きさらぎ賞

京都11R きさらぎ賞
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

京都競馬場4日目11R
第58回
きさらぎ賞
芝 1600m/GⅢ/3歳/国際/別定


【事前情報ランクM】


いまや大事な出世レースのひとつに数えられるこのレース。今年も将来性豊かな逸材が複数頭出走してきており、頭数こそ寂しいが中身はかなり濃いものとなっている。データ上は厳しいとされる1戦1勝馬も今年は粒が揃っており、データに固執すると危険な匂いもプンプンする。このレースが、今後のクラシック戦線のメルクマールになる可能性も十分あるだけに、馬券はもちろん、そのレース振りも必見。
今後の指針という意味なら、来週の京都記念も同様。ダービー馬レイデオロを筆頭に豪華メンバーが揃う一戦。毎年、人気馬が叩き台と割り切って出走、人気を裏切るケースが多いレースだけに、厩舎の本音を正確に聞いて、序列付けを行いたい。
また、次週は土曜日から月曜日まで行われる変則3日間開催。“異例こそ情報”は情報競馬の鉄則。来週も馬券になるオイシイ話が盛りだくさんになりそうだ。




3枠3番
サトノフェイバー
牡3/56.0kg 
古川吉洋/南井克巳
騎手厩舎連対率:18.4%
京都芝:1-0-0-0 
芝1800m:未経験 
《期待値65%》

「不安より楽しみしかない」。週中、この馬について聞かれたフルキチが即答したのは、そんな言葉だったそうだ。初戦が平凡な時計の逃げ切り勝ちながら、「スピードの違いで逃げて勝ったというだけ。この馬の力はあんなものじゃない」とキッパリ、どうやら相当なポテンシャルを感じているようだ。
そして、期待しているのは厩舎サイドも同じこと。「競馬が上手いから、揉まれたりとかそんな心配は何もいらない」と調教師がセンスの高さを評価すれば、別のスタッフも「前走よりいい。まだまだ強くなる」と楽しみしかないといったムード。「控える競馬もできるけど、瞬発力勝負は避けたいから今回もハナに行く形になると思う」とはフルキチの話。今季絶好調の騎手、厩舎。その前向きな話は決して侮れるものではない。


4枠4番
ラセット
牡3/56.0kg 
藤岡佑介/庄野靖志
騎手厩舎連対率:66.7%
京都芝:1-1-0-0 
芝1800m:未経験 
《期待値60%》

ダートで下ろしたデビュー戦は、厩舎サイドも「使うところを間違えた」と反省するほど適性外の条件であり、完全に参考外と見てイイ。芝で経験を積み、ハミの取り方なと着実な成長を遂げた上での初勝利は秀逸な内容。一足飛ばしの重賞挑戦となる今回も、「ポテンシャルはヒケを取りませんよ」と厩舎サイドは実に意欲的な姿勢でいるという。
手綱を取る藤岡佑も、「可能性を秘めた馬。楽しみ」と、最終追い切りに乗ってデキの良さを確認したこともあって、かなり色気がある様子。多少恐がりな面が残っているだけに、この少頭数は大歓迎のクチ。距離についても、「癖がないので大丈夫でしょう」と、近しい関係者に見通しを語っていたそうだ。


7枠8番
グローリーヴェイズ
牡3/56.0kg 
M.デムーロ/尾関知人
騎手厩舎連対率:38.5%
京都芝:未経験 
芝1800m:1-0-0-0 
最高タイム:1.52.8
《期待値65%》

コレは入厩当初から厩舎の並々ならない期待を聞いている馬。普段、稽古に乗っている黛が『ボクじゃ(実戦に)乗せてもらえないレベルの馬です』と語っていたことからも、その評価が正しいことは証明されている。初戦で乗ったミルコ、前走で乗った浜中もともに「この馬は走る」と話しており、ここ格上挑戦の重賞でも「ヒケを取ることはありません」と、厩舎サイドの期待は大きい。中間の調整も順調で、あとは変則的な今の京都をこなせるかどうか。ただ、そこはこのテの馬場状態を読み切ることに関しては、当代随一のミルコ。土曜日の競馬を終えて、確かなイメージはできているようだ。


8枠9番
ダノンマジェスティ
牡3/56.0kg 
松若風馬/音無秀孝
騎手厩舎連対率:24.0%
京都芝:未経験 
芝1800m:1-0-0-0 
最高タイム:1.49.9
《期待値65%》

皐月賞を制したアルアインの全弟にあたる良血。トモが緩い馬ということもあって、ジックリ待ってのデビュー戦となった前走でも、厩舎サイドから「だいたい勝てる」という話が入っていたが、直線でかなり外に切れながらも、危なげない着差で楽勝。荒削りだが、かなりの能力を秘めていることは間違いないようだ。
その後はすぐにこのレース出走が決定。中間の調整からハミを換えるなど真っ直ぐ走れるように準備はしてきており、「どんな競馬をするか、不安より楽しみが大きい」と厩舎サイドの期待は大きい。和田の代役でお鉢が回ってきた松若にとっても、コレは落とせない一戦。


8枠10番
カツジ
牡3/56.0kg 
松山弘平/池添兼雄
騎手厩舎連対率:16.7%
京都芝:1-1-0-0 
芝1800m:未経験 
《期待値65%》

フレグモーネで朝日杯FSを回避した後は、このレースに目標を切り替えて在厩調整。「手元に置いて調整できた分、かなり上手くいきましたよ」とは担当者。むしろ間隔が開いた効果でさらに良くなっているという見方も厩舎サイドにはあるようだ。の在厩調整の内容も、実に考えられたものとなっており、鞍上が付きっ切りで稽古を手伝い、内に入れたり外に出したりと、実戦を想定してどんな競馬でもできるように準備が進められている。
デビュー時にもお伝えした通り、これはオーナー自らが惚れ込んで購入した馬であり、その期待度は相当。ゆえに、厩舎としても絶対に成功させなければならないという思いは強い(この馬主は、新興馬主の中でピカイチと評判。つまり、大事なお得意様)。「ダノンが化物ならともかく、勝ち負けはしてもらわんと困る」。調教師のその言葉が、期待の全てを物語っている。



スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する