京都新聞杯

京都11R 京都新聞杯
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

京都競馬場5日目11R
第66回
京都新聞杯
芝 2200m/GⅡ/3歳/国際/馬齢


【事前情報ランクM】


決してレベルが高いとは言えない今年の京都新聞杯だが、それだけに、どの馬にもチャンスがあるまさに激戦。ダービーというより、さらに先、秋以降ひいては古馬になってから出世しそうな馬もいるだけに、その将来性を占うという意味でも必見だろう。そして、混戦ゆえに情報が跳ねるパターンでもある。大きく勝負する類のレースではないが、少額で高配当を狙うには打ってつけと言える。




1枠1番
フランツ
牡3/56.0kg 
M.デムーロ/音無秀孝
騎手厩舎連対率:46.2%
京都芝:1-0-0-0 
芝2200m:未経験 
《期待値60%》

前走後はすぐにこのレースに目標を定めて調整は実に入念。この厩舎にしては珍しく坂路で終いが掛かってしまうタイプだが、「デビューからずっとこんな感じで走っていますから。心配はありません」と担当者。何より計算通りに仕上げられたことで、具合はかなりイイそうだ。オーナー的には、ココで賞金を積んでダービーという狙いのローテらしく、かなり力が入っているとのこと。ミルコもかなり早い段階で確保していたという話。
ただ、そのミルコは、「ワンターンの1600mくらいがベストの馬」と見ているようで、「この条件は少し厳しそうだ」と慎重なジャッジをしている(ちなみに、この馬を受けた後にプリンシパルSの堀厩舎ブレステイキングの依頼が来たらしく、かなり悔しがっていたそうだ)。


1枠2番
グローリーヴェイズ
牡3/56.0kg 
浜中俊/尾関知人
騎手厩舎連対率:50.0%
京都芝:0-1-0-0 
芝2200m:未経験 
《期待値60%》

きさらぎ賞で本命公開から的中馬券をお届けした馬。当時はミルコの好騎乗も光ったが、元より、デビュー前の稽古に乗った黛が「ボクが乗せてもらえるようなレベルの馬じゃありません」と、その素質を絶賛したほどの馬。聞いていた通りの勝負仕上げならあの好走も納得できるものだった。
その後はだいぶ疲れが出てしまったということで、天栄に放牧に出され英気を養っていたのだが、思いのほか回復に手間取ったようで、予定していた皐月賞を断念せざるを得ないという誤算があった。4月半ばにようやく帰厩しそこからの調整自体は上手くいっているそうだが、「動きは申し分ないが、毛ヅヤがイイ頃に比べて一息だし、トモも少し緩い」と、担当のトーンは上がり切らない状況。今回は地力に期待といったムード。なお、ココはあくまで今後のために賞金を加算することが目的で、ダービー出走はほとんど考えていないそうだ。


3枠5番
タニノフランケル
牡3/56.0kg 
幸英明/角居勝彦
騎手厩舎連対率:25.0%
京都芝:0-0-0-1 
芝2200m:0-0-1-0 
最高タイム:2.15.7
《期待値60%》

2走前は勝負処で落鉄するアクシデントが堪えた敗戦。「何としてもダービーに出したい」と意気込む陣営にとって、前走は負けられない一戦だったわけだが、その期待に応える快勝。道悪を苦にしない個性が発揮されたとも言えるが、「マイペースで走れば本当に強い」と、鞍上も目を丸くする優秀な内容だった。
これまで、ウオッカの仔を全て預かりながら、今ひとつ結果を残せていない厩舎にとって「今のところ、最高傑作だと思う」と語るこの馬は、大舞台に進めなければならない好素材。「パンパンの良馬場で時計勝負になった時がどうか」と、瞬発力に欠けるタイプゆえの弱みはあるものの、使い込んでも体が減らず、この中間の調整も至極順調でデキはイイ。厩舎にとっても力の入る一戦。





4枠7番
ケイティクレバー
牡3/56.0kg 
四位洋文/安田翔伍
騎手厩舎連対率:-
京都芝:2-1-1-0 
芝2200m:0-1-0-0 
最高タイム:2.11.8
《期待値55%》

定年間近の目野厩舎にいたこともあり、昨夏からほぼ休みなく使われているこの馬。ましてや前走がGⅠでは、その反動も含めて今回は状態面がどうか? という疑問が残るところだろう。
しかし、「とにかく元気。このタフネスには恐れ入る」と厩舎サイドも驚くほど疲れも見られず高いレベルでデキが安定しているという報告。今週の追い切りでもジョッキー騎乗とはいえ、素軽い動きを見せていた。前走で控える競馬を経験させた効果も大きいと言われており、「ココは実績を再評価しなければならない」と、周辺筋の間でも警戒を強める声が挙がっているそうだ。
なお、厩舎サイドからの話では、今回もハナに行く気はないらしい。





6枠12番
ユーキャンスマイル
牡3/56.0kg 
荻野琢真/友道康夫
騎手厩舎連対率:20.0%
京都芝:2-1-0-0 
芝2200m:1-0-0-0 
最高タイム:2.15.6
《期待値65%》

武豊の騎乗停止により、鞍上は荻野琢。確かに、字面的には明らかな乗り下がりであり、世間的な評価がガクンと下がるのも頷ける話ではある。
しかし、厩舎精通筋からは「ユタカが乗っていれば、もっと印が付くし人気にもなったでしょう。それを考えればオイシイんじゃないですか」という話。以前からお伝えしている通り、モタれる面があって操縦が相当難しい馬。クセ馬嫌いの武豊がそれでもこだわって乗っていたほどだから、秘めるモノは相当ということ。早い時点から厩舎サイドも「ワグネリアンには劣るが、コチラもダービーで走らせるべき馬」と、高い評価を与えている。
普段の稽古から何度も乗っている荻野琢は、この馬のクセを熟知しており、だからこその起用。ある意味で、ユタカの代わりは彼しかいないと言ってもいい。久々の重賞勝利は、同時に愛馬をダービーへ導く大事な勝利。当然、相当気合は入っている。





8枠15番
シャルドネゴールド
牡3/56.0kg 
ボウマン/池江泰寿
騎手厩舎連対率:33.3%
京都芝:未経験 
芝2200m:未経験 
《期待値65%》

「これならマイルでもイイくらい。それくらいキレキレの動き!」と厩舎が話していた前走。だが、結果的にはその絶好の仕上げが裏目に出てしまったようだ。手掛ける担当者に聞けば、「レース前からテンションが上がってどうしようもなかった。それを見た川田が前に行かせたもんだから、もうどうにもならなかった」と、全く力を出せずに終わったと見るのが正解のようだ。
「そもそも、コーナー2つの綺麗な競馬より、4つのゴチャつくくらいの競馬が合うタイプ」という見立てもあり、前走後はココ一本に絞って入念な調整を消化。「追わせるボウマン替わりも大歓迎。ダービーに出したい馬だけど、ダービー云々よりココを何とかしたいという気持ちの方が強い」とは厩舎サイドから聞こえてきた本音。前走の敗戦で見限るのはあまりに早計。巻き返しがありそうだ。



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