アンタレスS

阪神競馬場8日目11R
第24回
アンタレスS
ダ 1800m/GⅢ/4歳上/国際/別定


【事前情報ランクM】


現在の古馬ダート戦線は、今年のフェブラリーSを制したインティ(5歳)と、昨年のチャンピオンズCを制したルヴァンスレーヴ(4歳)、フェブラリー2着のゴールドドリーム(6歳)が中心だろう。
それらに挑む2番手グループが集まったアンタレスSだが、勢いのある4歳勢や、初の重賞制覇が見えてきている馬など多彩なメンバーが出走を予定。楽しみなレースとなった。舞台が阪神に移って今年で8年目になるが、時期的に中山や交流重賞など比較的タフな砂質から参戦してくる馬も多く、日曜の雨予報も含めて速い時計に対応できるかがひとつの大きなポイントになりそうだ。
来週より舞台を京都に移し、2週後には平成最後のGI・天皇賞(春)が控えている。JRAも様々なプロモーションで盛り上げていくだろうが、一般ファンの注目度合も例年以上に盛り上がるだろう。楽しみである。







1枠1番
ピオネロ
牡8/56.0kg 
荻野極/松永幹夫
騎手厩舎連対率:33.3%
阪神ダ:0-2-1-1 
ダ1800m:2-1-0-3 
最高タイム:1.50.4
《期待値60%》


前走の仁川S時に、『今回は500キロを切っての出走になりそうで、最近の中では一番の状態。阪神コースとも相性が良く、走る条件は揃っています』と巻き返しを図った①ピオネロ。馬体重は504キロと思っていた程は減っていなかったが、スローで流れる中で好位で我慢して2着と好走を見せた。
「中間も順調です。元々あの位は走って当然の力があるし、デキは更に良い感じです。8歳馬ですが衰えとは無縁だし、斤量も前走同様56キロならば、上位争いも十分あるでしょう」と陣営。



1枠2番
テーオーエナジー
牡4/58.0kg 
藤岡康太/宮徹
騎手厩舎連対率:13.8%
阪神ダ:1-0-0-0 
ダ1800m:4-1-1-1 
最高タイム:1.50.9
《期待値60%》


1番人気ながら3着に敗れた佐賀記念の汚名返上を狙った前走のマーチS。『馬格があるので57キロのハンデは気にならないし、中山は2戦2勝の条件なので見直せます』と意気込み十分だったが10着と人気を裏切る結果。敗因について陣営は、「それまでの中山のダートの状態とはガラッと違っていて、かなり時計の掛かる馬場状態でした。3着したリーゼントロックに乗っていた松岡が、『あのダートを見て自分の馬にもチャンスがあると思って、前々の競馬をしました』と。乗っていた田辺も、『それまでの軽いダートなら、あんな競馬にはならなかったでしょう。馬場が全てでした』とガッガリしていました」と敗因を分析していた。
中2週での出走となるが、「前走の疲れも残らず、中間も順調に調整ました。今の阪神の馬場ならば大きく巻き返せるでしょう」と大幅反撃ムードだった。






2枠3番
ロンドンタウン
牡6/56.0kg 
吉田隼人/牧田和弥
騎手厩舎連対率:33.3%
阪神ダ:0-1-0-1 
ダ1800m:3-2-0-6 
最高タイム:1.50.2
《期待値65%》


2年連続の挑戦となった前走のマーチSで2着好走の③ロンドンタウン。『韓国から帰ってきて検疫とかあるから、年内は無理せずに休ませて、リフレッシュして3月始動は予定通り。稽古の動きから去年より具合いい感じです』と期待を持っての出走だった。
「活気があって凄く良かったので、あの位は走って当然でしょう。別定で斤量が減るのも歓迎だし、馬体増も問題ありません。むしろフックラして良い雰囲気なので、今年こそ勝ちたいですね」と陣営。
2017年が2着、2018年が6着と今回3度目の正直でこのレース初制覇を狙っている。






2枠4番
グリム
牡4/57.0kg 
浜中俊/野中賢二
騎手厩舎連対率:0.0%
阪神ダ:1-0-0-0 
ダ1800m:1-0-0-0 
最高タイム:1.52.0
《期待値65%》


前走の名古屋大賞典で本命推奨して的中をお届けした④グリム。その際もお伝えしたが、『徹底してGI級競走を避けるローテーションで賞金加算を目論む使い方』に徹して、前走で重賞3勝目となった。
今回は久々の中央場所、初の57キロを背負うという点が課題。「地方交流の緩い競馬の後で、中央場所の速いペースになるのがどうかという点ですが、自分で競馬を作れるタイプなので、シッカリ対応できると思います。軽いダートになった時の時計勝負でも見劣らないでしょう。浜中騎手も調教で跨って良い感触を掴んでくれたし、馬格があるので斤量もこなしてくれると見ています」と陣営は前向きだった。





