京王杯スプリングC

東京11R 京王杯スプリングC
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

東京競馬場7日目11R
第63回
京王杯スプリングC
芝 1400m/GⅡ/4歳上/国際/別定


【事前情報ランクM】


安田記念の前哨戦として、東京の芝1400mで行なわれるGⅡレース。1着馬には安田記念への優先出走権が与えられる。
以前はマイラーズCや中距離戦からの転戦馬に押され、京王杯SC組はあまり安田記念では結果が出ない時期もあったが、ストロングリターンが2年連続で京王杯SC→安田記念のローテで結果を出した辺りから状況が一変。以後、ヴァンセンヌ、サトノアラジン、レッドファルクスなど、このレースをステップに安田記念でも結果を残す馬が増えてきている。今年もしっかりチェックしておきたいレースになるだろう。
また、東京開催は今週からBコース。明日のヴィクトリアマイルに向けても、馬場傾向の変化はこのレースで掴んでおきたいところ。







1枠1番
サトノアレス
牡4/56.0kg 
蛯名正義/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:42.9%
東京芝:1-2-0-1 
芝1400m:未経験 
《期待値65%》

キャピタルS、東京新聞杯でともに最速の上がりを繰り出し2着と復調してきた藤沢和雄厩舎サトノアレスが、今回はキャリア初の1400m戦に挑む。「以前は直線でモタれたりしていたが、この中間は精神的な成長が感じられる。東京コースならば1400mでも心配はないし、スタートさえ五分に決めればチャンスはあるでしょう」と陣営は自信を見せており、昨夏以来の勝利に向けて雰囲気は良好だ。
藤沢和雄厩舎は青葉賞、NHKマイルカップに続いて東京の重賞に厩舎2頭出し。この時期に存在感を増してくるのはさすがこの厩舎といったところで、サトノアレスは青葉賞のゴーフォザサミットを勝利に導いた蛯名正義騎手への乗り替わりで勝利を目指す。





3枠6番
グレーターロンドン
牡6/56.0kg 
田辺裕信/大竹正博
騎手厩舎連対率:17.6%
東京芝:4-0-1-3 
芝1400m:未経験 
《期待値60%》

大竹正博厩舎グレーターロンドンは昨秋から色々と恵まれないレースが続いている。毎日王冠はメンバー中最速の32秒6の豪脚で追い込むも3着まで。天皇賞・秋では不良馬場の中で思い切ったイン突きを敢行したが、結果が伴わず9着。中山のディセンバーSはやはり最速の上がりを繰り出すも、スローの前残りを許しての3着だった。
ここまでは負けても見せ場や能力の高さを見せていたが、年明け初戦の東京新聞杯は川田騎手に乗り替わり、2番手からの競馬を試みるもアッサリ後退して9着。実は、このレースはなかなか結果が出ない現状にオーナーサイドが苛立ち、田辺騎手をクビにした上で「前で競馬をしろ」と指示。川田騎手もその通りに乗ったのだが、全くこの馬の良さが出なかったというものだった。
却って悪い結果となったため、前走のダービー卿CTは田辺騎手に戻していつも通りの競馬。中山のフルゲートでは差し届かなかったが、東京コースに戻れば前進は必至。そろそろ能力が結果に結び付くレースが巡ってきてもいいだろう。





4枠8番
リライアブルエース
牡5/56.0kg 
戸崎圭太/矢作芳人
騎手厩舎連対率:18.2%
東京芝:2-0-0-0 
芝1400m:2-0-0-1 
最高タイム:1.20.2
《期待値55%》

4月29日の晩春Sでは《SPECIALTY》公開レースの本命馬として推奨し、見事に4番人気で1着。3連単1万8680円の的中をお届けすることとなった矢作芳人厩舎リライアブルエース。その時にお伝えしたように「リアルスティールに続くウチのエースはコイツ」「順調に行きさえすれば重賞も獲れる」とまで関係者が高く評価している素質馬だけに、中1週での重賞挑戦というのも決して勇み足ではない。
「2走前に大敗した後にリフレッシュ放牧を挟んでいるので、中1週でも馬に疲れはありません。戸崎騎手を確保できたのもよかったし、前走のように馬混みの中で闘争心を出して、しっかり自分の脚を使うレースが出来ればこの相手でも期待はあります」と関係者は前向き。前走の晩春Sも着差はクビ差だったが、これは内から抜け出したところでソラを使ったため。まだまだ余力はあった。昨冬からの勢いを考えれば、重賞でも侮れない。





