力が入っている情報が多かった。平日段階で穴候補に挙がっていた『フジキセキ持ち』のスマートオーディンは8枠17番。Bコース替わりでこの枠はだいぶ苦しいところに入った印象で、週中段階より少し割引は必要かもしれない。ちょっとこれは残念だ。







1枠1番
マイスタイル
牡5/57.0kg 
田中勝春/昆貢
騎手厩舎連対率:15.4%
阪神芝:1-0-0-1 
芝1400m:0-0-1-0 
最高タイム:1.21.3
《期待値65%》

今週の昆厩舎は『年内20勝』を目指して気合十分。もちろん総大将はこの馬だ。「G1の前走も見せ場を作ってくれたように、マイルから1400mの方が競馬はしやすい。時期によって中距離も使ってきたが、スピードのある馬なので、この条件にも注文はつかない。前走内容から、G2のこのメンバーならチャンスがあるだろう」と昆師。以前は中距離戦線で活躍していたが、スワンSで接戦し、マイルCSでも4着と距離短縮は正解。来年はこの馬と僚馬のライトオンキューで海外も視野に入っているようで、ここは何としても結果が欲しい。意気込みだけならこの馬が一番。






1枠2番
レッツゴードンキ
牝7/55.0kg 
岩田康誠/梅田智之
騎手厩舎連対率:12.5%
阪神芝:1-2-1-2 
芝1400m:1-1-1-1 
最高タイム:1.20.1
《期待値50%》

長らく現役を続けてきた女傑もここが引退レース。「ダートの前走こそ崩れたが、芝のレースはG1の2戦を含めて、最近も着順ほど負けていない。芝の1400m戦は京都牝馬Sを勝ち、昨年の阪神カップ2着など、4戦して馬券圏内は3回。最後のレースだが、大きな衰えはないのでここもチャンスはある」と厩舎筋は前向きの話をしているが、実際のところは「パンクさせずに繁殖へ上げたい」というのが本音のようだ。よくある“引退ヤリ”という雰囲気は感じられない。とにかく無事に現役を終わらすのがスタッフの最大の使命。






2枠3番
ノーワン
牝3/54.0kg 
坂井瑠星/笹田和秀
騎手厩舎連対率:12.5%
阪神芝:1-0-0-1 
芝1400m:1-0-0-2 
最高タイム:1.22.0
《期待値55%》

ぶっつけのスプリンターズSは8着に頑張ったが、前走のスワンSでは14着。「体が増えたのはいいことだけど、外伸び馬場で終始インの悪いところを通らされたのが敗因。京都ってタイプでもないしね。参考外でいいんじゃないかな」と陣営もサバサバ。アシカに実績からは阪神のほうが合っており、今回はイン前が優勢馬場での内枠引き。乗り方ひとつで大きく巻き返して不思議ない。「坂路の動きだけならヤレていいはずだよ」とスタッフも色気を見せている。






3枠5番
グランアレグリア
牝3/54.0kg 
ルメール/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:49.5%
阪神芝:1-0-1-0 
芝1400m:未経験 
《期待値65%》

スプリンターズSは直前で回避してその後予定していたマイルCSもパス。ここまでローテが狂うと扱いは慎重になるところだが、陣営から聞かれる情報はいい話のオンパレード。
「このレースに向けて順調」
「爪の状態も大丈夫」
「この馬の一番のパフォーマンスを発揮できるのがこの条件だと思う」
「ワンペースでギアがないからマイルより1400m向き。今の馬場もピッタリ」
「桜花賞で輸送を経験してるから何の不安もない」
調教にも乗っている北村宏や杉原も「普通に勝てるはず」で一致しており、ここまでの情報から判断すると「不安は一切ない」という状態で臨めるのは間違いなさそうだ。あとは芝1400mの適性でスペシャリストより上かどうかだけ。



3枠6番
メイショウショウブ
牝3/54.0kg 
松山弘平/池添兼雄
騎手厩舎連対率:14.7%
阪神芝:0-0-1-3 
芝1400m:未経験 
《期待値50%》

ツメの不安で秋華賞取消。追い切りの時点でおかしかった。その後は回復に向かったので取り消して正解。「調教の動きを見ても痛みがあるとは思えない」と状態は悪くないようだ。あとは古馬のこの距離のスペシャリスト相手にどうか。「今後はこういう路線で使っていかなアカン馬だから、徐々に慣れていかんとな。香港の影響かしらんが、例年よりメンバーも低調の気がするぞ」と厩舎サイド。感触は悪くないらしい。






