朝日セントライト記念

中山11R 朝日セントライト記念
有力馬事前情報 事前情報ランク【マル特M】

中山競馬場5日目11R
第71回
セントライト記念
芝 2200m/GⅡ/3歳/国際/馬齢


【事前情報ランク マル特M】


まず、今年のセントライト記念は情報が整ったことを受けて、SPECIALTY指定となりました事をお伝え致します。当日の最終決断は参加者限定公開となりますので、予めご了承下さい。
さて、そのセントライト記念。例年と比べて特殊な点といえば、皐月賞馬、しかも関西馬の皐月賞馬がいることだろう。池江厩舎アルアイン、なぜこのレースからの始動となったかは以下の情報をご覧頂くとして、本番の菊花賞へ向けて、いつもとは違った意味合いを持つレースになるだろう。
そして、アルアインがいる一方で、セダブリランテスの回避などもあり、その他の賞金上位馬がかなり手薄。春の実績馬クリンチャーやプラチナヴォイスも実は収得賞金で見れば古馬1000万勝ち馬より下で、今年はほとんどの馬が「権利を取らなければ菊花賞出走は厳しい」という状況に置かれている。
この両極端な状況下で、「権利取りは確実!アルアイン撃破すらある!」という強力情報馬が浮かび上がったのだが…、その結論は最終決断でのお楽しみ。まずは前日情報で今年のレースの大枠を掴んで欲しい。




2枠2番
サトノクロニクル
牡3/56.0kg 
デムーロ/池江泰寿
騎手厩舎連対率:38.1%
中山芝:0-1-0-0 
芝2200m:0-2-0-0 
最高タイム:2.15.2
《期待値55%》

毎年、両手に余るほどのクラシック候補を抱える池江泰寿厩舎。秋の注目の一つが“菊花賞トライアルの使い分け”である。昨年はセントライト記念に出走したプロフェットが9着、翌週の神戸新聞杯に出走したサトノダイヤモンドが1着という結果だったが、過去3年、
2016年:セントライト記念→プロフェット(9着)、神戸新聞杯→サトノダイヤモンド(1着)
2015年:セントライト記念→ベルーフ(5着)・サトノラーゼン(7着)、神戸新聞杯→キロハナ(14着)
2014年:セントライト記念→トゥザワールド(2着)、神戸新聞杯→サトノアラジン(4着)・トーセンスターダム(7着)
こういった形になっている。
表面的にはどちらがどうとは分かりにくいが、この秋初戦の使い方について厩舎に近い某情報筋は「神戸新聞杯は春の実績に関わらず世代の一番馬と見込んでいる馬を使う。逆にセントライト記念は既に賞金が足りている馬が秋の試走として使う。基本はそういう振り分けです」と解説する。確かに、今年の使い分け(神戸新聞杯はサトノアーサー)からも納得の話ではある。
そうなると、以前に人気で敗れたベルーフ、サトノラーゼンの例もあり、池江厩舎の2頭には簡単には飛びつけないところ。しっかり情報から取捨を見極めたい。
サトノクロニクルは6着に敗れた前走について「ハンデ云々というより、京都新聞杯、白百合Sと使った後の競馬で状態が落ちていた」との関係者の談。今回はリフレッシュされて「前走時よりはいい」とのことだが、一方で「春も取りこぼしが目立ったように、器用さが無くて勝負処で置かれるので中山がどうか」とトリッキーなコースへの対応を気にしていた。鞍上も「アドミラブルが故障したので受けておいた」という程度でそこまでの勝負気配はなく、今回はやはり試走寄りの参戦か。当然、500万を勝ったり負けたりというレベルの馬とは地力が違うはずだが…。





3枠4番
クリンチャー
牡3/56.0kg 
藤岡佑介/宮本博
騎手厩舎連対率:33.3%
中山芝:0-0-0-1 
芝2200m:1-0-0-0 
最高タイム:2.14.1
《期待値55%》

