カペラS

中山競馬場4日目11R
第12回
カペラS
ダ 1200m/GⅢ/3歳上/国際/別定


【事前情報ランクM】


大いに盛り上がった先週・チャンピオンズCがダート王道路線の決戦とすれば、コチラはスピード自慢による争いだ。
とはいえ、例年、GI裏、さらには香港の裏ということもあり、騎手の顔ぶれも地味、そういう騎手が集うことからペースも乱れがち……。そして何より注目度が低い。あまり日の目を見ることのないカペラSだが、今年は様相が異なる。
その理由は言うまでもなく、“藤田菜七子騎手の中央重賞初制覇なるか”が取り沙汰されているから。既に大井で交流重賞は勝ったものの、やはりJRAで勝てるか否かはひとつの大きなターニングポイントとなりうるだろう。
そして何より、馬券的中の大きなカギを握る存在であることも間違いない。ただでさえ騎手の名前で馬券が売れるだけに、本当に買うべきか、それとも……のジャッジは重要。ぜひ、明日の最終決断も注目していただきたいところ。WORLDとしても、非常に得意としている『中山ダート1200m』で行われる唯一の重賞だけに、スカッと仕留めたいもの。
なお、週中【事情通のつぶやき】でも触れられていたように、何故か前走・JBC組が結果を残せていないレースだが、今年はJBCの舞台が地方の中でもかなり特殊なコース形態の浦和開催。過去のデータは通用しない可能性も十分ある。




1枠1番
ドリュウ
牡4/56.0kg 
デムーロ/土田稔
騎手厩舎連対率:33.3%
中山ダ:1-2-2-1 
ダ1200m:1-3-3-2 
最高タイム:1.10.8
《期待値60%》

お世辞にもイイ馬揃いとは言えない『馬主:ミルファーム』の所有馬の中で、非常に数少ないオープン馬の①ドリュウ。元々、デビュー当初からこの馬については素質を評価されており、良くも悪くも“走らない馬は徹底して使い倒す(出走手当てを稼ぐため)”傾向にある同馬主の中でも、大事に大事に使われてきた経緯がある。それでも4歳秋にしてキャリア24戦はなかなかの多さだが。
その甲斐もあってか、着実にクラスアップを重ねて、前走は初のオープン特別でも持ち前の末脚を発揮して勝ち馬から小差6着とメドを立てた。中山を走るのは久々だが、末脚を生かして前崩れを待ちたいところ。
なお、鞍上はM.デムーロとこれまた珍しい馬主×騎手の組み合わせだが、元々この週は香港遠征(ラヴズオンリーユー)を予定していたものの、パートナーが回避となったため、日本での騎乗に急遽切り替えた経緯がある。



2枠3番
ヒザクリゲ
牝4/54.0kg 
石橋脩/牧浦充徳
騎手厩舎連対率:0.0%
中山ダ:0-0-0-1 
ダ1200m:1-0-3-4 
最高タイム:1.12.0
《期待値50%》

デビュー当初は430キロそこそこの小柄な馬体、なかなか芯が入ってこなかったものの、今年に入って1勝クラス~3勝クラスまで3連勝、初の重賞挑戦となった佐賀・サマーチャンピオンでも僅差2着と好走。この頃から「馬体が成長してきて、しかも使っても減らなくなってきた」と成長の跡が数字面でも窺えるようになってきた。
前走の東京盃は久々に全く見せ場のない敗戦だったが、「どうやら大井の特殊な砂が合わなかったみたい。中央ならそんなこともないだろう」と厩舎は判断している様子で、今回も「中央の速いOPのペースに付いていければ戦えてイイ」とコッソリ期待されている。ただ、ココ最近騎乗していた横山典には「別にわざわざオレの都合に合わせて使わなくてもイイよ」と遠回しに“フラれた”ようだが。






2枠4番
ゴールドクイーン
牝4/55.0kg 
古川吉洋/坂口智康
騎手厩舎連対率:12.5%
中山ダ:1-0-0-0 
ダ1200m:2-0-0-2 
最高タイム:1.09.0
《期待値65%》

