フジTVスプリングS

中山11R フジTVスプリングS
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

中山競馬場8日目11R
第67回
スプリングS
芝 1800m/GⅡ/3歳/牡・牝馬/国際/馬齢


【事前情報ランクM】


まず、特別登録に名前のあった堀宣行厩舎のサトノソルタスは結局このレースは回避となり、「除外になったらその時に考える」と開き直って皐月賞へ直行することにしたようだ。共同通信杯2着から、賞金的に危うい状態での直行決断と言えば、2015年のドゥラメンテと同じパターン(ドゥラメンテは2勝馬だったが)。堀厩舎はサトノソルタスにも同じような大きな期待を抱いているのかもしれない。今回は出走しないが、この先注目の1頭になるだろう。
さて、今年は弥生賞が鮮烈な2強決着だった半面、共同通信杯でグレイルが、土曜日の若葉Sではタイムフライヤーが沈没。ますますダノンプレミアムの1強、対抗ワグネリアンという図式が世間のファンの間では固まりつつある。皐月賞に向けて最後のトライアルとなるスプリングS、果たして皐月賞の主役に名乗りを挙げるような勝ち方をする馬は出てくるだろうか?いよいよ皐月賞まで1ヶ月、このレースも絶対に見逃せない。
さて、その皐月賞の前に、来週は1ヶ月ぶりのGⅠとなる高松宮記念が春の中京開催のフィナーレとして行なわれる。WORLDにとっても相性の良いこのGⅠ、今年も既に東西の情報筋から勝負話が舞い込んでおり、楽しみなレースとなりそうだ。







2枠2番
ルーカス
牡3/56.0kg 
デムーロ/堀宣行
騎手厩舎連対率:41.0%
中山芝:0-0-0-1 
芝1800m:1-1-0-0 
最高タイム:1.47.1
《期待値60%》

追い切りで放馬して回避するのではと囁かれ、レースでも折り合いを欠いて伸び切れなかったホープフルSの当時と比べれば、調整は順調にいっておりデキは間違いなく上。しかしながら、「まだまだ良化の余地を残す現状だし、兄と同じで本格化は古馬になってからというタイプ。今回は潜在能力の高さでどこまで通用するかというところでしょう」と、今回も関係者のトーンは決して高くない。「小回りの1800mというのもこの馬向きじゃない。東京のマイルなんてピッタリだと思うので、今からでもNHKマイルCを目指せばいいのに…」と、適性面を不安視する関係者もいるようだ。





4枠4番
レノヴァール
牡3/56.0kg 
北村友一/高野友和
騎手厩舎連対率:46.4%
中山芝:1-0-0-0 
芝1800m:1-0-0-1 
最高タイム:1.48.4
《期待値60%》

今回と同じ中山1800mの若竹賞で2勝目を挙げ、皐月賞の権利を賭けてスプリングSに臨んできた高野友和厩舎レノヴァール。「ここまで戦ってきた相手は正直軽い。この相手でどこまでやれるかはやってみないと分からない」と陣営は謙遜するが、「操縦性が高くて乗りやすいし、コースを問わずどこでも力を出せるのは長所。スパっとは切れないけど追ってしぶといし、混戦になれば出番はあるかもしれません」と、密かに色気は持っているようだった。中山で勝っているのとポジションを取れるのは大きな強みで、警戒しておきたい1頭だろう。


4枠5番
エポカドーロ
牡3/56.0kg 
戸崎圭太/藤原英昭
騎手厩舎連対率:43.3%
中山芝:未経験 
芝1800m:0-0-1-0 
最高タイム:1.50.9
《期待値65%》

土曜日もファルコンSをミスターメロディが勝つなど、今年に入ってから勢いが止まらない藤原英昭厩舎。今週は「3歳重賞全てに出走馬を送り込む」と話題になっていたが、スプリングSに挑むエポカドーロも2連勝中で十分勝ち負けを狙える存在だ。「相手が楽になりそうな番組を選んで使いにいった面はあるが、楽に先手を取れたし、小倉への輸送で結果が出たのは大きい」と、陣営はあすなろ賞の逃げ切り勝ちを振り返っており、「今回も自分のペースで運べるかどうか。とはいえ逃げなくても競馬は出来るので、無理せず良いポジションを取って進めたい」と、今回も上位争いを見込んでいる。
良血馬揃いの名門藤原英昭厩舎にあって、この馬はそれほど奥のあるプロフィールの持ち主ではないのだが、こういう馬でもシッカリ活躍させてGⅠへの切符を獲得させられるなら、いよいよ今年のこの厩舎の流れは止まらない。