春は単勝244倍での未勝利勝ちから、すみれSを連勝し、皐月賞でも見せ場十分の4着と、クラシック戦線で台風の目となった宮本博厩舎クリンチャー。ダービーは見せ場無く13着に敗れてしまったものの、レース前に思い描いていた「番手から4角先頭くらい。自信を持って強気に乗る」という形に持ち込めず(鞍上曰く「行くに行けなかった」とのこと)、レース後、鞍上はかなり悔やみ、一方で厩舎はかなり不満げだったという。とにかく、ダービーの13着は実力を出し切ってのものではない。
今回はそこからの秋初戦だが、若干仕上がりに不安があるようだ。というのも、当初は神戸新聞杯に使う予定で8月23日に帰厩させたのだが、同じオーナーのカデナとの使い分けで1週前のセントライト記念に回ることになり、追い切りの本数が足りていない。さらに「春も2戦目でガラっと変わった馬で、休み明けは割引でしょう」と厩舎は弱気。距離やコースは申し分無い条件なだけに、叩き台で済ますのは勿体無いが…。


3枠5番
ミッキースワロー
牡3/56.0kg 
横山典弘/菊沢隆徳
騎手厩舎連対率:24.4%
中山芝:1-0-0-1 
芝2200m:1-0-0-1 
最高タイム:2.15.3
《期待値65%》

デビューから全戦で手綱を取ってきた菊沢一樹の手を離れ、今回、横山典弘に乗り替わって秋初戦のトライアルに臨む菊沢隆徳厩舎ミッキースワロー。京都新聞杯の際にも「『コレが息子の重賞初勝利になるんじゃないか?』と言われている。」「美浦界隈では馬券話も何本か盛り上がっているらしい」といった情報をお伝えしていた馬で、実際、そのレースはロスの多い形ながら僅差5着と能力の高さは十分に見せていた。
そして、前走のいわき特別は、厩舎から鞍上へ「負けたらクビ」と言い渡されていた一戦。レースはまたも大外を回る形となり、ゴールの瞬間鞍上はガッツポーズをしたという話だが…、結果はクビ+アタマ差の3着。この結果を受けて(その後この騎手は色々あり、もし前走を勝っていてもココで乗れていたかは分からないが)、関係者の間では「待望の“ノリ”替わりだよ」と言われる今回のタッグが成立したのだった。
立場上は1000万下だが、菊沢一樹を乗せての前走までの走りを見れば、高い能力を秘めていることは明らか。「この中間は馬体が絞れて心肺機能が良くなっている。ノリも追い切りに乗って好感触だったようだし、普通に走れば結果は出るだろう」と関係者は強気だった。





4枠6番
サーレンブラント
牡3/56.0kg 
岩田康誠/戸田博文
騎手厩舎連対率:19.1%
中山芝:0-0-0-3 
芝2200m:0-0-0-1 
最高タイム:2.16.0
《期待値65%》

戸田博文厩舎サーレンブラントは夏を越してかなり良くなっている1頭。鞍上の岩田康誠騎手はこの馬のために月曜は中山入りしており、関係者は「まともなら権利くらいは取れるはず」と強気だ。前走はキセキ、ブラックプラチナムと強い馬が揃っていた中で、ゴール前は良く差を詰めての3着。2400mで2勝しているように、前走から距離が延びるのはプラス。「春は惜しい結果(青葉賞5着)だったが、元々長距離でこそと思っていた馬。菊花賞には何とか駒を進めたい」と厩舎的にもかなり気合いが入っている。追い込み一手なので今回の条件だと動き方がカギになるが、そこは続けて手綱を取る岩田騎手を信頼したいところ。