4枠8番
グァンチャーレ
牡7/57.0kg 
池添謙一/北出成人
騎手厩舎連対率:35.3%
阪神芝:0-3-2-3 
芝1400m:0-0-1-2 
最高タイム:1.21.1
《期待値60%》

「これまで実績はマイルだが、この距離も心配はしていない。スワンSは次のマイルCSを意識しての競馬でタメていったが、今回はもっと前めでのレースになるだろう。今年で言うとピークは安田記念。そこまでは及ばないが、悪くないデキだし、期待感は十分ある」と北出師。安田記念で大見せ場をつくっての4着には驚いたが、あの競馬ができればG2なら勝機はある。とにかく鞍上とは相性がイイ(②②①②着)ので、そこは大いに強調材料になる。






5枠10番
フィアーノロマーノ
牡5/57.0kg 
スミヨン/高野友和
騎手厩舎連対率:33.3%
阪神芝:2-0-0-0 
芝1400m:1-0-0-2 
最高タイム:1.21.3
《期待値65%》

東京と京都がサッパリで、中山と阪神が得意という典型的なタイプ。前走はペースが落ち着くと見て一発を狙った乗り方をしたけど、スローの上がり勝負で切れ負けしてしまった。「南半球産で馬はだいぶ本格化してきたけど、コンスタントに走れないあたりストライクゾーンが狭いんだろうね。直線に坂があって持久力勝負のほうが向いている」と陣営はこの馬を分析。そういう意味では内回りのこの条件は絶好だろう。「ジョッキーに一度調教に乗ってもらいたかったけど(予定が合わなかった)、本人も納得のいくデキには仕上げてあるからいい走りをしてくれると思う」と厩舎は巻き返しに自信ありげ。



6枠12番
ロジクライ
牡6/57.0kg 
横山典弘/須貝尚介
騎手厩舎連対率:11.1%
阪神芝:1-0-2-3 
芝1400m:0-0-2-0 
最高タイム:1.19.5
《期待値60%》

横山典Jとは久々のコンビ。前に乗った時はこの舞台と同じ阪急杯(③着)だった。その時から言っていたが、鞍上はこの馬に対してはいいイメージを持っている。「この馬のことはよく見ていて、自分ならこう乗るというイメージがある」と当時も話していた。今回は2戦マイルを使った後の短縮戦になるので、ある程度強気に前々で粘り込む競馬が出来そうだ。「年齢的な衰えがなければ頑張れるはず」と引き続き手応え十分。



8枠16番
イベリス
牝3/54.0kg 
福永祐一/角田晃一
騎手厩舎連対率:100.0%
阪神芝:2-0-2-2 
芝1400m:0-0-1-2 
最高タイム:1.22.1
《期待値55%》

前走から空いたが乗り込み豊富。「状態はすごくいい。阪神も実績あるし、1400mも守備範囲。これは早熟馬じゃないし、まだ良くなる余地はある」とやってる担当はデキに太鼓判。ただ、内でロスなく運びたいので「この枠はどうかなぁ」と枠順を見て一気にトーンダウンしてしまった。それでもこの枠から一気に脚を使って前に行くのは変わらないので、どこまで粘りが利くか。






8枠17番
スマートオーディン
牡6/57.0kg 
武豊/池江泰寿
騎手厩舎連対率:23.5%
阪神芝:3-0-0-1 
芝1400m:1-0-0-2 
最高タイム:1.19.7
《期待値60%》

コースや条件云々の前に、毎度「折り合いがすべて」なので自分との戦いになる。ジョッキーも道中であまり動かないほうがいいのは分かっているので、今回も後方からの追い込みに徹してハマリ待ち。「前に行きたい馬が多いので勝手に前が潰れる形になってくれれば出番はあっていい」と他力本願になるのは仕方ない。フジキセキの血統が活躍しやすいレースでもあってこの馬にも穴ムードは漂っているが、Bコース替わりでこの枠から届くかどうか。



8枠18番
ストーミーシー
牡6/57.0kg 
北村友一/斎藤誠
騎手厩舎連対率:0.0%
阪神芝:0-0-0-4 
芝1400m:2-0-1-4 
最高タイム:1.19.8
《期待値50%》

1400mにこだわってのこのローテーション。ただ、帰ってきてからの動きはあんまりよくないようで、関係者からは「使って金杯の予定」という話が聞かれる。久々でもう1本欲しい仕上げというのが本音のようだ。インで脚を溜めたい馬でもあり、この枠も大幅な割引。




スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する