日経新春杯

京都11R 日経新春杯
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

京都競馬場5日目11R
第65回
日経新春杯
芝 2400m/GⅡ/4歳上/国際/ハンデ


【事前情報ランクM】


格上挑戦も含み、前走条件クラス組が4頭出走してきた今年の日経新春杯。決して全体レベルが高いとは言えないレースとなったが、その分、馬券妙味は大きい。その格下の中には、前々からの期待馬も少なくなく、“格”を無視して買いたくなるような話も聞こえてきている。もちろん、実績馬も迎え撃つ準備はできている。ハンデ戦であることも含めて、なかなかの激戦が見られそうだ。
さて、来週は関西主場の重賞競走はひと休みとなるが、中京では楽しみなダート重賞・東海Sが行われる。そして、何やらこのレースがかなり面白いことになっているらしいのだ。GI前哨戦という位置付けながら、フェブラリーSの関連性が薄く、『本番でよりもここが目イチ』の馬をいかに見抜くかが馬券的な勝負の分かれ目となるレース。今年も、それにふさわしい馬が見つかった。続きは来週のお楽しみだが、期待通りのイイ馬券になることだろう。




1枠1番
サンタフェチーフ
牝6/52.0kg 
四位洋文/斉藤崇史
騎手厩舎連対率:0.0%
京都芝:1-0-0-2 
芝2400m:1-2-0-0 
最高タイム:2.28.1
《期待値65%》

実は、2週ほど前から「愛知杯でミルコを乗せて勝負!」という話がトレセン内で出回っていたという裏話。格下の身ながら、転厩当初から「絶対に重賞を獲れる馬」と高い評価を下していた厩舎サイド。ココに来て本格化したと、格上挑戦の重賞でもかなり自信を持っていたそうだ。
先週日曜日の特別登録で優先順位が最下位という事態に陥り、予定はこの日経新春杯へと変更。ローカルの牝馬限定戦から、牡馬相手の2400m戦へと条件が大きく変わってはさすがに……と誰しもが思うところだが、当の厩舎サイドのトーンは全く落ちず。愛知杯除外濃厚という調査結果を聞くや、すぐに目標をココに切り替え、「四位に減量してもらう」と、空いていた四位をすぐに確保。「とにかくデキがメチャクチャ良い」と、週中に話を聞いた全てのスタッフがと口を揃えるほどの状態面を武器に、本気で一発狙っているそうだ。
別線の情報筋からは「距離とかコースを考えたら、中京の2000mよりむしろココの方がイイ」という声も。あとは四位騎手がどう乗るかだけ。「極端な競馬をしないで出たなりで運んでくれれば、斤量差もあるし追い比べになれば負けないと思う」とは厩舎サイド。調教師も「いい勝負になるんで、見てて下さい」と、最後まで強気な姿勢を崩さなかったそうだ。





2枠2番
ロードヴァンドール
牡5/56.0kg 
横山典弘/昆貢
騎手厩舎連対率:38.2%
京都芝:3-1-1-2 
芝2400m:0-0-0-1 
最高タイム:2.27.1
《期待値55%》

前走後に、横山典弘が「この馬は間違いなくステイヤー。もっと長い距離を使った方がイイ」と厩舎サイドに進言したという話。全幅の信頼を寄せる横山典の進言ということもあり、調教師もすぐにこのレース出走を決めたそうだ(ちなみに、横山典は「3000mくらいあっていい」と、万葉S出走もプッシュしたらしい)。寒い時期が合うタイプのようで、ココに来て着実に体調も上向きという話。「ひょっとしたら、ノリは大逃げする作戦を考えているかもしれないね」とはこの中間の厩舎サイド。その発言が全てを物語るように、乗り方を含めて全て横山典任せというスタンスではあるのだが、逆に天才の相馬眼がどういう結果を生むかということに、純粋なホースマンとしての興味があるようだ。
ちなみに、美浦で横山典騎手に近い人間に話を聞いた情報筋に寄れば、「道悪は下手だから今の荒れた京都の馬場で先週のように雨が降ると厳しいし、たとえ良馬場でもどうか」と、意外に素っ気ない話だったそうだ。このあたり、いかにも天才らしい。





3枠3番
モンドインテロ
牡6/57.0kg 
ルメール/手塚貴久
騎手厩舎連対率:23.8%
京都芝:2-0-1-0 
芝2400m:3-0-1-0 
最高タイム:2.25.6
《期待値65%》

