サンスポ賞フローラS

東京11R サンスポ賞フローラS
有力馬事前情報 事前情報ランク【C】

東京競馬場2日目11R
第53回
フローラS
芝 2000m/GⅡ/3歳/牝馬/国際/馬齢


【事前情報ランクC】


2016年チェッキーノ、2017年モズカッチャンと2年連続で勝ち馬がオークスでも2着に入っているトライアル・第53回フローラS。距離適性や将来性という要素が重要視され、必ずしも全ての3歳牝馬が桜花賞を目指すわけではなくなった今、フローラSのレベルは確実に上がっている。今年の牝馬クラシックは上位陣の層が例年以上に厚いが、それでもオークスに向けて見逃せないレースとなるだろう。




1枠1番
サラキア
牝3/54.0kg 
池添謙一/池添学
騎手厩舎連対率:9.5%
東京芝:未経験 
芝2000m:未経験 
《期待値60%》

1戦1勝の立場で臨んだチューリップ賞でも穴人気して実際に4着まで追い込んできたように、潜在能力の高さは関係者にも高く評価されている池添学厩舎サラキア。デビューからの2戦はどちらもマイル戦だが、陣営は「距離に関しては心配していないし、ゲートが悪いのでむしろ距離が延びた方がレースが組み立てやすい」と2000mに関しては心配しておらず、「スムーズな競馬さえ出来れば勝ち負けになると思います」とトーンは高い。長距離輸送を考慮して直前は軽めにとどめているが、「1週前にしっかり負荷を掛けているので問題ありません」と厩舎サイド。今度こそGⅠへの切符に手が届くか注目の1頭。



2枠3番
ウスベニノキミ
牝3/54.0kg 
内田博幸/鈴木孝志
騎手厩舎連対率:0.0%
東京芝:未経験 
芝2000m:1-0-0-0 
最高タイム:2.03.2
《期待値55%》

前走のフラワーCで4着と上でも通用するところを見せた鈴木孝志厩舎ウスベニノキミだが、「折り合いばっかり気にして乗っていた。あのポジションじゃあ…」と厩舎サイドは不満を覚えていたという話。確かにゴール前は脚を余していたような感じで、乗り方次第でさらに上の着順もあったと考えるのも無理はないだろう。それでも今回も鞍上には内田博幸騎手を起用。互いに納得の結果を出したいところだ。
そして、初勝利を挙げたレース後にデムーロ騎手から「スタミナが豊富。距離が延びた方が良い」と進言されたようで、前走の1800mから初勝利を挙げた2000mに戻るのはプラス。さらに2400mのオークスとなればさらに期待が高まるところだろう。前走以上の結果を目指す。





2枠4番
サトノワルキューレ
牝3/54.0kg 
デムーロ/角居勝彦
騎手厩舎連対率:60.4%
東京芝:未経験 
芝2000m:未経験 
《期待値65%》

今のところ、デムーロ騎手はオークスではフラワーCを勝って直行予定のカンタービレに乗る予定となっているが、実はまだ決定ではない。デムーロ騎手本人は今回のフローラSで乗る同じ角居勝彦厩舎のサトノワルキューレ、こちらを能力的には上だと見ており、ここで権利を取れればオークスではこちらに乗る腹積もりらしい。
ただし、関係者も「権利さえ取れればオークス本番でも面白い存在」と評価しているものの、問題は今回結果が出せるかどうか。「この馬には2000mでも短い。開幕週の馬場で後ろから行って持ってこられるかどうか」と、続けて2400mを使ってきただけに今回の距離を気にしており、「この中間は馬体維持を重視しているようで、中5週にしては本数が少ない」と、オークスを見据える存在ゆえに、ココで目一杯という仕上げでもないようだ。果たして能力だけで捻じ伏せられるかどうか、この馬の結果は1ヵ月後の大舞台に大きく影響を与える。





