W情報
今日はデータUP遅れます。午前は無理です。
中京開催が始まったこともあり、頭数が少ないレースが目立つ京都ですが、今は、正月開催で使った馬を入れ替えるタイミングで、使える馬が少なかったり、新馬戦の除外ラッシュで使いたくても使えない馬が馬房を占拠しているというケースも重なっています。ただ、こういう状況下では、「これだけ少ないんだったら使おう」と、木曜になってから急遽、投票してきた馬が今週は特に目立っていました。
このように水曜に出る想定表と木曜に確定する出走メンバーがガラッと変わる事は多々あります。勿論、想定表は公には出回らない為、一般ファンが目にする機会はありませんが、どの馬が「予定通り」の出走で、どの馬が「無理矢理」使ってきたのか、それを知るのと知らないのでは、結果が大きく異なるのは言うまでもありません。中京、小倉と関西圏で裏開催が続く今後の京都、阪神では、こういった「走らせる側の思惑」がより重要になってきます。
5R
3歳未勝利 芝2200m
事前情報ランクC
期待値65%
高橋忠 厩舎
8枠8番
ギルマ
前走は、「短期放牧に出したんですが、放牧先で疲れが一気に出たようで体調を崩したみたいです。その分乗り込みが足りず、少し太目が残っています」という状態で2着。未勝利なら力は上位は明らかだ。「中間は在厩でじっくり乗り込みました。体も締まってきています」という今回は前走以上に動けそうで、「スタミナタイプなので、少しでも距離が延びるのはプラスです。展開に左右されるようなタイプではないので今度こそ決めて欲しいですね」と陣営も期待を込めて送り出している。
6R
3歳新馬 芝1800m
事前情報ランクC
期待値65%
矢作 厩舎
7枠13番
ユニコーンライオン
タタソールのセールにて85万ギニー(約1億3000万円)で取引されたユニコーンライオン。「クラシックを意識している。いい雰囲気を持っている」と厩舎が絶賛している新馬で、調教師も「何としても走らせたい」と力が入っていた。先週の芝1600mを除外されたが、「その分、乗り込めたし、どういう勝ち方をしてくれるか楽しみ。今の新馬レベルではモノが違います」と自信満々だ。
7R
4歳上500万下 ダ1200m
事前情報ランクM
期待値60%
中竹 厩舎
3枠5番
ホープフルスター
ダートに変わってから崩れなくなったホープフルスター。「不利がなければ勝っていた」という2走前を見る限り、500万突破は目前で「ここ最近、遠征も含めて目一杯のレースが続いていたので、無理をさせずに放牧に出しました。帰ってきてからの動きも良いし、休む前より状態は良いですよ」とのこと。テン乗りの三浦がどうエスコートするか。
8R
4歳上500万下 ダ1800m
事前情報ランクC
期待値65%
石坂 厩舎
8枠11番
シンハラージャ
姉にシンハライトがいる厩舎ゆかりの血統で、芝で勝ち上がることはできなかったが、「ダートならもうひとつ上のクラスまで勝てる」と期待されているシンハラージャ。5Rのニューポートと担当者は同じで、「どちらもチャンスはある」とのことだったが、シンハラージャに関しては「前走は外外を回るロスがあったので、それを考えれば手頃な頭数になるのは絶対にプラスです。追い切りの動きも良くなっているので、今回は着順を大きく上げてきそうですよ」と。
9R 若菜賞
3歳500万下 芝1200m
事前情報ランクM
期待値60%
藤岡健 厩舎
6枠7番
タマモメイトウ
前走はゴール前で挟まる不利が痛かったタマモメイトウ。陣営も「前走は5着に負けはしましたが、直線で他馬に寄られたのがかなり響きました。アレがなければ、もっと際どい勝負になっていたはずです。京都の1200mは未勝利勝ちしているようにベストの条件だし、しっかり折り合っていければ確実にいい脚を使ってくれます。このクラスを勝つ力はもっているので、今回こそ好勝負勝になるでしょう」と巻き返しに意欲を燃やしている。
10R 飛鳥S
4歳上1600万下 芝1800m
事前情報ランクM
期待値60%
野中 厩舎
5枠5番
ドゥーカ
「前走はプラス12キロと太かったので、間隔を詰めて使えるのはプラスです」と、状態面での上積みが期待できるドゥーカ。「不器用でブレーキをかけるとダメなタイプなんです。2度も挟まれた前走はそれが崩れた原因です。少頭数のときに成績がいいのは、スムーズに立ち回れるからで今回は大きく変われる条件だと思いますよ」と厩舎サイド。時計がかかる今の馬場も向くだけに、あとはユーイチの手綱捌きに期待。
12R
4歳上1000万下 ダ1400m
事前情報ランクM
期待値60%
松元茂 厩舎
6枠6番
ラブリーイレブン
500万では勝ち味に遅かったラブリーイレブンだが、1000万昇級後は連続4着と早くもクラスにメドを立てている。「寒い時季が合うタイプで、今は凄く調子が良いんです。前走も故障した馬の影響がなければ、もっと際どかったはずです」と陣営。続けて「以前は右回りだと周りを気にする面がありましたが、ブリンカーをつけることでレースぶりが安定してきました。疲れもなさそうなので、連闘は問題ないと思います」とのこと。