葵ステークス

京都11R 葵ステークス
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

京都競馬場11日目11R
第1回
葵S
芝 1200m/新設重賞/3歳/国際/別定


【事前情報ランクM】


今年から重賞に昇格したこのレース。3歳短距離馬を抱える厩舎にとっては待ってましたの一戦とあって、登録段階から頭数が集まり、結果、11頭の除外馬を出すことになった。最近の2~3歳重賞は、大牧場の巧みな使い分けもあって少頭数のレースが多くなっており、非クラシック路線のレースにこれだけの出走希望が集まるというのは、何とも皮肉な話である。ちなみに、除外された11頭の中に有力馬が複数頭おり、それを嘆く声がトレセン内では多く聞かれたそうだ。
日曜日は日本ダービーが行われる。当然、世間的な注目度は圧倒的にそちらだろうが、このレースも短距離馬にとっては何とか獲っておきたい大きなタイトル。力が入っている陣営は少なくない。




1枠2番
アサクサゲンキ
牡3/57.0kg 
武豊/音無秀孝
騎手厩舎連対率:22.2%
京都芝:未経験 
芝1200m:2-1-0-0 
最高タイム:1.08.8
《期待値65%》

正直、乗り役の評価はそう高くない馬(かなり気難しい馬で、何をしでかすか分からない危うさがあるそうだ)ではある。それでも、小倉2歳S勝ちに加えて、京王杯2歳S3着にファルコンS2着と、このメンバーに入れば最上位の実績が示す実力は疑いない。
今回も、このレースに照準を合わせて計算通りの調整は消化できており、厩舎サイドは「徐々に大人になってきているし、持ち前のレースセンスの高さを活かせる絶好の枠も引けました」と、前向きな話に終始。別線の情報筋からも、「この馬にしては珍しいくらい息遣いがイイ。よほど体調がイイんだろう」という高評価が聞こえてきている。前走で別定57キロも経験済み。距離も「間違いなく1200mがイイ」と全てのスタッフが語る通りで大歓迎。実績通りの評価が正解ということになりそうだ。





5枠10番
アンヴァル
牝3/54.0kg 
藤岡康太/藤岡健一
騎手厩舎連対率:30.3%
京都芝:1-0-0-0 
芝1200m:3-0-1-0 
最高タイム:1.09.0
《期待値65%》

入厩当初から「母(アルーリングボイス)とはタイプが違う馬」と担当が距離の融通性を示唆していた馬だが、さすがにマイルの桜花賞はハナから厳しいと見ていたようで、その時点から「葵Sが上半期の最大目標です」という本音を聞いていた。先行してパッタリ止まってしまった桜花賞の内容を見て、よりその思いは強まった様子。レース後、2週間ほど短期放牧に出してリフレッシュ、帰厩後は坂路で丹念に乗り込み、最終追い切りはコースでビッシリ。騎乗した康太も「反応に少し物足りないところもありましたが、休む前より馬体は良くなっています」と、納得の表情で話していたという。
直線で窮屈になったフィリーズレビューでも差のないところまで迫ったように、重賞でも十分通用する力があることは明らか。ベストの1200mなら勝ち負けできるだけの立場。


7枠13番
タイセイプライド
牡3/57.0kg 
岩田康誠/西村真幸
騎手厩舎連対率:20.0%
京都芝:未経験 
芝1200m:1-0-0-0 
最高タイム:1.09.0
《期待値60%》

以前は脚元に危ないところがあり、ミルコも積極的に乗りたがらなかったほどなのだが、契機になったのは2走前の勝利。「あの一戦でミルコの評価が『やっぱり走る』とガラッと変わったんです」と、先約だったフラワーCのため乗れなかったファルコンSをだいぶ悔やんでいたらしい。
そのファルコンSは結果を出すことはできなかったが、「2着からはそう離されていないし、重賞レベルならやはり1200mの方がイイでしょう」と、改めて矛先を向けてきたこのレース。中間の動きも良く「夏馬らしくグングン毛ヅヤが良くなってきた」と、担当も認めており走れる態勢は整っている。これまで2度の重賞挑戦はともに凡走だが、今回に関しては軽く扱わない方が良さそうな話。





7枠14番
トゥラヴェスーラ
牡3/56.0kg 
福永祐一/高橋康之
騎手厩舎連対率:25.0%
京都芝:1-0-0-1 
芝1200m:1-1-0-0 
最高タイム:1.08.5
《期待値65%》

元乗り役の内田浩助手が手掛けている馬。その内田浩助手は随分と自信があるらしく、週中から「敵は抽選だけ。出られればまず勝ち負けになる」と、近しい関係者に吹き回っていたそうだ。何とか抽選を突破したことは何よりと言っていい。
そもそも前走時、追い切りに乗った福永が「かなりイイ馬」と絶賛したという逸話もある馬。その評価通りの決め手を発揮した前走は好内容であり、「短距離なら楽に重賞を勝てるレベル」と、レース後、さらに上がったという点も見逃せない。揉まれず運べるこの枠も好材料であり、「コレは勝っておきたい」と、助手、乗り役ともにかなり力が入っているそうだ。


8枠15番
ミッキーワイルド
牡3/56.0kg 
北村友一/安田隆行
騎手厩舎連対率:19.7%
京都芝:未経験 
芝1200m:未経験 
《期待値60%》

厩舎サイドの期待は大きい。何しろ、2戦目のクロッカスSでヘグッた福永を一発でクビにしたほど。前走で乗った川田も「ユーイチさんを降ろすくらいだから、相当なんでしょうね」と、かなりプレッシャーを感じていたという話があった。
「2走前は内しか伸びないと分かり切っている馬場。ユーイチのミスとハッキリしている。重賞でも勝ち負けするだけの素材」と、この中間も厩舎サイドからは強気な話。前走で乗った川田に言わせれば「心身ともに馬が若い。まだまだこれからの馬」とのことで、完成度勝負になりそうなココでは多少分が悪いとも言えるが、厩舎の期待度だけならメンバー随一。北村友がそれに応えられるか。



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