4枠7番
アルアイン
牡3/56.0kg 
ルメール/池江泰寿
騎手厩舎連対率:37.5%
中山芝:1-0-0-0 
芝2200m:未経験 
《期待値65%》

関西馬の皐月賞馬がセントライト記念で始動というのは異例だが、これは厩舎、オーナー、鞍上まで絡んだ大きな使い分け。まず池江泰寿厩舎としては、サトノクロニクルの欄でも記した通り、サトノアーサーを神戸新聞杯に使うため。ノーザンFとしては、神戸新聞杯にレイデオロ、ダンビュライトらがいる半面、セントライト記念は勝ちを計算できる駒がいなかったため。そして、鞍上は松山弘平騎手からルメールへ。これは早くから決まっていたことだが、秋はアドマイヤミヤビ→ルメールでローズS、ソウルスターリング→ルメールで毎日王冠、アルアイン→ルメールでセントライト記念、レイデオロ→ルメールで神戸新聞杯と、3歳のトップ4頭は秋初戦を全てルメールで使い分けるという流れになっていたのだった。
気になる仕上がりやこのレースへの本気度に関しても「体が大きくなって、春からさらに成長している。動きもどんどん良くなってきて、叩き台でも普通に勝ち負けにならないと困る状態。この厩舎は2頭出しだけど、断然コッチが上」とのこと。道悪にも対応可能で、死角らしい死角は見当たらないというジャッジだ。
日曜のローズSはモズカッチャンを降ろされた和田竜二騎手がラビットランで衝撃の快勝を決め、デムーロ騎手が乗ったモズカッチャンは7着という結果にもなったが、ココはルメール騎手が起用に応えたいところ。





5枠9番
プラチナヴォイス
牡3/56.0kg 
内田博幸/鮫島一歩
騎手厩舎連対率:0.0%
中山芝:0-0-1-1 
芝2200m:未経験 
《期待値60%》

春はスプリングS→皐月賞→NHKマイルというローテを歩んで休養に入った鮫島一歩厩舎プラチナヴォイス。当初は札幌のワールドオールスタージョッキーのレースへの出走を目指して8月頭に函館入りして調整されていたのが、そのレースが無念の除外。その後はこのレースに目標を切り替え、栗東に戻って再調整。なので、秋初戦ながらこの中間は2ヶ月近く乗り込まれており、仕上がりは十分のようだ。右回りだと内にモタれる癖があるのは春からの課題だが、「今回は右回りなので片側だけブリンカーを着けて臨む」とのこと。乗り難しいタイプなので内田博幸騎手も木曜日に栗東に駆け付けて追い切りに乗っている。どうやら、今回は「後ろからジックリ行って権利取りを狙う」という競馬を考えているようだ。春の実績から賞金的にも格上と思われがちだが、実は未勝利戦+萩S1着の1200万しか収得賞金はなく、菊花賞への出走は意外と危うい。ココは気軽な叩き台とは考えてはいられないのだ。


8枠14番
クレッシェンドラヴ
牡3/56.0kg 
戸崎圭太/二ノ宮敬宇
騎手厩舎連対率:40.0%
中山芝:1-0-0-0 
芝2200m:1-0-0-0 
最高タイム:2.16.3
《期待値55%》

一応特別登録はしたものの、水曜日までは全くセントライト記念に出るつもりは無かったという二ノ宮敬宇厩舎クレッシェンドラヴ。ところが、追い切り後にセダブリランテスが挫跖で回避を発表。これを受けてオーナーサイドが「敵わない馬が1頭いなくなってチャンスが広がったし、戸崎騎手も空いた。それならトライアルに行く価値がある」と、このレースへの参戦を指示したとのことだ。厩舎サイドは「クラブの馬だしこういうレースに出して夢を見せたい気持ちは分かるけど、大人しく自己条件(日曜8Rの芝2500mに使う予定だった)に行けば確勝だと思っていたのに…」と不満タラタラの様子だが、“確勝”という言葉が出てきたように。デキ自体は相当イイらしいという話。また、厩舎でも「さすがに敷居は高いけど、ウチの厩舎はこのレース、相性いいからね」と過去10年で2勝、2着1回という実績を思い出して、もしかしてのシーンを期待していたという。



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