プロキオンステークス

中京11R プロキオンステークス
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

中京競馬場4日目11R
第22回
プロキオンS
ダ 1400m/GⅢ/3歳上/国際/別定


【事前情報ランクM】


週中に有力と目されていたエイシンバッケンが急遽回避。これで勢力図がかなり混沌とした今年のプロキオンS。メンバー確定後に聞いた限りでも、複数の陣営から「アノ馬がいないなら……」とチャンス増大と考えている話が聞こえてきた。とはいえ、そのエイシンが抜けても多士済々のメンバー構成に変わりはない。巧者が多いわりに高額条件が少ない、それがダ1400m。それゆえに、ココでタイトルを獲りたいと狙う陣営は多い。
次週は、月曜日からセレクトセールが行われ、週末の重賞も函館記念のみ。世間的にも北海道に注目が集まる週となり、大物馬主や関係者も多く現地に訪れる。しかし、その中で我々が入手した勝負話の舞台はなんと……!是非、楽しみにしていていただきたい。







2枠2番
ベストマッチョ
牡4/56.0kg 
幸英明/手塚貴久
騎手厩舎連対率:0.0%
中京ダ:未経験 
ダ1400m:4-1-0-1 
最高タイム:1.22.4
《期待値60%》

休み明けをひと叩きして良化していたとはいえ、やはり前走は降級戦。「この先のことを考えても、8分くらいのデキで勝ってもらわないと困る」と陣営は話しており、状態自体は必ずしも完調とは言えないものだった。そこで狙い通り勝ち星を拾えたことは大きく、今回は型通りの良化度合い。助手も「上積みしかない!パワーアップして本当にイイ」と絶賛する好態勢で、悲願の重賞獲りに挑んでくる。
唯一の凡走が根岸S。重賞の厚い壁を感じざるを得ないところではあるのだが、調教師に言わせれば「当時は冬場の休み明け。今回は中身が違う」と、あの一戦は度外視可能というのがその見立て。「できれば外枠が欲しかった」と、この枠順だけは懸念材料として残ってしまったが、それ以外に関しては何の不安も感じていない様子の陣営。
ちなみに、調教師は相手をエイシンバッケン(週中に回避が決定)と見ていたようで、「向こうには気の毒だが、素直にチャンスが広がったと思いたい」と、近しい関係者に話していたそうだ。





3枠4番
アキトクレッセント
牡5/56.0kg 
荻野極/清水久詞
騎手厩舎連対率:17.1%
中京ダ:1-0-0-1 
ダ1400m:5-1-0-4 
最高タイム:1.22.4
《期待値65%》

勝ち馬エイシンバッケンの決め手に屈した前走だが、先行して粘ったのはこの馬だた1頭。強気に勝ちに行く競馬をしてのあの結果なら評価が下がることはなく、鞍上、陣営ともに「自信になった」と収穫大を強調していたそうだ。以前はイライラする面が出やすく、レースに行って自滅してしまうことも少なくなかったのだが、「最近は年齢を重ねて落ち着きが出てきた」と、精神面の成長が顕著、レースに行って全能力を発揮できるようになっている。
鞍上荻野極にとっては、これが4度目の重賞騎乗ということになるが、これまでの3回は全てテン乗りの馬であり、自らが主戦を務める馬での参戦はコレが初。しかも、自厩舎の馬ということもあって、力の入りようは相当なものがある。「この馬のことは分かっています。悔いの残らない競馬をしたい」と、今後の騎手人生を左右するといっても過言ではない一戦。渾身の手綱捌きが見られるだろう。





5枠8番
カフジテイク
牡5/57.0kg 
福永祐一/湯窪幸雄
騎手厩舎連対率:100.0%
中京ダ:0-1-1-2 
ダ1400m:6-2-2-6 
最高タイム:1.22.0
《期待値65%》

