北九州記念

小倉競馬場8日目11R
第54回
北九州記念
芝 1200m/GⅢ/3歳上/国際/ハンデ


【事前情報ランクD】


北九州記念は06年から1200mで行われるようになって13年間、一度も逃げ切り勝ちがない。その理由は前半3Fの平均は【32秒6】となっており、序盤からかなりハイペースになりやすいから。ちょうど開催も終盤に差し掛かり、馬場も外差し傾向にシフトしつつあるタイミングでもある。
今年も快速馬モズスーパーフレアを筆頭に序盤から飛ばす馬がエントリーしており、かなりの激流が予想される。ハイペースを差して勝つには、一般的に「当該距離よりも上の距離で好勝負できるだけのスタミナがあることが望ましい」と言われるが、今年のメンバーで1400m以上の重賞で連対実績があるのは、ファンタジスト(京王杯2歳①着・スプリングS②着)とカラクレナイ(フィリーズR①着)だけ。先行争いで前崩れになった時はこれらの激走には十分注意しておきたい。




1枠2番
クインズサリナ
牝5/51.0kg 
西村淳也/西村真幸
騎手厩舎連対率:44.4%
小倉芝:1-0-0-1 
芝1200m:4-0-0-12 
最高タイム:1.08.1
《期待値50%》

前回も4角のあたりで前が壁になって追い出しが遅れた。オープンに上がってからまともに競馬してない。「引く続き調子はスゴくいいので、スムーズなら通用していいんだ。ハンデも軽いし今回は楽しみがある。あとはこの枠を上手く捌いてくれれば…」と厩舎サイド。ハンデ戦だとこういうタイプの伏兵に注意が必要かもしれない。






2枠3番
アレスバローズ
牡7/57.5kg 
菱田裕二/角田晃一
騎手厩舎連対率:12.5%
小倉芝:2-0-1-2 
芝1200m:6-4-2-13 
最高タイム:1.06.6
《期待値55%》

「前走は苦手の道悪だったし、斤量を考えてもよく走ってくれた。今週の動きはいいし、回転力の速いフットワークで時計も出ていた。この馬には良馬場が合うので、できればパンパン馬場で走らせたい。昨年も勝ったレースで小倉も走るし、今年も好勝負を期待している」と角田師。 昨年の覇者なので当然コースは合うのは言うまでもない。ただ、不利を受けやすい馬なので今回もこの枠だと直線スムーズに捌けるかどうかが課題。






3枠5番
ディアンドル
牝3/52.0kg 
北村友一/奥村豊
騎手厩舎連対率:-
小倉芝:1-0-0-0 
芝1200m:5-1-0-0 
最高タイム:1.08.0
《期待値60%》

レースをうまく選択しているのもあるが、1200mで5連勝はなかなかできるものじゃない。「先週の段階で反応良く動けていたので、今週は無理させずに馬なり調整。ここを目標に順調だし、長距離輸送も経験してるので心配ない。古馬相手でここはメンバーも揃うが、秋には更に強い相手と戦うことになると思うし、この先が楽しみになるようなレースを見せてほしい」と奥村豊師。これまで54~55キロで走ってきた馬が、52キロになるのも有利と言える。



3枠6番
ラブカンプー
牝4/53.0kg 
川須栄彦/森田直行
騎手厩舎連対率:0.0%
小倉芝:1-2-1-0 
芝1200m:2-5-1-3 
最高タイム:1.06.9
《期待値30%》

なかなか状態が戻りきらない。見た目に元気はあるが、牝馬だけに一度気持ちが切れると復活するのが難しい状況。ジョッキーの起用(テン乗り)を考えても本気度はあまり伝わってこず。





4枠8番
ファンタジスト
牡3/54.0kg 
武豊/梅田智之
騎手厩舎連対率:42.9%
小倉芝:1-0-0-0 
芝1200m:2-0-0-0 
最高タイム:1.08.9
《期待値65%》

秋の大目標にスプリンターズSを見据えるだけにここはあくまでも叩き台となるが、調教師は久々のスプリント出走にやる気満々。「ここ2戦は大敗しているが、まあ距離が長かった。1800mのスプリングS2着、マイルの朝日杯4着はあるが、しょせん2~3歳戦レベル。これから古馬と戦うなら短距離のほうがいい。このコースは小倉2歳Sで勝っており実績もある。もともと調教駆けするとはいえ、今週の坂路で好タイムが出たように仕上がりもいいからね」と。武豊ジョッキーもモズスーパーフレアではなくコチラを選択しているのも強調材料だろう。上位人気馬とはほぼ未対戦だけに馬券妙味もある。






6枠11番
アンヴァル
牝4/54.0kg 
藤岡康太/藤岡健一
騎手厩舎連対率:14.3%
小倉芝:1-0-1-1 
芝1200m:4-2-1-5 
最高タイム:1.07.3
《期待値60%》

前回は道悪の影響もあってノメってしまい思ったよりも位置取りが後ろになってしまった。それでも良く巻き返したように力は秘めている。「坂路で49秒台の時計を叩き出しているようにとても状態がいい。良馬場なら勝ち負け可能だよ」と陣営トーンは高い。この馬は過去にもハイペースだった福島2歳S、フィリーズRで好走しており、前傾戦になった時にパフォーマンスを上げている。前掛かりになりやすいこのレースにはもってこいのタイプ。



7枠13番
モズスーパーフレア
牝4/55.0kg 
松若風馬/音無秀孝
騎手厩舎連対率:18.8%
小倉芝:2-0-0-1 
芝1200m:6-1-1-3 
最高タイム:1.07.0
《期待値65%》

高松宮記念以来の出走になるが状態面はかなり良さそうだ。「1週前に負荷をかけて、使う週は単走馬なりがいつものパターン。常に一戦一戦が全力で走るタイプなので、間隔を詰めていい馬ではない。フレッシュな久々はむしろ向く。ハンデは思っていたあたりで手頃。ハイペースで引っ張って後続に脚を使わせるような競馬をしたい」と音無師。今回も小細工ナシの真っ向勝負を予告する。確かに過去に逃げ切りが1度もないレースではあるが、「この馬のデキの良さとスピードなら…」と思わざるを得ない。






8枠18番
ミラアイトーン
牡5/56.5kg 
浜中俊/池江泰寿
騎手厩舎連対率:31.6%
小倉芝:3-0-0-0 
芝1200m:4-0-0-0 
最高タイム:1.07.6
《期待値60%》

18頭立ての大外枠は有利とは言い難いが、同馬にとって3戦3勝の小倉は絶好の舞台でもあって割り引く必要はない。「最終追い切りはゴーサインが出てからの反応が良くていい感じだったし、これで走れる態勢が整ったと思う。1200mが一番合っている馬。以前よりも乗りやすさが出ているし、折り合いもスムーズになっている。小倉との相性もいいので今の勢いでどこまでやれるか」と厩舎サイド。連勝して相手が強くなっても、それに合わせるようにレースぶりも強くなっているのは好感が持てる。




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