昨年の3着馬が、経験を積んでひと回りパワーアップ。「今がまさに充実期」と、厩舎サイドは昨年以上の結果を出す自信があるようだ。この中間もシッカリとした乗り込みを消化しており、担当に言わせれば「去年の秋以降では一番のデキ」とのこと。若干エンジンの掛かりが遅いものの、一旦掛かればどこまででも伸びていくというタイプの馬だけに、下り坂も活用できる京都2400mはベストの条件と言える。
また、去年と違い、ミッキーロケットとはハンデ差が逆転している点も厩舎の自信を後押しする。実際、厩舎スタッフの複数人が「(ハンデ差を加味して)あれは逆転可能」と、強気に言い切っていたらしい。馬群を割るような形より、外を回した方が伸びるタイプ。その勝手を知るルメールを背に、待望の重賞タイトル奪取に力が入る厩舎サイド。





6枠7番
パフォーマプロミス
牡6/54.0kg 
M.デムーロ/藤原英昭
騎手厩舎連対率:80.0%
京都芝:1-0-1-1 
芝2400m:0-2-0-0 
最高タイム:2.25.1
《期待値60%》

スーパーショット指定レースのグレイトフルSにて、本命公開から2万2740円の万券的中をお届けしたことは記憶に新しいところ。当時、まだリーディングを争っていた藤原英厩舎が、「この馬は絶対に勝たせたい」と並々ならぬ意気込みで東上させた経緯は当時もお伝えした通り。その期待にキッチリ応えるのだから、この馬も立派なものである。
その勢いを駆って臨む重賞のココ。さすがに厩舎サイドも週明け発売の週刊誌で重い印が並んでいる様には「おいおい……いくらなんでも」と苦笑いだったそうだが、改めてメンバーを見返すと「デキは変わらずイイし、素質で負けることもないと思う」と、徐々にトーンは上向きに。左右の回り、坂の有無、東西の舞台と、これまで条件を問わず堅実な走りを見せている点は、ひとえにこの馬の高いセンスの為せる業。勝負強さピカイチのミルコを鞍上に迎え、一気の重賞獲りまでありそうなムードは漂っている。





6枠8番
ミッキーロケット
牡5/57.5kg 
和田竜二/音無秀孝
騎手厩舎連対率:34.4%
京都芝:2-2-0-3 
芝2400m:1-2-0-1 
最高タイム:2.23.3
《期待値60%》

前走後は連覇を目指してココを予定してはいたのだが、既に一般紙でも報じられている通り、中間に外傷を負って調整に一頓挫。表向き、厩舎サイドは「影響はない」と強調しているそうだが、「やはり随所に本当に良かった頃との違いは感じる」と、実はそう楽観できない状態でもあるようだ。このレースへの適性は証明されており、このメンバーに入ればポテンシャルもナンバー1と言える存在。普通は最上位評価になるところだが、今回に関しては地力でどこまで……といったムードもある。全く無視とまでは行かずとも、過剰人気には注意したい1頭。


7枠10番
ソールインパクト
牡6/54.0kg 
福永祐一/戸田博文
騎手厩舎連対率:24.1%
京都芝:0-2-0-1 
芝2400m:1-0-3-0 
最高タイム:2.24.3
《期待値60%》

最後はバタバタになりながら、何とか2着を死守した前走。後続がモタついたことに助けられたという側面は否定できないが、勝ったスワーヴリチャードはミルコがチャンピオンになれる馬と絶賛した大器であり、また、3着セダブリランテス、4着アルバートは次走でシッカリ重賞勝利。決してメンバーに恵まれた好走ではなく、「ココに来てイイ意味で馬が枯れてきて、余計なことをしなくなった。その分、折り合いが楽になって力を発揮できるようになった」と、遅まきながら精神面の成長が著しいと厩舎サイドは認めている。
もどかしいほど詰めの甘いキャラクターではあるが、そんなタイプゆえにユッタリ流れる長距離戦は向いていることはハッキリ。「絶対に勝てるという馬じゃない」とは鞍上サイドだが、「右回りでも心配ないし、ココも上位争いはできる」と、崩れるシーンは考えられず、あとは相手が何頭崩れてくれるかといったムード。



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