みやこS

京都競馬場2日目11R
第9回
みやこS
ダ 1800m/GⅢ/3歳上/国際/別定


【事前情報ランクM】


週中の無料コンテンツの重賞展望では【断然4歳馬が強い】ことを強調したが、抽選によってマイネルユキツバキとスワーヴアラミスは除外。逆に抽選突破したアドマイヤビクターには運がありそうだ。3歳時から「いずれは重賞を獲る馬」と言われた大器だけに、この馬が抽選を突破したのはレースが俄然面白くなった。晩成型が多い友道厩舎の好素材がこのメンバー相手にどんな競馬ができるか興味は尽きない。
また、既に実績を持っている4歳馬ならスマハマ。既にタイトルホルダーであるかのような存在感だが、実はこちらもまだ無冠。G1を狙う上ではここらでタイトルを獲っておかないと今後の番組選択にも支障が出てくる。それゆえこの一戦に懸ける思いはかなり強い。
この4歳2騎が古馬(5歳以上)の実績馬相手にどんな競馬を見せるか、それによって本番の勢力図がある程度見えてくる。月曜のJBCクラシック(こちらも4歳馬が人気)ともども暮れのチャンピオンズCを占う上で目が離せない一戦になる。




1枠1番
ヴェンジェンス
牡6/56.0kg 
幸英明/大根田裕之
騎手厩舎連対率:20.0%
京都ダ:0-3-2-3 
ダ1800m:0-1-0-0 
最高タイム:1.49.5
《期待値50%》

「初めての千八をよく我慢して走ってくれた」と前走を振り返る。その前走時は◎推奨して万馬券的中をお届けしたが、その時は「消耗度の少ない脚抜きのいい馬場」を大きな理由とした。基本的にワンターンの千四くらいがベストの馬で、良馬場のスタミナ戦になって強気に推せる材料はない。実際に厩舎周辺でもそういう声は出ている。直近の成績で人気になるかもしれないが、あまり鵜呑みにするのは危険。





1枠2番
アドマイヤビクター
牡4/56.0kg 
和田竜二/友道康夫
騎手厩舎連対率:29.4%
京都ダ:未経験 
ダ1800m:1-0-0-1 
最高タイム:1.52.3
《期待値65%》

賞金的に抽選の立場でも「出れれば勝負になる」と強気なことを言い続けて来たが、陣営の出走希望の熱が通って見事1/3の抽選を潜り抜けてきた。これには陣営も小躍りで、「一度使って馬体にも実が入っている。実績だけなら見劣るけど上昇度や勢いならウチのが一番。好枠を引いたこともあり、スンナリ先行できれば勝ち負けになっていいよ」と更にヒートアップ。これまで条件戦では単勝1倍台に支持されてきた好素材で、その都度「秋には重賞を勝てる」と言われていた。このレースに相性のいい4歳馬、軽視は禁物だ。


2枠3番
キングズガード
牡8/56.0kg 
秋山真一郎/寺島良
騎手厩舎連対率:0.0%
京都ダ:2-0-3-3 
ダ1800m:0-1-1-1 
最高タイム:1.50.6
《期待値55%》

この秋は中距離路線と決めてココ。前回も初の2000mで思ったほどガーッとは行かなかったし、この距離のペースにも慣れて来た感がある。「できれば同じジョッキーに乗ってもらいたかったけど、追い切りで感触掴んでもらったし、秋山とは手が合いそうなタイプ」と陣営は更に前進を狙う。ハンデ戦から別定になることで斤量面の恩恵があるのはプラスだし、枠順を見て「この枠だったらインでうまく脚を溜めたいね」と最短コースからのイン突きを目論んでいる。



2枠4番
アングライフェン
牡7/56.0kg 
北村友一/安田隆行
騎手厩舎連対率:49.4%
京都ダ:1-1-0-0 
ダ1800m:0-1-0-2 
最高タイム:1.51.6
《期待値50%》

ダートに路線を替えて経験を積むことでやっと重賞で通用するところまできた。ただ、OP特別を勝つところから前走の重賞2着までいずれもトップジョッキーによる最高の騎乗がもたらしたものであることは留意しておきたい。今回はブレイク前の主戦である北村友Jに戻るが、正直言って手が合うかは何とも言えない。厩舎のコメントも「力を付けているのは確かだが、ここは相手がかなり強力なので…」とトーンは低い。





3枠5番
スマハマ
牡4/56.0kg 
藤岡佑介/高橋亮
騎手厩舎連対率:26.7%
京都ダ:1-0-0-1 
ダ1800m:3-0-1-1 
最高タイム:1.47.6
《期待値70%》

ここ目標にビシッと仕上がっており、稽古でも自己ベストをマーク。同じ休み明けでも、骨折明けで今ひとつだった東海Sの時とはデキがまったく違う。「前回の中京が特殊な馬場だったので脚元の心配をしたが、幸いダメージはなかった。あれだけの速い時計で走れたことには満足している。休み休み使っているが、フレッシュでいい状態。大型馬で大事に使わせてもらっているが、少しずつしっかりしてきた。まだキャリアは浅いものの、可能性のある馬。自分の走りでどれだけやれるか見てみたい」と高橋亮師。休みの多いローテーションだからこそ目の前のレースが大事。ここも勝負の一戦になる。