海外遠征帰りということで、一にも二にも仕上がりが気になるところだが、実は、「ドバイは正直仕上げ切れていなかったんです」と、マイナー厩舎の弱みか、勝手の分からない海外で上手く調整できなかった様子。目一杯仕上げなかったことが、まさに怪我の功名といった様子。帰ってきてからも反動は全く見られなかったという(歩様の硬さもほとんどないそうだ)。直線の長い左回りがベストであることは成績が示す通りであり、その意味でしばらく適条件がない状況。ゆえに「目イチに造った」と、厩舎的にはココで勝負を掛けるつもりだという。
強烈な差し脚は根岸Sで証明済み。デキも間違いなくイイ。残る課題は展開と馬場次第。先週に比べて多少差しが利くようになっているとはいえ、まだ後方一気が決まるかどうかは微妙なところ。福永の手腕によるところは大きい。





7枠12番
キングズガード
牡6/56.0kg 
藤岡佑介/寺島良
騎手厩舎連対率:40.0%
中京ダ:0-1-2-0 
ダ1400m:7-7-5-2 
最高タイム:1.22.2
《期待値60%》

大崩れしたのはGⅠフェブラリーSくらいのもの。若干詰めの甘いところはあるものの、無類の堅実さを誇るこの馬。休み明けで仕上がり途上と聞いていた前走でも、ラストではメンバー最速の上がりを使って2着食い込み。「最後は馬が意地を見せた感じ」と、全く自信を持っていなかった担当は、その走りに改めてこの馬の底力を見たようだ。
そんな状態で使った後だけに、今回は上積みしかないという状況。デキは間違いなく前走以上、そして、人気を裏切る結果となった昨年のこのレースより上とジャッジする厩舎スタッフもいるほど。状態面を理由に負けることはないと考えていいだろう。あとは左回り。藤岡佑も「手前の関係で右回りよりも伸びが甘くなるところはある」と語っており、そこに一抹の不安は残る。「大崩れはない」という厩舎サイドの言葉通り、上位争いには加わってくるだろうが、あとひと押しが利くかどうかは展開の助けも欲しいところ。





7枠13番
イーデンホール
牡5/56.0kg 
M.デムーロ/中内田充正
騎手厩舎連対率:46.2%
中京ダ:未経験 
ダ1400m:3-0-1-3 
最高タイム:1.23.0
《期待値65%》

人気を落としていながら、実はヤリ話が水面下で進行していた2走前の高瀬川Sにて本命公開、大本線で14万2130円の大的中をお届けしたことは記憶に新しいところだろう。そもそも大久保洋厩舎時代から素質の高さを聞いており、栗東・中内田厩舎に転厩後も、スタッフが口を揃えて「コレはオープン、重賞まで狙える」と高評価していた逸材。時間は掛かったが、ようやく収まるべき場所である重賞の舞台に辿り着いたと言っていい。
前走後はすぐにこのレースを目標に設定していたらしく、厩舎サイドのトーンは上々。担当に聞けば調整がかなり上手くいったそうで、「コレはひょっとするとひょっとするぞ」と、エラく色気タップリ。調教師も「ミルコはこの馬のことが分かっているし、内目を窮屈に走らせるより外を回す方がイイ馬だから、枠順も絶好」と、かなり前向きな話。かなり引っ掛かるタイプだけに道中の折り合いがカギを握るが、重賞のペースでそれを相殺できれば、アッと言わせる可能性も十分にある。





8枠14番
ブライトライン
牡8/56.0kg 
川田将雅/鮫島一歩
騎手厩舎連対率:29.4%
中京ダ:0-1-0-2 
ダ1400m:1-1-2-6 
最高タイム:1.22.0
《期待値60%》

もう8歳の老兵だが、「稽古でも唸っていくくらい。老け込んだ感じは一切ない」と担当も驚くほど元気一杯。「むしろ折り合いが心配なくらい。その意味で距離が短くなるのはイイんじゃないかな」と、厩舎サイドもこの条件に色気を持っている。多少口向きの悪いところがあって、乗り難しい面はあるのだが、その点、川田は乗り慣れており操縦に関して問題はないだろう。前走は残り150m地点でパッチンを食らう場面があり、10着大敗も度外視可能。川田サイドも「56キロで競馬できるのは有難いし、上手く流れに乗せられれば馬券圏内もありますよ」と、密かにヤル気だった2走前の東京スプリントと同等かそれ以上の色気を持っているらしい。



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