シンザン記念

京都11R 日刊スポシンザン記念
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

京都競馬場3日目11R
第52回
シンザン記念
芝 1600m/GⅢ/3歳/国際/別定


【事前情報ランクM】


天候が微妙ではあるが、桜花賞狙いを公言する関東の有力牝馬も参戦し、頭数以上に楽しみが多い戦いになる今年のシンザン記念。古くはタニノギムレット、最近なら一昨年2着ジュエラー、昨年3着ペルシアンナイトなどなど。早期の重賞ながらココを経験して将来のGⅠ馬になるケースも多いだけに、先々のためにも見逃せない一戦となりそうだ。
3日間開催でスタートした2018年の競馬。次週は土日の通常開催となるが、常々申し上げている通り、変則開催は全休日がズレることもあって、その翌週に影響を与えることが多い。それもあって、敢えて今週ではなく来週に勝負処を置き、駒を温存してきた厩舎が幾つかある。次週はそのあたりに馬券の買い処も眠っているようだ。




1枠1番
スターリーステージ
牝3/54.0kg 
川田将雅/音無秀孝
騎手厩舎連対率:75.0%
京都芝:1-2-0-0 
芝1600m:1-2-1-0 
最高タイム:1.35.3
《期待値55%》

未勝利脱出に手間取ったとはいえ、様々な位置取りや馬場を経験できたことは収穫。厩舎サイドも「一戦ごとにレースを覚えてきているし、未勝利を勝った直後ではあっても、そう悪い競馬にはならないはず」と、色気を持っているようだ。デビュー前には、福永をして「来年のマイル路線はこの馬で行きたい」と言わしめたほどの素質を秘めた馬。待望の1勝をキッカケに、ポンポンと出世する可能性は大いにある。
この中間、多少毛ヅヤをよく見せない点は気になるものの、「時期的なものもあって仕方ない。多少無理使いだった前走より、放牧明けの今回の方が具合はイイ」と調教師。デキの問題はないと考えていいだろう。14年の覇者ミッキーアイル、17年2着タイセイスターリーと、兄がともにこのレースで好走している血統も魅力。牡馬相手でもそう軽くは扱えないところ。


2枠2番
ファストアプローチ
牡3/56.0kg 
M.デムーロ/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:-
京都芝:未経験 
芝1600m:0-0-0-1 
最高タイム:1.34.0
《期待値65%》

本質的にはもう少し長い距離向きの馬ではあるが、「トビが大きくて、とにかく広いコースが合う馬」という厩舎のジャッジがあり、前走、そして今回とマイル戦を選択している。その前走は6着ながら、勝ったダノンプレミアムは別格として2着ステルヴィオとは0.1秒差。レース後のシュミノーが「休み明けの分だと思う。もっと走れる馬」と話していたことを考えても、額面以上の評価が必要になる。GⅠ出走の疲れどころか、叩いた上積みがかなり大きいという今回。「先々のためにも、この程度のメンバーなら何とかしてもらわないと困ります」と、厩舎サイドは星勘定で送り出すそうだ。


3枠3番
アーモンドアイ
牝3/54.0kg 
戸崎圭太/国枝栄
騎手厩舎連対率:42.5%
京都芝:未経験 
芝1600m:1-0-0-0 
最高タイム:1.35.1
《期待値65%》

勝った後、ベゴニア賞を使って阪神JFに出走する予定だったが、放牧先で体を減らしてしまい、その回復に戸惑ってしまったという裏話。しかし、焦らずジックリ待った甲斐あって、減った体も既に戻っておりココに向けて順調な調整ができたと厩舎サイド。「関西馬も牝馬の層が厚いようですが、この馬も桜花賞を狙っている馬です」と公言するのは調教師。これまで数々の名牝を手掛けている師がそこまで言うのだから、素質は本物と見ていいだろう。実際、稽古に騎乗した戸崎も「凄くイイ。先々まで楽しみ」と絶賛していたという話がある。
いかにもこの時期の3歳馬らしく、牧場やクラブの都合から牝馬ながらフェアリーSではなくコチラを選択。ただ、この背景にあるのは広いコース向きというジャッジに加えて、「この馬なら牡馬相手でも好勝負できる」という自信。国枝厩舎に精通する筋も「今週、脈アリの馬を多く使っているが、中でもコレが一番の星勘定のようだ」という報告が入ってきている。


6枠6番
ブランモンストル
牡3/56.0kg 
松田大作/中尾秀正
騎手厩舎連対率:10.0%
京都芝:0-0-0-1 
芝1600m:1-0-0-0 
最高タイム:1.34.7
《期待値55%》

厩舎ですら、「まさか使うことになるとは思わなかった」という今回。未勝利を勝ったばかりの中1週、普通なら自己条件で手堅く稼ぎたいところだが、どうやら「馬主サイドの強権発動のようです。アピールの意味が強い参戦です」という事情があるらしい。
ただ、2戦目でガラリ一変して見せた前走が秀逸の内容。騎乗した大作も「前進はできると思っていましたが、まさかココまで変わるとは」と驚くほどの大変身。好位から正攻法の競馬で好時計勝ちは、素直に評価する必要アリ。「イキナリはどうか分かりませんが、重賞でもチャンスのある馬だと思います」という言葉も、満更リップサービスでもなさそうだ。成長途上だけに長い目で見る必要はあるが、この機会に是非、覚えておいていただきたい1頭。


7枠9番
カフジバンガード
牡3/56.0kg 
藤岡康太/松元茂樹
騎手厩舎連対率:33.3%
京都芝:0-0-1-0 
芝1600m:1-0-0-0 
最高タイム:1.37.8
《期待値65%》

月曜日は雨の予報が出ている京都競馬場付近。これを最も喜んでいるのがこの馬の陣営だろう。「道悪は鬼」と語る道悪適性に加え、これまで上がり最速の脚を一度も使ったことがない決め手不足のキャラクター。ゆえに、時計の掛かる馬場になってこそ出番が来るという見立てである。
もちろん、馬自体の能力とデキも文句ナシ。稽古に騎乗した康太も「凄くイイ馬。重賞でも勝負になる」と手応えを掴んでおり、担当者も「使いながら体も増えているし、使うごとに状態が上がってきている」と、上積みに太鼓判を押している。前走でマイルにもメドは立っており、これは馬場悪化なら勝ち負け圏内まで浮上してきそうなムード。


8枠11番
カシアス
牡3/57.0kg 
浜中俊/清水久詞
騎手厩舎連対率:35.0%
京都芝:未経験 
芝1600m:0-0-0-1 
最高タイム:1.34.1
《期待値60%》

前走を見る限り、やはりマイルは微妙に長い印象がある。実際、騎乗した浜中も「う~ん……センスの良さでこなしてはいますが、本質的にはもう少し短いところでしょうね」と、その適性について話していたという。
しかし、厩舎サイドは前走の走りに収穫を感じたようで、「直線の半ばまでは見せ場があったし、一線級相手では苦しくても、この程度のメンバーなら勝ち負けできると思う」と、前向きな話に終始していたそうだ。「前走後からココまで、予定通りに調整できています」という担当の言葉からデキ落ちの心配もない。勝ち切るかどうかはともかく、メンバー中、唯一の重賞ウイナーとして無様な競馬にはならないであろう。土曜日の京都金杯でもクルーガーを駆って2着。当時もお伝えした通り、1月の京都重賞で無類の強さを見せる浜中騎乗という点も強調できる材料。



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