6枠8番
ステルヴィオ
牡3/56.0kg 
ルメール/木村哲也
騎手厩舎連対率:64.9%
中山芝:未経験 
芝1800m:1-0-0-0 
最高タイム:1.51.3
《期待値65%》

今年はあまり全体のレベルが高くない中、「ダノンプレミアムに挑戦状を叩き付ける資格のある存在」と評価されているのが木村哲也厩舎ステルヴィオ。ここまでは4戦2勝、2着2回という成績だが、先着を許したのはサウジアラビアRC、朝日杯FSともにダノンプレミアムだけ。今回のパフォーマンス次第では一気に世代のトップと呼ばれるようになる可能性もあるだろう。
土曜日はファルコンSで同じオーナーのダノンスマッシュが1番人気に応えられず、若葉Sはタイムフライヤーが5着、フラワーCではロックディスタウンが最下位とまさかの波乱が続いた。ステルヴィオに関しても「ロードカナロア産駒なので距離が延びてどうか」「賞金はあるし先を見据えた仕上げ、結果より内容重視の競馬になるのではないか」という指摘があるが、距離に関してはルメール騎手が「この馬は距離が延びた方が良い」とジャッジしており、仕上げに関しても関係者は「休み明けでも中途半端な仕上げはしていない」と断じていた。ならば、結果でその実力を示したい。





7枠11番
ゴーフォザサミット
牡3/56.0kg 
田辺裕信/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:25.0%
中山芝:1-0-0-0 
芝1800m:1-0-0-2 
最高タイム:1.47.7
《期待値65%》

前走の共同通信杯は出負けした上に内外の馬に寄られて進路がなくなり、これまでとは全く違う最後方からの競馬を余儀なくされながら、直線は内を縫って最速の上がりを使い、3着馬とはハナ差の4着。「前走の負けは悲観しなくていいどころか、却ってこの馬の強さを実感できたレースだった。普通に出ればポジションは取れるし、上位争いになる」と関係者のトーンはむしろ前走以上で、皐月賞の権利獲りへ向けてかなりの意気込みだ。
未勝利戦から3戦連続で上がり最速をマークしており常に全力を出せるタイプで、このコースでも未勝利戦で2馬身半差の快勝を決めているのは心強いところ。弥生賞のオブセッション、そして転厩してきたロックディスタウンのフラワーCと期待を裏切る結果が続いている藤沢和雄厩舎のクラシック候補、いよいよこの馬に掛かる重圧は大きい。


8枠12番
マイネルファンロン
牡3/56.0kg 
柴田大知/手塚貴久
騎手厩舎連対率:20.0%
中山芝:0-1-1-0 
芝1800m:0-1-0-0 
最高タイム:1.50.3
《期待値60%》

デビュー当時から「今年のマイネルでクラシックに乗ってきそうなのはこの馬だな」と関係者が話していたように、期待の高い存在だった手塚貴久厩舎マイネルファンロン。まだ1勝馬の立場ではあるが、葉牡丹賞3着、フリージア賞2着はともに勝ち馬から0.1秒差。能力的には今回のメンバーでも決して見劣らないだろう。
初勝利を挙げたのは東京コースだが、当時は重馬場。陣営は「本質的には切れ味勝負の馬じゃないので、良馬場の東京だと分が悪いと思っていた。そう考えると前走は期待以上に頑張ってくれたし、先行力としぶとさが活かせる中山ならもっとやれる」と、今回のコース替わりにも好感触を抱いている。同じタイプだと2年前2着のマイネルハニーが思い出されるが、今年もこのトライアルから「マイネル」軍団が皐月賞の切符を掴むことが出来るか。



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