札幌記念

札幌競馬場2日目11R
第55回
札幌記念
芝 2000m/GⅡ/3歳上/国際/定量


【事前情報ランクM】


もはやその顔ぶれだけ見ればGⅠと言ってもいいスーパーGⅡ。秋に向けてGⅠ馬がココから始動するケースも少なくない昨今だが、ハープスター、ゴールドシップの2014年、モーリスの2016年以上の盛り上がりを見せる今年。海外へ、この後の東京・京都へ。秋に向けてその思惑は様々ながら、その思惑が馬券に直結する事も恒例。レースは必見だが、馬券的にも注目のレースと言えそうだ。
【!】ただし、馬券的な注目度合を言えば今開催一番となりそうな次週のキーンランドC。
すでに先々週、3連単33万4450円のビッグヒットをお届けした他、馬連の万券的中4本など、大反響を頂戴している札幌開催にして、このキーンランドCには、昨夏の函館で5万5700円的中の本命馬としてもお馴染みのダノンスマッシュ、先日のアイビスサマーダッシュでは本命公開から2万7100円の的中馬券をお届けしたライオンボスなど、こちらも個性溢れる好メンバーが出走予定だが、ひと言、絶対に見逃せない一鞍となりそうだ。








1枠1番
ブラストワンピース
牡4/57.0kg 
川田将雅/大竹正博
騎手厩舎連対率:33.3%
札幌芝:未経験 
芝2000m:1-0-0-1 
最高タイム:1.57.5
《期待値65%》

前走の目黒記念は、同馬主のアーモンドアイとの兼ね合いで凱旋門賞に目標を切り替えたことにより、大阪杯6着から急遽参戦が決定。
『稽古では動いているが、調整が遅れた事は事実。まして59キロ、今回は押さえとする』との見解をお伝えしたが、不安的中で8着に終わった。しかも鞍上予定だったルメールが騎乗停止で池添に戻るというゴタゴタもあった。
その点今回はこのレースからの始動は早い時期から決定しており、函館に入厩した当初は540キロくらいの体になっており、前走よりも断然調整は楽だったの事だ。
今週を含めて今回から新コンビとなる川田騎手が2回函館で追い切りに跨っているのも強調できる。「前走は体を絞るのに必死でしたが、今回は減らない様に気を付けているくらいです。先週の調教でかなり負荷をかけた事で馬にスイッチが入り、今週乗り役さんが乗って、競馬が近づいている気配を感じていました。前走に比べると斤量も59キロから57キロになるので、ここは格好をつけられるでしょう」と陣営。
このレースの結果に関係なく、フィエールマンと共に凱旋門賞には行く予定。ただ、ノーザンサイドがフィエールマンをやや優先している感はあるが、同じ4歳で伸び盛りのこの馬にも当然期待している。


5枠8番
ゴーフォザサミット
牡4/57.0kg 
石橋脩/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:33.3%
札幌芝:0-0-0-2 
芝2000m:1-0-0-1 
最高タイム:2.00.9
《期待値60%》

目黒記念4着以来の競馬。「戻って来てから時計は1本ですが、牧場で十分やって来ました。なので息の入りも悪くないですよ。休ませて馬が成長しているし洋芝もダメだと思わないので、楽しみはあります」と厩舎サイド。
鞍上の石橋脩騎手は、当初ラッキーライラックでこのレースに乗る予定だったが同馬が回避。その後、この馬が使うのを聞きつけて志願しての騎乗となる。その鞍上いわく、「前走で改めて重賞を勝てる馬だと実感しました」と手応えを感じたらしい。「前走は少し早いと思いつつ積極的に乗り過ぎたのが敗因です。それでも4着と大崩れしていないし、やはり力がありますね」との事。相手は強力の上で、かなりの手応えを掴んでいた模様。
ちなみにココは同厩舎で3歳馬のランフォザローゼスも果敢に挑戦。「仕上がっていて、ポテンシャルも高いです。3歳馬で斤量の恩恵もあります。ただ、ダービー馬、有馬記念馬、天皇賞馬と古馬の層が厚いですからね。胸を借りるつもりで頑張ります」と今回は控え目。ただ、勝負は次らしい。






6枠9番
フィエールマン
牡4/57.0kg 
ルメール/手塚貴久
騎手厩舎連対率:41.2%
札幌芝:未経験 
芝2000m:未経験 
《期待値70%》

天皇賞・春を制した後は宝塚記念は見送り、天栄に放牧に出して休養。その後7/25に函館に入厩し、札幌記念に向けて調整。その後は、「ルメールとのコンビで凱旋門賞を目指す」とのプランが明らかになった。
涼しい函館で順調に調整が進み、毎週2本の時計を出して順調にメニューを消化してきた。先週は函館にルメールが来て、一週前追い切りを行い、手応えを確かめてもらった。今週は、この厩舎で調教を手伝っている嶋田純二騎手を函館に呼んで、最終追い切りを行った。
「先週、もう少しやって欲しい感じがありましたが、今週シッカリとできて、納得の行く仕上がりになりました。ここが目標というわけではないですが、良い感じに仕上がりました。2000mは忙しい?小回りコースはどうか?とか言われていますが、不安よりも期待の方が断然大きいです。この一戦で勝てば勢いに乗って行けるし、課題が見つかれば、修正して次に迎えるし、いずれにしても楽しみな一戦です」と陣営。
結果よりも内容重視の感はあるが、キャリアが浅い中で大きなレースを勝った素質の高さからから、あらゆる課題をアッサリとクリアする確率の方が高い。