3枠5番
ノーブルカリナン
牝3/54.0kg 
藤岡康太/友道康夫
騎手厩舎連対率:24.4%
東京芝:未経験 
芝2000m:未経験 
《期待値55%》

2着となったエルフィンSの後に「マイルは短い」という話となり、次走には中山のフラワーCを選んだが結果は7着。「ゲートが速い馬ではないので、1コーナーまでが短い中山の1800mではポジションが取れなかった」と鞍上が振り返るように、今までとは違う最後方からの競馬となってしまい、勝負処から大外に持ち出して直線は良く伸びていたものの届かずという内容。「小回りが合わなかった。消化不良の競馬になってしまったね」と厩舎サイドもレース選択を悔やんでいたという。
しかし、陣営としてはこの馬の素質を見込んでおり、フラワーCは能力を出していないという判断から、フローラSへの続戦を決断。ここまでの経緯から距離が2000mに延びること、広い東京コースに替わることはプラスであり、鞍上には「調教から乗れて、オークスまで続けて乗ってくれる騎手」ということで藤岡康太騎手を起用。陣営は本気で権利取りを狙っている。





5枠10番
オハナ
牝3/54.0kg 
石橋脩/堀宣行
騎手厩舎連対率:23.4%
東京芝:1-0-0-1 
芝2000m:未経験 
《期待値65%》

デビューから2連勝し、3戦目のクイーンCはマウレアを交わしての4着。「これまでの相手を考えればここでは間違いなく上位」と関係者も強気にレースに臨んでいるのが堀宣行厩舎オハナ。華奢な馬で、厩舎も期待馬には若い内は無理をさせない方針なので、クイーンCで賞金加算が叶わなかった後は、成長を促すために放牧に出してオークストライアルまで待機。「今回は馬体がフックラして良い雰囲気。目方も10キロくらい増えているし、今回は良い状態で臨めますよ」と、結果を求められる態勢にある。
距離に関しては「本質的には長い」と評価する人間もいるが、「折り合いは付く馬だし、同世代の戦いであれば距離延長はプラスになりそうです」という考え方が主流。何より陣営が「この相手なら2着くらいは大丈夫だと思います」と、自信というか楽観的なほどの雰囲気なのが頼もしい。なかなか牝馬クラシックには大物を送り込めない堀厩舎だが、今年は期待して良さそうだ。





6枠12番
レッドベルローズ
牝3/54.0kg 
三浦皇成/鹿戸雄一
騎手厩舎連対率:24.4%
東京芝:1-0-0-1 
芝2000m:1-0-0-0 
最高タイム:2.01.8
《期待値65%》

新馬勝ち後は桜花賞を目指して果敢に重賞に挑戦したものの、フェアリーS3着、クイーンC10着と賞金加算を果たすことの出来なかった鹿戸雄一厩舎レッドベルローズ。しかし、桜花賞からオークスに目標を切り替え、2000mに臨んだミモザS。これまでマイルにこだわっていたため周囲からは距離を心配する声もあったが、終わってみればデビュー以来一番の楽勝で2勝目。オークスへの権利がかかる今回も陣営のトーンは当然高い。
今回も10日に帰厩してほぼ10日競馬だが、これは「美浦にいるとテンションが上がってしまうのでギリギリまで外厩にいた方がいい」という意図のもので、いつも通りのこと。まだゲートに不安はあるようだが、「仮に出遅れても2000mなら挽回は利くでしょう」と、陣営はあまり心配していなかった。


8枠16番
ノームコア
牝3/54.0kg 
戸崎圭太/萩原清
騎手厩舎連対率:42.9%
東京芝:未経験 
芝2000m:未経験 
《期待値60%》

フラワーCでは3着に好走した萩原清厩舎ノームコア。ここまでの3戦は福島、中山、中山といずれも小回りコース。そこで結果が出ているだけに今回は広いコースの東京に替わってどうかというのがポイントだが、実は、フラワーCの当時からある関係者から「本当は距離が延びれば延びるほど良い馬で、1800mは短いし、小回りコースも能力の違いでこなしてきたようなもの。今回ダメでも次のフローラSは買った方が良いですよ」という情報を得ていた。こういう話があって3着なのだから地力の高さは評価に値する。デキに関しても前走は半年振り。「前走は何とか間に合った感じだった。この中間は在厩のまま調整して状態はもちろん上がっている」とのことで、大外枠、そして思った以上に相手が揃ったことを差し引いても評価すべき存在となる。




スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する