目黒記念

東京競馬場12日目12R
第133回
目黒記念
芝 2500m/GⅡ/4歳上/国際/ハンデ


【事前情報ランク ★★★★】


異例のグランプリホース出走が話題となっている今年。その事でダービー直後でも盛り上がりは冷めないこの最終レース。ただし、ブラストワンピースの出走は、あのアーモンドアイが凱旋門賞を見送った事が発端。その上で大阪杯6着から急遽参戦が決定、凱旋門賞を目指す事になったという経緯。動きはイイがやはり馬体重がカギ、さらにハンデ59キロを背負っての高速決着と、実績は認めつつ課題が多い事も確か。それでも格好を付けられれば、文字通り凱旋門賞へ、楽しみも増すだろう。果たして…。
さて、次週の東京競馬場では注目の安田記念が組まれているが、その東京では翌週のエプソムCも楽しみの一つ。昨年は◎サトノアーサーから2万8020円の万券的中をお届けした事でもお馴染みのドル箱重賞。果たして、今年はどんな話が舞い込んでくるのか。楽しみは続く。




3枠3番
ソールインパクト
牡7/54.0kg 
福永祐一/戸田博文
騎手厩舎連対率:13.6%
東京芝:2-1-6-5 
芝2500m:0-1-0-3 
最高タイム:2.30.0
《期待値65%》

昨年のこのレースは54キロの斤量で5着だったソールインパクト。
昨秋は意欲的に海外遠征に挑んだが結果を出せずに、年明けからは国内に専念。ダイヤモンドS4着、阪神大賞典4着と徐々に復調気配を見せて、メトロポリタンSを予定していたが、悪天候の為に中止でココとなった。
「予定していたレースが中止になり、ここまで間隔が開いた形になってしまいましたが、シッカリと調教は積んでいるし、輸送した影響もありません。ノドが弱いですが馬具を工夫することで、リズム良く運べて、ここ2戦が良い内容ですし、昨年と同じ54キロのハンデなら、チャンスはあると思いますよ」と陣営。
東京コースの長い距離でハンデ戦という条件が揃ったココならば、7歳馬でノド鳴りでもまだまだ侮れないところはある。





4枠4番
ムイトオブリガード
牡5/56.0kg 
武豊/角田晃一
騎手厩舎連対率:10.0%
東京芝:3-1-0-0 
芝2500m:0-1-0-0 
最高タイム:2.33.8
《期待値70%》

初のGⅠ挑戦となった前走の大阪杯で8着だが着差は0.6秒と健闘を見せたムイトオブリガード。
冬場は体を絞れるのに苦労しており、前走でも余分な肉が取れない状態ながらの競馬の好走。それが暖かくなり、だいぶスッキリしてきて走れる体になっているとの事だ。「2週続けて併せ馬をして、かなり動きは良かったです。昨年もこの時期からポンポンと連勝した様に、暖かくなると調子を上げて来ます。右回りのGⅠで思ってた以上にやれたし、左回りで実績のある条件ならチャンス十分でしょう。ハンデ56キロも妥当なところだし、今の東京の速い時計への対応も心配ないと思います」と厩舎サイドは強気な構え。
鞍上には引き続き横山典騎手を予定していたが、騎乗停止で武豊騎手に乗り替わり。ずっと『絶対に重賞を勝てる馬』と評価していただけに、ダービーのリオンリオンもだが、それと同じくらいにこの馬に乗れなくなった事を残念がっていたらしい。



4枠5番
アイスバブル
牡4/54.0kg 
アヴドゥラ/池江泰寿
騎手厩舎連対率:28.6%
東京芝:1-0-0-1 
芝2500m:未経験 
《期待値65%》

金子真人オーナーが所有して池江泰寿厩舎のディープインパクト産駒とエリート街道を約束されたと思いきや、デビュー前の評価は、『そう大物感はない。ローカルのメンバーなら勝ち負けしてもらわないと困るけど』と案外低かった。ゆえにローカル場所の中京でデビュー。6頭立てにもかかわらずに2着惜敗。3戦目となった年明けの未勝利戦で勝ち上がるが、クラシックなど遠い夢。2勝目を挙げたのは夏の小倉戦だった。
ところが、その直後の昇級でイキナリ2着して、1000万クラスに早々とメドを立て、直後に勝利。前走で1600万も勝ち、素質開花を思わせる勢いを見せた。その後はひと息入れて、東京のメトロポリタンS予定していたが、悪天候の為に中止。
「初のオープンで、ここに向けての力試しの意味もあったメトロポリタンSだったのですが、それがなくなりイキナリの重賞挑戦となりました。力を付けていて底を見せてない魅力があるし、ハンデ54キロを活かして、ココも何とかなってもいいんじゃないか思います」と色気は持っていた。





5枠6番
ブラストワンピース
牡4/59.0kg 
池添謙一/大竹正博
騎手厩舎連対率:25.9%
東京芝:2-0-0-1 
芝2500m:1-0-0-0 
最高タイム:2.32.2
《期待値65%》

