共同通信杯


東京11R 共同通信杯
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

東京競馬場5日目11R
第52回
共同通信杯
芝 1800m/GⅢ/3歳/国際/別定


【事前情報ランクM】


今や、牡馬クラシック本番に向けて弥生賞やスプリングSといったトライアルと同格か、それ以上の存在感を放つようになった出世レースの共同通信杯。毎年少頭数ながら皐月賞、ダービーを見据えるハイレベルなメンバーが揃い、今年もそう言うに相応しい12頭がエントリーしてきた。
WORLDとしても、2017年◎スワーヴリチャード、2016年◎イモータル、2015年◎ドゥラメンテ、2014年◎サトノアラジン、2013年◎メイケイペガスターと5年連続で的中馬券をお届けしているレース。これも、東京で行なわれるクラシックの重要な一戦だからこそ、精度の高い勝負話が揃い、その情報馬が紛れなく力を発揮してくれるということの証明。今年もクラシック本番まで注目を集めるであろう素質馬が揃ったが、果たして勝負度合いで勝る馬、そして馬券の肝となる穴馬とは?前日情報と当日公開の最終決断をしっかり参考にして頂きたい。







1枠1番
サトノソルタス
牡3/56.0kg 
ムーア/堀宣行
騎手厩舎連対率:32.0%
東京芝:1-0-0-0 
芝1800m:1-0-0-0 
最高タイム:1.58.3
《期待値65%》

10月29日、天皇賞・秋当日の新馬戦で見事に勝利を飾った堀宣行厩舎サトノソルタス。良い馬は良い舞台でデビューさせるという矜持があるこの厩舎ゆえに、天皇賞デーでデビューさせたサトノソルタスが今年の3歳世代のトップの1頭という評価を受けていることは自明。天皇賞デーでのデビューというと、厩舎の偉大な先輩であるサトノクラウンと同様だ。
その新馬戦が超の付く不良馬場だったため、反動を懸念して放牧に出て、改めて年明けの東京を目標に調整。この中間は同じく堀厩舎期待の3歳馬であるブレステイキングの存在があったため、「サトノソルタスとブレステイキング、どちらかを3週目の共同通信杯、もう片方を4週目のフリージア賞に、どちらがどちらになっても鞍上ムーアで使う。判断は両馬の追い切りを見て判断する」ということで、先週まで復帰戦の舞台が決まらなかったが、最終的にはブレステイキングが爪を痛めた影響もあり、サトノソルタスが重賞の舞台を踏むこととなった。
ただ、一部の関係者は「慎重な堀厩舎らしくギリギリまで結論を先延ばしにしてたけど、ポテンシャルというか、器の大きさを考えればサトノソルタスを重賞に使うのは当然だったと思うよ」と早い段階から話していたらしく、この馬への期待は相当のようだ。1戦1勝馬には厳しい舞台となるレースだが、先週は同様の懸念をされていたサトノフェイバーが勝利。そして、1枠1番というのはサトノクラウンが東スポ杯をデビュー2戦目で勝った枠順でもある。


3枠3番
アメリカンワールド
牡3/56.0kg 
浜中俊/藤岡健一
騎手厩舎連対率:33.3%
東京芝:未経験 
芝1800m:1-0-1-0 
最高タイム:1.48.9
《期待値65%》

前走で未勝利を勝ち上がったばかりの藤岡健一厩舎アメリカンワールドだが、厩舎の人間やここまで全レースで手綱を取る浜中騎手にとっては、デビュー前から大舞台を狙っていたという期待馬。「もともと皆の期待はかなり高かった馬ですから。前走でようやくこの馬本来の力を出せたという感じです」と、関係者は重賞でも好勝負が出来そうな手応えを感じているようだ。
左回りも輸送競馬も初めてで課題は多いものの、「この中間も良い雰囲気でデキに関しては申し分ない」という話で、「能力的には絶対に足りる」と厩舎の人間は強気のようだ。もちろん浜中騎手もこの馬のために日曜日は東京遠征。関係者のトーンからすると、善戦以上の結果があっても驚けない。


