新潟記念

新潟11R 新潟記念
有力馬事前情報 自信度【★★★三つ星】

新潟競馬場12日目11R
第54回
新潟記念
芝 2000m/GⅢ/3歳上/国際/ハンデ


【自信度☆☆★★★】


今年の新潟記念は、夏競馬の新潟開催の締めの一鞍として『チーム飯塚』が監修する。その最終決断は参加されたメンバーの方々のみへの限定公開となるのでご承知頂きたい。
過去10年のうち、実に8回が3連単10万円以上という波乱必至のハンデ戦。今年は異例のローテで参戦してきた3歳馬ブラストワンピースが一本被りという滅多にない状況となっており、さらには雨の影響もあって土曜日の芝のレースは各馬の進路取りもバラバラ、既に波乱傾向となっていた。「今年もドデカイ配当になりそうだ!」という『チーム飯塚』の号令通り、簡単なレースにはならないだろう…!
そして、新潟が終わればいよいよ秋競馬。中山では初日から紫苑Sが行なわれる。重賞に昇格してから2年連続でヴィブロス、ディアドラと秋華賞馬を輩出しているこのレースだが、今年は去年までともまた違った雰囲気のレースになりそうだ。秋華賞を目指す牝馬たちの情報は東西ともにかなり集まっている。今年は特に楽しみな、そして馬券的な魅力のあるレースになるだろう。







1枠1番
ブラストワンピース
牡3/54.0kg 
池添謙一/大竹正博
騎手厩舎連対率:40.0%
新潟芝:未経験 
芝2000m:未経験 
《期待値65%》

重賞を勝っているダービー5着馬が新潟記念で復帰というのは異例中の異例。厩舎サイドが「オーナーや牧場と協議を重ねた結果」と説明しているように、このローテーションにはシルクホースクラブ、そしてノーザンファームの意向が強く働いている。シルクといえばこの夏の新潟ではグローリーヴェイズを準OPの佐渡Sで復帰させ勝利、プリモシーンを関屋記念で復帰させてこれも勝利と、これまでの常識を破るローテーションで結果を出してきた。
ブラストワンピース自身、春は敢えて裏街道からダービーを目指していたように、新潟記念という選択そのものがマイナスになることはないだろう。春と同様に1戦ごとの間隔を空けるローテで、ここから直接菊花賞という形を予定している。
ダービーは直線で包まれて一旦ポジションを下げる格好となり、脚を余し気味のゴール。「まともならもっと際どい勝負になっていたはずだし、古馬相手でもGⅢ程度では完全に力が違うと思う」と関係者はかなり強気だ。指摘するとすればキャリアの浅さや最終週の渋った馬場がどうかという点だが、それを差し引いてもアッサリ、という可能性は十分にあるだろう。





4枠5番
メートルダール
牡5/57.0kg 
福永祐一/戸田博文
騎手厩舎連対率:16.4%
新潟芝:0-0-1-1 
芝2000m:4-0-2-2 
最高タイム:1.58.3
《期待値60%》

今年は金鯱賞8着、大阪杯10着と精彩を欠き、おまけに5月に使う予定だった新潟大賞典は左前脚をぶつけて回避。すっかり流れが悪くなり、今回は5ヶ月ぶりの復帰戦ということで人気も落としそうな戸田博文厩舎メートルダール。それでも、3走前には重賞を勝ち、昨年の新潟大賞典では3着とコース実績も十分の実力馬。アッサリ巻き返してくる可能性は十分だ。
新潟大賞典回避の元となった怪我は、特別登録を見送った後で「一過性のものだった。使おうと思えば普通に使えたね」という程度のもの。それでもここまで休んだのは秋以降に向けてしっかり立て直すためで、8月3日に戸田厩舎に帰厩してからは「カリカリする面が無いし、走りの重心がいつもより低い」とスタッフが褒めているように、明らかに春より雰囲気が良い。自身の能力はしっかり発揮できるはずで、あとは下の世代との力関係だけ。





5枠6番
メドウラーク
牡7/56.0kg 
丸田恭介/橋田満
騎手厩舎連対率:50.0%
新潟芝:0-0-0-2 
芝2000m:3-2-1-6 
最高タイム:1.58.4
《期待値55%》

七夕賞を人気薄で制し、小倉記念は11着に敗退。現在サマー2000シリーズは11ポイントで2位に付けているメドウラーク。小倉記念後は放牧に出ており、関係者によると「最初は新潟記念を使うつもりはなかった」とのことだったが、「サマー2000シリーズのチャンピオンの資格があるから」と急遽厩舎に戻して使うことにしたそうだ。
現在12ポイントのサングレーザー、10ポイントのエアアンセム、トリオンフはいずれも1戦しかしておらず合計ポイント不足。新潟記念に出走する他の馬は、勝ってもサマー2000チャンピオンには届かない。すなわちメドウラークは5着で2ポイント以上を獲得すれば自力でのサマー2000チャンピオンが確定する。逆に言うと、メドウラークが新潟記念で掲示板に載らなければ、今年のサマー2000チャンピオンは"該当馬なし"になる。
この一連の経緯を考えると、今回のメドウラークは明確に着拾いの競馬をしてくるように思われるが…?


