デイリー杯2歳S

京都11R デイリー杯2歳S
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

京都競馬場3日目11R
第53回
デイリー杯2歳S
芝 1600m/GⅡ/2歳/国際/馬齢


【事前情報ランクM】


GⅡのマイル戦ということで毎年メンバーが揃い、12月のGⅠ、そして翌春の大舞台に向けても重要な一戦。以前は10月に行われていたが、2014年から番組の組み換えで11月の2週目へ。しかしそれ以降もエアスピネルやジャンダルム、ケイアイノーテックといった馬がデイリー杯をステップにGⅠで活躍を見せている。
今年は去年と同じく9頭立て。近年は2歳重賞が少頭数になりやすいという傾向が加速しているが、それは同じ系列のオーナーや牧場、厩舎が、コレと決めた素質馬だけを厳選して使っているから。デイリー杯に出てくる馬となると、それなりの自信はあると考えていいだろう。
来週は東スポ杯2歳S、再来週は京都2歳Sと重賞が続き、12月のGⅠに向けて一気に加速していく2歳戦線。まずはこのレース、後々の的中への布石という意味でも見逃せない。




1枠1番
ヤマニンマヒア
牡2/55.0kg 
武豊/松永幹夫
騎手厩舎連対率:26.3%
京都芝:0-0-0-1 
芝1600m:0-0-1-0 
最高タイム:1.38.0
《期待値55%》

前走の紫菊賞で最下位の7着に敗れてしまったため評価を落としているヤマニンマヒアだが、その敗因について関係者は「レース前からイレ込んでしまい、前半は勝手にエキサイトしながら走っていた」と、テンションの問題を指摘。しかも舞台は距離延長の2000m、さらに道中アドマイヤジャスタにマクられるという展開面の不利も重なり、まったくこの馬の能力を引き出せないまま終わってしまったというレースだった。度外視が妥当であろう。
今回は新馬戦以来のマイル戦。その新馬戦は今回人気のアドマイヤマーズと、後に新潟2歳Sを勝つケイデンスコールに敗れての3着だったが、今振り返ると相手が悪かったというだけ。この馬自身もマイル戦への適性は備えている。大きな反撃を期待出来る一戦だ。


3枠3番
アドマイヤマーズ
牡2/55.0kg 
M.デムーロ/友道康夫
騎手厩舎連対率:59.1%
京都芝:未経験 
芝1600m:2-0-0-0 
最高タイム:1.34.7
《期待値70%》

新馬戦では後に新潟2歳Sを勝つケイデンスコールとのハナ差の接戦をモノにし、続く中京2歳Sは3馬身差の快勝。夏休みの放牧中に「デイリー杯2歳Sをステップに朝日杯を狙う」と、マイルにこだわって頂点を目指す方針が決定し、デイリー杯2歳Sでの復帰に向けて予定通り帰厩している。
「とにかくデビュー当時から完成度の高い馬だったが、帰ってきてからも至って順調。初戦のようにスローの瞬発力勝負になると嫌だが、レースが上手いしある程度底力を問われる形なら大丈夫だと思う」と話すのは西の情報筋。「友道厩舎らしい」と言われるように4週連続でコースで併せ馬の調教を消化し、「勝って朝日杯へ」という目標を達成する態勢は整っている。


4枠4番
ドナウデルタ
牝2/54.0kg 
モレイラ/石坂正
騎手厩舎連対率:-
京都芝:未経験 
芝1600m:未経験 
《期待値65%》

ドナウブルーの2番仔で、父は既に日本競馬の中心となりつつあるロードカナロア。新馬戦はスタートの遅れが響いて取りこぼしたものの、ひと叩きした2戦目を快勝。未勝利勝ち直後のGⅡ参戦は陣営の自信、そしてこの血統への期待が表れたものだろう。
「血統的にも、これまでのレースの感じからも、距離延長で外回りになるのは大歓迎。稽古も動いているし、2歳馬としては一級品のキレ味がある。これならアッサリ突き抜けても不思議じゃないよ」と、関係者はかなり自信がある様子。「気性的に難点はある」とのことで、距離延長が折り合いに悪影響を与えなければ、という懸念はあるものの、有力馬の1頭という評価で間違いはないだろう。





8枠8番
ダノンジャスティス
牡2/55.0kg 
川田将雅/中内田充正
騎手厩舎連対率:51.7%
京都芝:未経験 
芝1600m:未経験 
《期待値65%》

中内田充正厩舎で「ダノン」、そして鞍上が川田将雅騎手となると、思い出されるのはダノンプレミアムや先週のファンタジーSを勝ったダノンファンタジーだが、陣営としてもそれは同じ。「厩舎としては2週連続の重賞勝利を本気で狙っていますよ」とのことだ。
「稽古では前向き過ぎる面があったが、レースでは外枠からでも上手く競馬が出来ていた。いい内容で勝てたので秋が楽しみになった」とは前走後の評価。調教に乗っている中井騎手も「重賞を勝てる馬の背中ですよ」と絶賛しており、「放牧明けでもイメージ通りに仕上がった」と、しっかり態勢は整っている。新馬戦からの連勝となれば、来月はますます楽しみになってくるだろう。





8枠9番
ハッピーアワー
牡2/55.0kg 
秋山真一郎/武幸四郎
騎手厩舎連対率:35.0%
京都芝:未経験 
芝1600m:未経験 
《期待値60%》

前走のすずらん賞はわざわざ秋山真一郎騎手が札幌まで乗りに来たほどで、その素質と将来性は関係者の間で高く評価されている。今回はやはり距離延長で臨む初めてのマイル戦というのがポイントになるが、「中京の未勝利戦でいい勝ち方をしているし、マイルは十分対応できると思います」と、関係者はそれほど不安要素とは考えていないようだった。
むしろ、気掛かりなのは体調面という話。「元々あまり大きくない馬だが、北海道からこっちに輸送してきた時に体を減らしてしまった。その体重を戻しながらの調整で、乗り込み量は十分でも、あまり強い負荷は掛けられていない」とのことで、このレースに向けたデキという意味では、やや他よりも余裕残しといった態勢のようだ。クラシックの時期は短距離のレースがそう多くないので、今回で距離にメドは立てておきたいところだが。



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