京都金杯

京都11R スポニチ賞京都金杯
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

京都競馬場1日目11R
第56回
京都金杯
芝 1600m/GⅢ/4歳上/国際/ハンデ


【事前情報ランクM】


2018年、改めまして新年明けましておめでとうございます。今年もWORLDの重賞情報を皆様の馬券検討にお役立てください。
新年一発目の重賞は、毎年恒例の東西金杯。こちら京都は今年のマイル戦線を賑わすことになるであろう、楽しみな馬が出揃った。例年になく頭数は少ないが、少数精鋭の言葉通り、初っ端からアツい戦いが見られることだろう。
年末年始の変則日程に加え、イキナリの3日間開催とくればトレセン内のバタつきも必然の話であり、また、そんな特異な状況だからこそ、各陣営の思惑が勝敗を分けるカギになる。是非、開幕週から情報競馬を堪能していただきたい。







2枠2番
ラビットラン
牝4/54.0kg 
藤岡康太/角居勝彦
騎手厩舎連対率:0.0%
京都芝:0-0-0-1 
芝1600m:1-0-0-1 
最高タイム:1.34.3
《期待値65%》

前走で勝ち切れなかったのは正直痛恨。秋華賞は権利を獲ってしまったがゆえの無駄使いであり、戦前の段階で「内回りの2000mって馬じゃない。見せ場は作れるがそこまでだろう」と厩舎サイドは白旗ムードだったという裏話。だからこそ、一息入れて立て直し、得意のマイル戦で勝負を掛けていた前走で決めておきたかったというのが、厩舎サイドの本音。しかも、開幕京都で展開の助けが欲しいところに来て、相次ぐ有力ジョッキーの戦線離脱により、鞍上が藤岡康に。「この乗り替わりは正直、痛い」と、助手連中が嘆いていたという話もある。
しかし、幸いなことにデキ落ちは見られず、それどころか「当時から状態ももうひとつ上がっている」と助手が太鼓判を押す上積みもある様子。稽古に乗った康太も「イイね~」と早くも惚れ込んでおり、一発狙う気マンマンらしい。ジックリ脚を溜められる内枠を引けたことも好材料。前走の鬱憤を晴らす末脚一閃、その可能性もまた、ある。





5枠7番
レッドアンシェル
牡4/56.0kg 
幸英明/庄野靖志
騎手厩舎連対率:50.0%
京都芝:1-0-0-0 
芝1600m:1-1-0-3 
最高タイム:1.32.9
《期待値65%》

調教終了後の馬体重が468キロ。実戦ではもう少し減ってくるだろうが、プラス12キロで臨んだ前走からさらなる馬体増。この数字が示す通り、今、まさに充実一途。「太い感じは一切ない。全て成長分だと思ってもらって構いません」と担当もデキの良さには自信を持っている。元々、歩様の関係で左回りは外に張ってしまう個性があり、NHKマイルC、富士Sはともに全力を出し切れての結果ではない。オープン特別とはいえ、巧みなレース運びでアッサリ勝ち切った前走こそこの馬本来の姿。「朝日杯も3角で接触する不利があっての結果。右回りのマイル戦なら重賞でも十分通用します」と、この条件なら陣営もかなり自信があるようだ。
なお、鞍上に関しての流れは以下の通り。主戦の福永は乗りたがっていたのだが、ノースヒルズの意向に逆らえず早々に中山金杯のカデナが決定。当初はミルコでこの一戦に臨む予定だったところ、そのミルコも年末に騎乗停止を受けて乗ることができず。空いていた幸に声が掛かったという経緯がある。その幸は追い切りに乗って「乗りやすくてイイ馬」と好感触を掴んでいるとのこと。テン乗りの代打で結果を出すことができるか。





7枠11番
キョウヘイ
牡4/55.0kg 
高倉稜/宮本博
騎手厩舎連対率:9.7%
京都芝:1-0-0-1 
芝1600m:1-1-1-3 
最高タイム:1.33.2
《期待値65%》

昨年のシンザン記念に続き、ココも陣営が重賞制覇を狙っている鞍。「やっぱりこの時期がイイんだろう」という担当者の言葉どおり、寒い時期に体調が上がってくる馬であり、この中間も元気一杯、ココ数戦の中では間違いなく一番イイと言える状態での出走となる。「前走後はココを目標にしてきました。青写真通りに仕上げられたし、あとは展開だけ」と、厩舎サイドも色気タップリといった様子。「外を回ると外へ逃げて行ってしまう」という個性から馬群を割る競馬しかできない個性。ゆえに前が詰まるなど不利を受けやすいキャラクター(実際、ココ数戦も追い出しのタイミングで挟まれるなどロスがあった)だけに、上手く捌けるかどうかの不安はあるが、イン有利の傾向が強いこの時期の京都なら、追い込み馬でも外をブン回すロスがない点はプラスとも言える。あとは少しでも展開が流れてくれれば……。勢いのある明け4歳馬。本線級の評価が必要なムードは漂っている。


8枠12番
ウインガニオン
牡6/57.5kg 
津村明秀/西園正都
騎手厩舎連対率:33.3%
京都芝:0-0-1-4 
芝1600m:5-1-0-6 
最高タイム:1.32.4
《期待値50》

これまで、連勝を3度やっているこの馬だが、そのいずれもが夏場。前走時も懸念材料とされていた通り、やはり本質的には夏馬と見た方が良さそうで、調教師だけは「寒い今でもデキは悪くない」と言い張っているものの、他のスタッフは、「悪くないというレベル。本当に良かった頃と比べると落ちる」と、本音を漏らしている。
また、騎乗する津村が気にしているのは右回りへの適性。「ハナにこだわらない競馬は作戦通りだったが、4角の手前でモタれ始めてもう何もなかったから……スムーズさが(右と左で)全然違う」と、前走に引き続き京都コースという点も強気になり切れない要素になってしまっているようだ。今回は「ハナにこだわる競馬をしてみるつもり」と、展開面のカギを握る存在になりそうだが、津村にとっては見せ場を作ることができれば十分といった程度の遠征らしい。


8枠13番
クルーガー
牡6/57.5kg 
浜中俊/高野友和
騎手厩舎連対率:20.0%
京都芝:1-0-1-2 
芝1600m:1-0-1-2 
最高タイム:1.32.6
《期待値60%》

度重なる脚部不安で出世が遅れているが、これはこの世代でもトップクラスのマイラーになれると以前から言われていた逸材。早めに動いたサトノアラジンの影響で外を振り回される形になったマイルCSでも、終いは目を引く脚を見せており、騎乗したシュタルケも「まともならもっと際どい競馬ができていた」と、相当悔しそうな口ぶり。その能力は決して錆付いてはいない。もう脚元の不安も完全に払拭されたとあって、「今年は大きいところを狙いたい」と陣営。その足掛かりとして早い段階からこのレース出走を決めており、それに伴って仕上げの過程も狙い通り。中間に叩き出した破格の時計が示す通り、ピークに近い態勢にあると考えていい。
それだけに、この枠は痛恨の一語。さすがに厩舎サイドもこの発表には絶句していたという話。1月の京都に滅法強いことで知られる浜中の手腕に寄せる期待は大きくなった。



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