6枠7番
ブラゾンダムール
牡3/56.0kg 
横山典弘/松永幹夫
騎手厩舎連対率:14.3%
東京芝:1-0-0-0 
芝1800m:未経験 
《期待値55%》

前走の黄菊賞で10着と大敗してしまったため、今回はガクっと人気を落としそうだが、その敗戦には事情アリ。そもそも東京で新馬戦を勝ったこの馬、2戦目はホームの京都に戻っての競馬だったのだが、レースでは終始左にモタれっぱなし。騎乗していたデムーロ騎手も「いつものような走りじゃなかった。左にモタれて、左トモが気になっていた。コーナーではずっと外に逃げていたし、直線で追い出してからも手前を替えなかった」とお手上げ。まとめると、現状では右回りは苦手ということだ。
今回は放牧を挟んで心身ともにリフレッシュを図り、左回りの東京で反撃を期す。500万で大敗した後にも関わらず、強気な重賞挑戦。これこそ、陣営が前走の負けに納得していないという証明であり、気性面も考慮して上手く調整できた今回は巻き返しを狙う。


7枠9番
ステイフーリッシュ
牡3/56.0kg 
中谷雄太/矢作芳人
騎手厩舎連対率:9.8%
東京芝:未経験 
芝1800m:未経験 
《期待値60%》

前走のホープフルSでは世間的には8番人気と盲点の存在になっていたが、WORLDは穴馬Jokerに抜擢して◎タイムフライヤーからの相手本線に推奨。見事、アワヤ2着にも届くかという3着に好走し、3連単5万2380円的中の立役者となった。
新馬勝ちから中1週でのGⅠ激走ということで疲れも出たためこの中間は短期放牧に出ていたが、「馬のデキはさらに良くなっている」とのこと。それどころか、「元気が溢れているせいで勝手に時計が出過ぎてしまうので、先を見据えた仕上げがしにくいほど。初戦から仕上がり切ってしまったかも」と、次回以降への影響を気にするほどに戦闘態勢は整っているようだ。GⅠ3着の実績あるとはいえ、賞金的にはただの1勝馬。クラシック出走へ向けて、結果の欲しいレースになる。





7枠10番
ゴーフォザサミット
牡3/56.0kg 
田辺裕信/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:0.0%
東京芝:1-0-0-0 
芝1800m:1-0-0-1 
最高タイム:1.49.4
《期待値65%》

秋の東京、百日草特別で2勝目を挙げると、12月のGⅠはどちらも見送ってこのレースまで待機。その甲斐あって「秋には華奢に見えた体が逞しくなり、着実に成長してきた」と、年を跨いでパワーアップ。「レースを経験するたびに馬が良くなっているし、続けて東京コースで走れるのは魅力。馬場も問わないので好勝負になると思います」と、陣営は前向きだった。
追い切りに乗った田辺騎手の感触が意外にイマイチだったという点と、「初戦から仕上げているわけではないので、見た目の動きはいいけど少し重さが残っている感じなんだよな」という一部の関係者の話は気になるが、大崩れはないだろう。





8枠12番
グレイル
牡3/57.0kg 
武豊/野中賢二
騎手厩舎連対率:30.0%
東京芝:未経験 
芝1800m:未経験 
《期待値65%》

デビュー2連勝で重賞を勝ち、しかも京都2歳Sで差し切った相手は2歳王者タイムフライヤー。当然今回のグレイルに掛かる世間の期待は大きく、もちろん関係者も狙うは無傷の3連勝、そしてクラシック戦線の主役の座だ。
前走後は共同通信杯を目標と決めており、年末に帰厩してからは不安なく調整されているとのこと。最終追い切りは絶品の動きだった。輸送競馬と左回りはどちらも初めてになるが、「馬格があるし馬運車の中でも大人しいタイプなので輸送を苦にするイメージはないし、手前替えもスムーズなので右回り、左回りも問わない」と、陣営はその辺りには一切不安を感じていない。期待が大きい故に調教師からは「まだ緩い」など辛口な言葉が出てくるが、あくまでもこれはダービーを獲るという目標を念頭に置いているからこその発言。GⅢのココではまだ負けられないという雰囲気。



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