5枠9番
ウインガニオン
牡6/56.0kg 
津村明秀/西園正都
騎手厩舎連対率:30.0%
東京芝:2-0-0-2 
芝1400m:3-0-0-4 
最高タイム:1.20.0
《期待値60%》

「ここまで分かりやすい馬も珍しい」と関係者が評する西園正都厩舎ウインガニオン。典型的な“夏馬”かつ“ピンパー型”の先行馬で、3歳から5歳まで、毎シーズン夏場に連勝しては勢いが止まるとほとんどのレースが2桁着順という、極端かつ芸術的とすら言える成績を刻んでいる。
「冬場は歩様が硬くなるが、夏になると身のこなしが柔らかくなるし、他の馬が暑さでヘバってしまうくらいの時ほど馬体にハリが出てイキイキしてくる」と関係者が解説するように、夏場が良い馬であることは確か。そして、得意な季節に東京&新潟→中京→新潟と左回りの開催が続くこともあるが、これまでの全8勝のうち7勝が左回りでもある。今回はまだ真夏というほどの時季ではなく、実績もないGⅡの一戦だが、京都金杯の大敗後ここまで待っただけあって、陣営も初夏の陽気と左回りを待っていた。「あまりスローペースではキレ負けするので、今回も後続を離すような強気の逃げを打ちたい」とのこと。この馬の個性を考えると、狙うなら頭か。


5枠10番
セイウンコウセイ
牡5/57.0kg 
三浦皇成/上原博之
騎手厩舎連対率:0.0%
東京芝:1-1-0-3 
芝1400m:2-1-0-2 
最高タイム:1.20.7
《期待値60%》

連覇を狙った高松宮記念は6着に終わった上原博之厩舎セイウンコウセイ。しかし、そのレースには明確な敗因があった。まずはマイナス14キロという馬体重。「普段は輸送でも減らない馬だが、あの時は馬運車の中が蒸し暑くて、それで体重が落ちてしまった。一緒に輸送していた馬も大きく減っていた」とのことだ。この中間に馬体は回復しており、今回は東京でのレース。心配はいらないだろう。
もう1つがハナを切った立ち回り。「最内枠だったので、包まれてはいけないと行くしかなかった。結果的に、強引に外の馬と競り合うことになってしまい展開が厳しくなった」と関係者は振り返る。本来はハナにこだわる馬ではなく、隣にウインガニオンがいる今回は、それこそ昨年高松宮記念を制した時のように好位で脚を溜める競馬になるだろう。


7枠14番
ビップライブリー
牡5/56.0kg 
大野拓弥/清水久詞
騎手厩舎連対率:40.0%
東京芝:2-0-0-1 
芝1400m:3-5-1-2 
最高タイム:1.19.6
《期待値55%》

条件戦では10戦連続3着以内という安定感を見せていた清水久詞厩舎ビップライブリーだが、OP入りしてからは4、2、5、5、7着とワンパンチ足りない成績が続いている。着差は毎回僅かであり、相変わらず堅実な走りは見せているのだが、やはり相手が強くなると常に勝ち負けを演じていた条件戦の時のようにはいかないのだろう。
しかし、今回は重賞制覇のチャンス到来と考えている関係者が多いようだ。安田記念の前哨戦となるGⅡで相手は楽ではないのだが、関係者の期待は「今回はOP入りしてから初めての左回り1400mですからね」という点にある。確かに、1600万条件を2勝したのはどちらも東京芝1400mで、新潟芝1400mでも好内容の2着。どんな条件でも堅実なので見過ごしがちだが、最も高いパフォーマンスを見せているのは左回り1400mだ。「相性の良い舞台なので、春はココを目標に仕上げてきました」という叩き3走目。着順を上げてくる可能性は高いと見る。





7枠15番
ダンスディレクター
牡8/56.0kg 
武豊/笹田和秀
騎手厩舎連対率:45.0%
東京芝:0-0-0-1 
芝1400m:3-4-1-5 
最高タイム:1.19.5
《期待値65%》

阪急杯を使えずにブッツケでの参戦となった高松宮記念で4着。やはり能力は高く、8歳を迎えてもそのスピードに翳りは感じられない。「この年齢なので状態面で大きな変化はないし、この中間も順調にきている。1400mも守備範囲だし前走くらい走れば上位争いだろう」と関係者も期待している。
重賞2勝は1200mでのものだが、1400mも通算3勝を挙げて阪神カップで2度の2着があるように適性は高い。また、厩舎サイドとしては「高松宮記念は中京最終週で良馬場発表でも馬場が重く、パワー勝負になった分届かなかった。東京でパンパンの良馬場なら違うだろう」と、馬場状態にも期待を抱いている様子。今回のメンバーなら勝負になっていい。



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