6枠10番
サングレーザー
牡5/57.0kg 
岩田康誠/浅見秀一
騎手厩舎連対率:0.0%
札幌芝:3-0-0-0 
芝2000m:1-1-0-3 
最高タイム:1.57.0
《期待値65%》

2番人気に支持された前走、ゴール前の大接戦を制して見事に勝利。連覇を狙っての参戦となる。「安田記念からココというのは前走と同じローテ。今年も札幌に入って調整しています。
「先週は3頭併せをする予定でしたが、アクシデントがあり、単走で追いかけて時計が速くなってしまうという誤算がありました。でも、今週は長めから行って、先週をカバーできる調整ができました。まだ気性的な危うさが目立つところはありますが、滞在ならば食いも安定していて調整がしやすいです。昨年は福永騎手が最高に上手く乗っての勝利。今回は岩田騎手になりますが、折り合いさえつけば、昨年の再現も十分あると思います」と陣営。
本質的にはマイラーだし、相手も昨年よりも強力だが、先を見据えている有力馬に対して、この馬の場合はこのレース連覇がひとつの大きな目標でもある。このレースに賭ける並々ならぬ意気込みを感じる。



7枠11番
ペルシアンナイト
牡5/57.0kg 
デムーロ/池江泰寿
騎手厩舎連対率:37.5%
札幌芝:未経験 
芝2000m:0-2-0-2 
最高タイム:1.57.8
《期待値60%》

2走前の大阪杯3~4角で外に振られ、直線ゴチャついてしまい、そして前走の安田記念はスタート直後に外から寄られてしまい、ともに致命的な不利があり力を出せずに終わっている。「2戦とも競馬をしていないので回復が早かったです。札幌入りした直後は環境の変化に戸惑って、かなりうるさかったのですが、だいぶ慣れて来ました。今回は集中力を高めるためにブリンカーを着けます。稽古の感じからは効果はありそうなので、今回こそは力を出し切って納得のいくレースをして欲しい」と陣営。
3歳でマイルCSを勝ち、高いポテンシャルの持ち主だけに、不利なくスムーズに運べれば巻き返す余地は十分ある。






7枠12番
ワグネリアン
牡4/57.0kg 
福永祐一/友道康夫
騎手厩舎連対率:41.7%
札幌芝:未経験 
芝2000m:1-1-1-1 
最高タイム:2.01.1
《期待値70%》

大阪杯3着の後は、「十分に間をあけてこの札幌記念から始動」と、割と早い段階からこのレースでの復帰を決めていた。
「7月に栗東に戻って十分すぎるくらいに乗り込み、天栄経由で輸送して札幌入りしました。札幌に入ってからは日が浅いですが、到着した直後から乗っていて疲れは見られず、落ち着きがあり良い雰囲気です。環境が変わって良いガス抜きになった感じもあります。ダービー馬ですが、ここに来てトモに力強さが出てきて、まだまだ成長しています。洋芝適性もあると見ていますし、極端な道悪にならない限りは良い勝負になるでしょう」と厩舎サイド。
鞍上の福永騎手も栗東、札幌と2週連続での追い切りに騎乗し、好感触を掴んでいたとの事。この後は天皇賞(秋)を目指す予定だが、叩き台という意識はなく、勝って堂々と向いたい模様。






8枠14番
クロコスミア
牝6/55.0kg 
戸崎圭太/西浦勝一
騎手厩舎連対率:0.0%
札幌芝:1-0-1-3 
芝2000m:1-0-0-3 
最高タイム:1.59.2
《期待値65%》

6歳の熟女だが、11番人気の前走のヴィクトリアマイル当時に「メッチャええで!6歳になったけど衰えどころか充実している感じ」との話を公開。結果は3着、しかも差す形で直線はラッキーライラックを差し返す根性まで見せており、その充実ぶりを存分のアピールして見せた。
一息入れて、ココから復帰となる今回。ダービー馬、天皇賞馬、有馬記念馬と相手が違い今回だが、陣営は引き続き色気タップリだ。「ドバイ帰りの昨年とは過程が違いますからね。今年は目標通りに来てますし、何よりこのコースが得意な馬。一昨年のWASJを逃げ切った時の鞍上さん(戸崎騎手)で、前走も違う味を出してくれました。本来の形(逃げ)でアッと言わせる自信があります」との事。牝馬戦とは言えエリザベス女王杯など、大舞台でアッと言わせてきたこの馬。今の充実ぶりから見限れない存在となりそうだ。



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