大阪杯6着から急遽参戦となった昨年のグランプリホースの⑥ブラストワンピース。
『宝塚記念を使い、その後ステップレースとして洋芝で行われる札幌記念を叩いて凱旋門賞に挑戦の予定でした。しかし、宝塚記念を使うと間隔が短くなってしまうという事情で、この目黒記念を鞍上ルメールに乗り替わっての出走を予定』との事だったが、実はこれは表向きの話であり、当初は凱旋門賞に挑戦すると見られていたアーモンドアイが正式に回避が決定。アーモンドアイに騎乗予定だったルメールの体が空き、同馬主でもあるこの馬への騎乗が可能になった。しかし、宝塚記念ではルメールはレイデオロに騎乗の予定。ならば、ココなら乗れるとの事でローテ変更。「ウチはノーザンの二番煎じですから」と常々厩舎が嘆いているのも納得できる。
しかし、鞍上のルメールが騎乗停止で乗れなくなり、池添サイドからの申し入れに加えて会員の要望もあり、今回コンビ続行の形となる。ノーザンとしても思わぬ誤算となってしまった。
「放牧明けで少し体は重めですが、ここ2週で急ピッチでやって、仕上がりは悪くありません。今回は59キロを背負いますが、このレースに出走が決まってから、ハンデ対策として普段から体重の重い助手が乗って稽古を積んで来ました。大きな馬でそこまで影響はないと思うし、この相手でそれなりの結果を出さないと、凱旋門賞云々と言えないですからね。軽量馬に脚元をすくわれる可能性はなきにしもあらずですが、崩れることはないでしょう」と陣営。右手前の方が得意な馬なので、直線で右手前になる左回りの方が得意だし、相手関係からも当然期待はしているとの事。






5枠7番
ゴーフォザサミット
牡4/57.0kg 
石橋脩/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:0.0%
東京芝:2-0-0-2 
芝2500m:0-0-0-1 
最高タイム:2.34.9
《期待値65%》

立て直して6ヶ月ぶりの前走の日経賞が5着に終わったゴーフォザサミット。鞍上の石橋脩騎手いわく、『操縦性が良く流れに乗れましたが、最後は久々の分だけ甘くなってしまいました』との事だった。
当初の予定ではその後天皇賞・春を予定していたが、回復に手間取ったので予定を変更。新潟大賞典やメイSという話も出たが、このレースを目標に定めての調整となった。「放牧を挟んで立て直しました。前走は久々のぶん最後は伸びを欠いてしまいましたが、内容は悪くありませんでした。稽古の動き・気配は前走以上なので、ココは改めて期待します。ハンデ57キロというのはやや見込まれた感じがありますが、重賞勝ちのある東京コースになるにも歓迎なので、ここから始動して、秋は大きい舞台を目指したいですね」と陣営。
中間一頓挫あったが、『今週使う馬の中で一番具合が良い』と自信を持っている様子だった。



6枠8番
チェスナットコート
牡5/56.0kg 
坂井瑠星/矢作芳人
騎手厩舎連対率:18.5%
東京芝:1-1-0-2 
芝2500m:0-1-0-2 
最高タイム:2.30.5
《期待値65%》

2回目の挑戦となった天皇賞・春が6着。その後にこの目黒記念というのは昨年と同じローテになるが、昨年は年明け5戦目で、使い込まれて何とか保っている感じというのに対して今年は年明け3戦目。昨年よりはリフレッシュした状態。
「前走の天皇賞は、内枠を活かして上手く立ち回れました。3角でゴチャつかないで、もう少しスムーズだったら、もっと差は詰まっていたかもしれません。中3週でこのレースとなりますが、調教で素晴らしい動きを見せて、前走以上のデキです。昨年は11着と力負けの形でしたが、経験を積んで成長した今年、昨年と同じ56キロならば昨年以上の走りを見せられると思います」と陣営。
今の東京の高速馬場への対応がカギとはなるが、まだ伸びシロがあるので克服の可能性を秘めている。





7枠10番
ルックトゥワイス
牡6/55.0kg 
レーン/藤原英昭
騎手厩舎連対率:-
東京芝:1-4-0-2 
芝2500m:1-0-0-2 
最高タイム:2.32.7
《期待値70%》

前走の新潟大賞典2番人気に推された⑩ルックトゥワイス。前半は中団の外目から流れに乗り、勝負どころでも絶好の手応えで直線外に出して追い込み態勢。しかし、内から勝ったメールドグラースに寄られ、外からクリノヤマトノオーにぶつけられる不利があり、一旦怯んでしまう。それでも直線もう一度盛り返して来て、0.2秒差の4着まで追い込んで来た。
「以前はかなり気難しいところがあったので、前走のように不利を受けてしまうと厳しくて、そこで終わってしまいました。だいぶ馬が大人になったぶん、もう一度伸びて来ましたね。コンスタンとに使っているので大きな変わり身はありませんが、順調で体調は安定しているので、とにかくスムーズに気分良くが好走の条件です。ハンデ55キロというのも手頃だし、東京コースは実績があるのでチャンスはあると思います」と陣営。
騎乗経験のある戸崎も北村友も不満で今回の鞍上はダミアン・レーン。断然人気を背負ってのダービー直後のレースで、燃え尽きていないかというのがポイントだが、頼もしい鞍上を迎えて重賞初制覇の可能性は十分だ。



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