JBCレディスCでも相手1頭目の◯対抗指名、◎ヤマニンアンプリメと◎◯1点目から完全的中に貢献してくれたこの馬。現在のダート短距離路線では屈指の快速ホースだ。
2走前(ながつきS)には今回と同舞台をアッサリ逃げ切り、それも57キロ(牡馬換算で59キロ)と重い斤量を課された中で、後続を5馬身チギる圧巻の走りを見せている。元々、昨春は芝で重賞・葵ステークスを制したようにスピード能力に秀でていた中、昨年秋にダートへ転向。すぐには結果が出なかったものの、暮れのギャラクシーSでの逃げ切り勝ちがキッカケとなった感が強い。
スピードに勝った牝馬ということもあり、普段から気性面ではスイッチが入りやすいところがあるようだが、この中間は精神面に配慮した調整過程。今回も事前から“逃げ宣言”をしており、あとはその目論見が叶うか否か。






4枠7番
コパノキッキング
セ4/58.0kg 
藤田菜七子/村山明
騎手厩舎連対率:0.0%
中山ダ:1-0-0-0 
ダ1200m:5-1-1-0 
最高タイム:1.09.6
《期待値65%》

地方交流重賞の見解(買い目情報)を常日頃からお楽しみ頂いている方にはお馴染みの情報馬。今年はフェブラリーSから藤田菜七子を背に、オーナーサイド(Dr.コパ氏)による『ナナコに重賞を勝たせる』プロジェクトの下でコンビ結成。すぐさまに重賞勝利とはならなかったが、10月の大井・東京盃でついに勝ち星を挙げた格好だ。(敗れた東京スプリント、クラスターCは不安要素があり◎とせず、満を持して舞台が整った東京盃で◎指名、キッキングに関するジャッジは的確に行えている)
前走のJBCスプリントは先行勢が壊滅的に敗れる中、唯一前に付けた中で馬券圏内に残したのがこの馬。そのレースぶりからも、現在のダート短距離路線における最上位クラスと判断してイイだろう。この厩舎に深く食い込んでいる情報筋も「能力だけなら今回のメンバーなら一番だろう」という見解。その能力の裏に抱える気性面の難しさをナナコが上手くコントロールできるかどうか。



6枠12番
テーオージーニアス
牡4/56.0kg 
丸山元気/梅田智之
騎手厩舎連対率:0.0%
中山ダ:1-0-0-0 
ダ1200m:3-3-3-4 
最高タイム:1.09.2
《期待値65%》

半兄のテーオーヘリオス同様にダート短距離路線で着実にステップアップ。特にこの秋は準OP戦2着→1着とした後、OP初戦のオータムリーフSでも2着好走(当時◎指名、対抗◯スズカコーズラインが逃げ切り大本線的中)。ココに来ての充実ぶりは目を引き、初の重賞挑戦でも侮れないところ。
なお、前走までコンビを組んでいた川須から、今回は丸山にスイッチ。厩舎に聞けば「川須は阪神JFの騎乗を選んだ(※同厩舎のヒメサマに騎乗)」とのことだが、「前走も出遅れがなければ際どかった、あるいは勝っていたというレース。GI裏でどうなるかと思ったけど、イイ騎手を確保できたし、重賞でも楽しみだよ」と厩舎サイドのトーンはかなり明るい。



8枠15番
ヒロシゲゴールド
牡4/56.0kg 
津村明秀/北出成人
騎手厩舎連対率:0.0%
中山ダ:0-1-0-1 
ダ1200m:3-2-2-3 
最高タイム:1.09.3
《期待値55%》

3歳時は1勝クラスでも泣かず飛ばずで2ケタ着順を重ねてきた馬が、ブリンカーひとつで一変したのがちょうど1年前のこと。テンから飛ばす快速ぶりを見せ、今年は地方交流重賞でも勝ち負けを演じてきた。ただし、飛躍のキッカケとなったブリンカーを外しているココ数戦は、良くも悪くも“クセの少ない普通の先行馬”になったような雰囲気もあり……。一応、厩舎としては「気性面に成長が見られるから」という理由で馬具をリセットしたとのこと。
前走の室町S大敗については出遅れが響いたこともあり度外視可能、状態面はすこぶる順調のようだが、今回は2走前のながつきSで完敗を喫したゴールドクイーンとの兼ね合いがカギ。当時は斤量で1キロコチラが軽かったが、今回は逆に1キロ重い。それでも徹底先行を演じるのか、はたまた好位番手を取るのか。ある意味では展開を握る一頭である。




スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する