6枠8番
ストーンウェア
牡6/54.0kg 
蛯名正義/吉田直弘
騎手厩舎連対率:25.0%
新潟芝:0-1-0-0 
芝2000m:1-2-1-3 
最高タイム:1.57.6
《期待値60%》

OP入りしてからも堅実な走りを続けている吉田直弘厩舎ストーンウェア。今回は「左回りや広い馬場はこの馬向きだし、パンパンの良馬場だとキレ負けするので適度に荒れたり水を含んで時計が掛かるのもプラス」ということで、関係者は好走に向けて条件が整っていると考えている。
「休み明けだった前走と比べると調整過程はこの中間の方が全然上で、稽古を付けている畑端も『息遣いが良い。状態は今までで一番くらいかも』と言っていた。これなら勝つとは言わないが上位争いになるんじゃないか」と陣営は前向き。一連の安定感はここでも見せられそうだ。





7枠10番
グリュイエール
牡6/55.0kg 
戸崎圭太/藤原英昭
騎手厩舎連対率:51.7%
新潟芝:未経験 
芝2000m:2-1-0-1 
最高タイム:1.58.8
《期待値60%》

屈腱炎による2年以上の休養を乗り越えて、重賞でも好走する姿を見せている藤原英昭厩舎グリュイエール。「持っているモノを出し切って、一つ一つ階段を登っている」と目下の充実振りを表現するのは厩舎筋の関係者。「この中間も脚元を気にせず動かせている。普通にやれているのが何よりで、厩舎はGⅢなら引き続き勝ち負けになると思っています」という話だ。
戸崎圭太騎手は1週前に栗東まで調教に乗りに行っており、「仕上がりは良さそうだし以前よりも成長を感じた」と関係者に話していたそうだ。一方で、「決め手のある馬に差されそうで、新潟の外回りは得意とは思えない。どう乗るかですね」とも感じているようだ。


7枠11番
エンジニア
牡5/54.0kg 
北村宏司/牧光二
騎手厩舎連対率:31.3%
新潟芝:未経験 
芝2000m:1-0-1-2 
最高タイム:1.58.9
《期待値65%》

今回が初めての重賞挑戦となる牧光二厩舎エンジニアだが、庭先で1億円(以上)で取引された良血馬ということで、各関係者は500万や1000万を走っていた頃から「絶対にOPに行く馬」と将来性を評価していた。一気の相手強化となる今回だが、「馬は確実に成長しているし、今の雰囲気ならOPでもやれそうな手応え」と今回も関係者のトーンは上々。「新潟外回りは合うし、道悪にも実績がある」と条件面は恵まれている。
最終追い切りは北村宏司騎手が乗って素晴らしい動きを見せており、「いつも息の入りが悪い馬なのに、今回は全然そんなことがなかった。心肺機能が伴ってきたんだろう」と高評価。デキもかなり良さそうだ。





8枠13番
セダブリランテス
牡4/57.5kg 
石川裕紀人/手塚貴久
騎手厩舎連対率:25.0%
新潟芝:1-0-0-0 
芝2000m:1-0-0-0 
最高タイム:1.59.8
《期待値65%》

昨年のラジオNIKKEI賞、そして今年の中山金杯と、2つの重賞勝ちはともに本命公開して的中をお届けしているお馴染みのドル箱馬セダブリランテスが8ヶ月ぶりの復帰戦を迎える。中山金杯後の放牧で剥離骨折が発覚したが、症状は軽微。それでも「秋以降に上を目指すためにもしっかり時間を掛けた方がいい」と手術に踏み切り、ジックリと時間を掛けてこのレースを目標にしてきた。
これまでの実績から能力上位は明らかで、57.5キロは評価されていると思えば仕方のないこと。むしろ関係者は「パンパンの良馬場が理想なので、レースまでに少しでも回復して欲しい」と馬場状態を気にしていた。


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