3枠5番
ナムラアラシ
牡6/56.0kg 
幸英明/牧田和弥
騎手厩舎連対率:0.0%
阪神ダ:4-0-1-5 
ダ1800m:3-0-2-10 
最高タイム:1.49.6
《期待値60%》


2走前のアルデバランSでは58キロを背負い2着と好走したので、57キロの前走の仁川Sは2番人気に推されたが7着。インの中団でチャンスを伺ったが、前が残る展開で流れが向かなかった。
「動くに動けないポジションに入ってしまい、力を出せずに不完全燃焼に終わってしまいました。競馬をしてないので、馬は傷んでいないです。この馬にとって理想的な流れは、折り合いがついて、勝負どころで惰性で上がっていくような形です。阪神のダートだとそういう競馬ができるので、外から長く脚を使う形なら、ここでも食い込む可能性はありますよ」と得意コースで前走の悔しさを晴らしたい陣営だった。


4枠8番
リーゼントロック
牡8/56.0kg 
坂井瑠星/矢作芳人
騎手厩舎連対率:20.0%
阪神ダ:1-1-0-3 
ダ1800m:4-6-2-10 
最高タイム:1.49.5
《期待値50%》

昨夏のマリーンS以来、長らく低迷が続いていたリーゼントロックだが、今年に入って復調気配。8歳でもGⅢで2戦続けて馬券圏内と元気な姿を見せている。元々、後肢に弱点がある馬で「トモの状態が良くない時は走れません。近走はその疲れも抜けてきています」とのことだったが、それでも「前走はそこまで状態は良いとは言えなかった」と厩舎サイド。この中間は、ジョッキー騎乗とはいえ、1週前追い切りで坂路50秒5の自己ベストをマークして気配は前走以上。相性の良い松岡から坂井瑠への乗り替わりがどう出るかだが、自分の形に持ち込むことができれば渋太い。


5枠9番
アナザートゥルース
セ5/56.0kg 
大野拓弥/高木登
騎手厩舎連対率:26.7%
阪神ダ:未経験 
ダ1800m:5-4-0-2 
最高タイム:1.50.5
《期待値55%》


2走前のアレキサンドライトSで本命推奨して的中をお届け、初の重賞挑戦となった前走の名古屋大賞典でも実績馬相手に3着と好走。サウンドトゥルーの半弟という素質がココ来て開花してきた。
「前走は早めの競馬をしてもらう予定でしたが、ズブさを見せてしまい前とは離されてしまいました。それでもモタれながら最後は伸びてきました。前走で内にモタれたので、右側だけブリンカーを着けます。その効果が見込めれば、前走以上の強敵相手でも太刀打ちできると思います」と陣営。





5枠10番
ウェスタールンド
セ7/56.0kg 
北村友一/佐々木晶三
騎手厩舎連対率:44.4%
阪神ダ:0-1-0-0 
ダ1800m:0-1-0-0 
最高タイム:1.50.5
《期待値65%》


チャンピオンズCでは8番人気ながら本命のルヴァンスレーヴの相手大本線に取り上げ、馬連1点目・3連複6090円そして3連単は2万7310円の万馬券をお届けした事でもお馴染みの馬。そのチャンピオンズC以来の競馬となる。
「裂蹄で放牧していましたが、3/7に栗東に戻りました。坂路とコースを併用して、十分に乗り込んで仕上がりは良いですよ。レースが近づくと察して自分で体を造るし、阪神コースにも実績があるので、流れに乗って競馬ができればチャンスはあるでしょう」と陣営。
長期休養後に後の活躍は目覚しいが、重賞は未勝利。この春絶好調の北村友一騎手のエスコートで初重賞制覇を狙う。





7枠14番
ヒラボクラターシュ
牡4/57.0kg 
四位洋文/大久保龍志
騎手厩舎連対率:0.0%
阪神ダ:1-0-0-2 
ダ1800m:3-2-0-4 
最高タイム:1.50.3
《期待値60%》


名古屋大賞典2着から中9日(実質連闘)で参戦した前走のマーチSが2番人気で4着だった⑭ヒラボクラターシュ。
「強行軍でも問題なかったし、57キロの斤量でもギリギリまで頑張っていたのですが、ゴール前で脚色が鈍ってしまいました。今回そこから中2週のローテ。さすがに大きな上積みはないですが、回復が早くなり、目に見える疲れはありません。チャンピオンCでも直線で先頭に立ったし、GⅢレベルなら崩れずに安定しているので、この相手ならば上位争いでしょう」と厩舎サイド。
今回はそのチャンピオンCで見せ場を作った四位騎手が騎乗。それ程人気を被ることもなく気楽な立場で一発を狙っている様子。



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