中京記念

中京競馬場8日目11R
第67回
中京記念
芝 1600m/GⅢ/3歳上/国際/ハンデ


【事前情報ランクC】


注目された中京の芝の状態について、土曜の傾向を振り返っておきたい。朝イチは重馬場でのスタートだったが、いきなり1Rの2歳未勝利1600mで1分35秒6という時計がマークされた。これは通常の良馬場での時計と遜色なく、重馬場という表記ほど時計が掛かっていない様子。続く4Rの芝1200mの3歳未勝利でも1分8秒9という好時計だった。
やはり先週と同じ傾向が続いていて、道悪でも時計自体は良馬場に近い馬場コンディションであることが分かる。馬場が一番乾いただろう最終レースの芝1600mでは、更にスピードアップして1分33秒4がマークされたのだから、「馬場は良馬場に近いくらい速い」と見て間違いなさそうだ。
また、馬場のコース取りについても、某ジョッキー談によれば「あんまり大外回しても伸びない。見た目に馬場が傷んでるように見えても、イン前で立ち回る馬のほうが絶対に有利」という証言もある。
ジョッキーを個別にみると、福永Jが芝マイルで①②①着の好成績。逃げてヨシ、差してヨシで本番の予行演習は完璧に済んでいるように見えた。それらの『ジョッキー意識』も馬券検討に組み込んでいけば、限りなく答えに近づけるはずだ。









3枠5番
グルーヴィット
牡3/52.0kg 
松山弘平/松永幹夫
騎手厩舎連対率:0.0%
中京芝:0-1-0-0 
芝1600m:0-0-0-1 
最高タイム:1.32.9
《期待値65%》

NHKマイルCは見ての通り脚を余したため、馬に疲れは無かったようだ。その後は成長促進のためNFしがらきに放牧へ。「1週前の段階から動きが良かったし、ここまで順調なのが何より。前走のG1も期待していたが、前が開かずジョッキーもアンラッキーなレースになってしまったと話している。古馬相手でもここは斤量差のあるレース。力のある馬なので仮に馬場が重たくなっても、この馬には大きなマイナスにならず、むしろ合っていると思う」と松永幹師は強気のコメント。ダートでも走れる馬なのでパワーの要る重馬場も有利に働くはずだ。この馬の52キロはハッキリ言って軽い。






3枠6番
クリノガウディー
牡3/52.0kg 
森裕太朗/藤沢則雄
騎手厩舎連対率:17.4%
中京芝:未経験 
芝1600m:0-1-0-1 
最高タイム:1.33.5
《期待値55%》

先週のスマハマには「何が何でも乗りに行く」という意気込みを見せたユースケだが、この馬には乗りに来ない。それもあってか、3歳馬のなかでは1番人気が薄いめ(元々人気になるキャラではないが)。陣営情報もそこまでトーンは上がっておらず、「ハッキリ言って今回は仕上がり途上。時計が出る馬なので調教の字面だけを見るといかにも仕上がってそうに見えるんだけど、まだデキてないってのが正直なところ」のようだ。今の馬場での先行力は無視できないので軽視は禁物だが、情報トーンからすれば叩いた次ぐらいが狙い目の感触。






4枠7番
プリモシーン
牝4/55.5kg 
福永祐一/木村哲也
騎手厩舎連対率:44.4%
中京芝:未経験 
芝1600m:3-3-0-3 
最高タイム:1.30.5
《期待値65%》

現在、美浦のウッドが閉鎖されているのもあって、NF天栄から戻ってすぐに栗東トレセン入り。そのまま滞在で調整されている。CWコースでの追い切りを現地で見ていた情報筋も「先週までは発汗が目立ったけど今週は環境にも慣れてきたせいか、落ち着きが見られた。ウッドでの動きも凄く良かったね。重馬場の巧拙は分からないけど、牝馬にしては馬格のあるタイプだからそんなにマイナスになるとは思わない。関西馬にとっては脅威の一頭だろうね」と警戒を強めている。なお、今年は夏のサマーマイル王者を狙っていて、この後は関屋記念を使うつもり。シリーズ王者に向けて結果が欲しい一戦。






7枠13番
ヒーズインラブ
牡6/56.0kg 
酒井学/藤岡健一
騎手厩舎連対率:38.5%
中京芝:未経験 
芝1600m:5-2-3-10 
最高タイム:1.32.2
《期待値55%》

『シルクR』としては、アーモンドアイ・インディチャプ・プリモシーンに次ぐマイル路線の駒。前走後は「NFしがらき」に出してリフレッシュ。夏場はそこまで得意な馬ではないものの、今年はそこまで猛暑ではないのが何よりで、担当によれば「スクミや歩様の硬さは見らず良いコンディションを保っている」とのこと。今回は初めてブリンカーを着けることと酒井学Jのテン乗りということで、いい意味でも悪い意味でもこれまでとは違った走りが引き出される可能性はありそうだ。






7枠14番
カテドラル
牡3/53.0kg 
川田将雅/池添学
騎手厩舎連対率:40.7%
中京芝:1-0-0-0 
芝1600m:0-1-1-0 
最高タイム:1.32.5
《期待値65%》

「前走後はNFしがらきでリフレッシュさせた。牧場先でもダメージなく、元気一杯ですぐに乗り込めたほど。これまで競馬を使い詰めていないので馬がフレッシュだし、放牧から帰ってくる度に馬体が成長している。ハーツクライ産駒らしく、まだまだ成長してきそうな雰囲気がある。古馬とはハンデ差があるので、そのあたり斤量面は有利に映るかな」と池添学師。今年の年明けはやや不振だったが、後方で脚を溜める競馬を試してからは上昇一途。アーリントンC、NHKマイルCで見せた直線の脚は本物だろう。早めに川田を押さえたのも本気度の表れ。重馬場については新馬戦で評判馬たちを倒しており全く心配なし。






8枠15番
ミエノサクシード
牝6/54.0kg 
川島信二/高橋亮
騎手厩舎連対率:12.5%
中京芝:0-0-0-3 
芝1600m:3-0-2-8 
最高タイム:1.31.1
《期待値60%》

「ステイゴールド産駒らしい成長力があり、年明けあたりから馬が一層良くなってきた。体つきがしっかりしたことでスタートも出るようになっているし、今はフラつくことなく真っ直ぐ走れている。ここは昨年も使ったレースだが、馬が良くなった今年の方が楽しみは大きい。切れ味のあるタイプなので、できれば良馬場でやりたい」と高橋亮師。最近は重賞でも安定しており、ヴィクトリアマイルも着順こそ6着も、上り33秒1の脚を使っている。この武器を生かすにはやはり馬場は回復してほしい。




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