4枠6番
ラビットラン
牝5/54.0kg 
酒井学/角居勝彦
騎手厩舎連対率:11.1%
京都ダ:1-1-0-1 
ダ1800m:0-1-2-1 
最高タイム:1.50.4
《期待値50%》

JBCレディスクラシックに使いたかったが補欠一番手で入れず。渋々こちらに回ってきた経緯がある。ジョッキーもテン乗りの酒井J。色々と臨戦過程から本気度に欠けるのは明らか。牡馬相手の別定戦では強気になれる材料がない。「無欲で乗って展開がハマってくれないか」と言うように、あくまで紛れた時の穴候補。





4枠8番
ワイドファラオ
牡3/56.0kg 
デムーロ/角居勝彦
騎手厩舎連対率:29.0%
京都ダ:未経験 
ダ1800m:未経験 
《期待値55%》

芝も含めてコーナー4つが初めて。スタッフらは「どう考えても距離が長い」という見立てをしているようだが、一部の意見としては「オーナーにはこれで1800mを諦めてもらって、短距離に専念したい」っていう目論見もあるようだ。というのも、この番組を選んだのはオーナー主導だから。ただ、この条件でもし好走するようだと今後のダート戦線で幅広く活躍が可能になる。陣営にとっても見極めの一戦。






5枠9番
アナザートゥルース
セ5/57.0kg 
大野拓弥/高木登
騎手厩舎連対率:16.4%
京都ダ:0-0-0-1 
ダ1800m:6-4-0-2 
最高タイム:1.50.5
《期待値55%》

厩舎に近い関係者によれば「前回よりは状態はいいけど、この相手で勝負になるって言い切れるだけの状態かというと疑問。相手も強いし、次につながる競馬ができれば」と控えめなトーン。自信のある時はもっと「イイ」とハッキリ言う厩舎だけに、今回は話を額面通りに受け止めていいのかも。情報的にはあくまで押さえの域を出ない。


5枠10番
リアンヴェリテ
牡5/56.0kg 
岩田康誠/中竹和也
騎手厩舎連対率:12.5%
京都ダ:1-2-0-3 
ダ1800m:1-0-0-4 
最高タイム:1.50.4
《期待値45%》

2周回るコースで嫌気を出してしまった。今回も何が何でも逃げにこだわる予定。「ハナにさえ行ければ少々キツくなっても頑張れる馬だから。あとは相手関係だね。インティにスマハマもいて厳しい展開にはなると思うけど、だからと言って戦法は変えられない」と厩舎。さすがに後続の圧は厳しそうだ。



7枠13番
ノーヴァレンダ
牡3/54.0kg 
松山弘平/斉藤崇史
騎手厩舎連対率:16.7%
京都ダ:1-0-0-0 
ダ1800m:2-0-0-2 
最高タイム:1.52.2
《期待値50%》

次のG1を意識する前哨戦にあって、ジョッキーを固定できないのは大きな弱み。そもそも若い馬(3歳馬)にとってはまずは賞金を加算するのが先で、G1を狙おうかという馬とは立場が大きく違う。「胸を借りるとしかいいようがないよね。前走よりだいぶメンバーが強くなるので強気なことは言えないけど、ここでの経験が次に生きれば」とあくまでチャンレジャーをアピール。






7枠14番
ウェスタールンド
セ7/56.0kg 
スミヨン/佐々木晶三
騎手厩舎連対率:-
京都ダ:未経験 
ダ1800m:0-1-0-1 
最高タイム:1.50.5
《期待値60%》

G1実績のある実力馬でスミヨン騎乗。プロフィール的には大いに注目すべき存在だが、今回に限っては陣営のトーンは高くない。「現役のダート馬では、この馬が一番末脚の破壊力は凄いだろうな。だが今回は休養明け。前走も休養明けで1番人気も4着だったから、あまり強気には推せないな」と厩舎に近い情報通。大きな声では言えないが、スミヨンに調教に乗せれるデキでなかったので乗せなかったという話もある。陣営としてはあくまでもここを使って本番に上向いてくれればいいという使い方。(それでも馬の底力と鞍上の腕だけで結果を出すかもしれないが…)






8枠16番
インティ
牡5/59.0kg 
川田将雅/野中賢二
騎手厩舎連対率:40.0%
京都ダ:2-0-0-0 
ダ1800m:5-0-0-1 
最高タイム:1.49.4
《期待値65%》

ここを叩いてチャンピオンズカップが本線だけど、ある程度仕上げないと反動がでるので、『8~8.5分』くらいは仕上げている。「休み明けは特に気にならないタイプ。気持ちがとても前向きなので、むしろ仕上げ過ぎに心配するくらい。同じ週にJBCもあるが、今年の浦和よりもコース的には京都の方がいい。G1馬なので59キロを背負うが、馬格のある馬なので斤量は気にしていない。チャンピオンズカップに向けてどんな内容のレースができるかを重視している」と野中師も期待の口ぶり。ただ、斤量に加えて枠順や展開面も有利とは言えず、乗り慣れたジョッキーが乗れないことも含めて、情報的には「絶対にこれがオススメ」というほどのトーンではない。あくまで上位争いの1頭という扱いだ。



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