七夕賞

福島11R 七夕賞
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

福島競馬場4日目11R
第53回
七夕賞
芝 2000m/GⅢ/3歳上/国際/ハンデ


【事前情報ランクM】


荒れることでお馴染みの名物ハンデ重賞七夕賞。毎年地元福島ではラジオNIKKEI賞と並んで大きな盛り上がりを見せる一戦だが、今年は2008年以来となるフルゲート割れ。12頭立てとなると、10頭立てで行なわれた2005年以来の少頭数の競馬となる。
それでも、実績上位の重ハンデ馬、連勝中の上がり馬、コース実績のある軽ハンデの伏兵など顔ぶれは多彩で、例年以上の大混戦とも言えるのが今年。それ故に人気も割れ気味だが、だからこそ的中した時には大きな配当が期待出来るだろう。




1枠1番
パドルウィール
牡6/54.0kg 
石橋脩/中尾秀正
騎手厩舎連対率:11.1%
福島芝:未経験 
芝2000m:3-3-2-7 
最高タイム:1.58.4
《期待値55%》

前走のエプソムCではまさかの最下位に敗れてしまったパドルウィールだが、これはスタート直後に落鉄して「人馬ともに戦意喪失してしまった」という明確な敗因があり、参考外の一戦と割り切ってしまっていい。スタッフが口を揃えて「やたらとデキが良いんです」と状態の良さを強調しているように大敗後でも馬自身の雰囲気は良く、気難しい面があって元々ムラ駆けな面はあるものの、金鯱賞で2着に好走しているように噛み合えば重賞でも勝ち負けに持ち込むだけの地力はある。そして、今回は「最近は金鯱賞の好走を受けて意識的に先行する競馬をしていたが、初心に戻ってしっかり脚を溜めさせてみたいと思う」と陣営が脚質転換を示唆。マルターズアポジーがハイペースで引っ張る形になれば差す形が嵌るかもしれない。


2枠2番
スズカデヴィアス
牡6/56.0kg 
横山典弘/橋田満
騎手厩舎連対率:0.0%
福島芝:未経験 
芝2000m:2-0-1-5 
最高タイム:1.59.4
《期待値60%》

昨冬の金鯱賞で横山典弘騎手が乗った時から差し、追い込みへの脚質転換を図り、今年はその成果が出て再び安定した成績を残すことが出来るようになっているスズカデヴィアス。「後ろから競馬をするようになって集中力が続くようになった」というのが厩舎の担当者が語る復活の理由だが、今回も横山典弘騎手を背に「今回は相手関係に恵まれた印象があるし、年齢的にもこの馬が重賞を勝つ一世一代のチャンスだと思う」と気合十分に七夕賞に臨んでいる。「輸送すると飼い葉を食わなくなるので、馬体重をキープ出来るかが課題」とのことで当日の馬体重は見ておきたいが、一連の競馬内容からここでも有力。なお、中間は来週の函館記念に向かうプランもあったが、横山典弘騎手が乗れるということでコチラに決まったとの話。





5枠6番
ヴォージュ
牡4/55.0kg 
内田博幸/西村真幸
騎手厩舎連対率:50.0%
福島芝:未経験 
芝2000m:5-1-1-0 
最高タイム:1.58.2
《期待値65%》

前走のジューンSでは重賞でも実績のあるプロディガルサンを捻じ伏せて優勝。今年は取消明けから3戦2勝と完全に軌道に乗っている4歳馬ヴォージュが勢いに乗って重賞制覇を目論んでいる。「当初は来月の小倉記念を使う予定だったけど、前走後も疲れが無くてあまりにも具合が良いので前倒ししてココから使うことになった」と厩舎スタッフが語るように、この中間も相当調子は良い模様。これまでの全5勝を2000m戦で挙げており通算で[5-1-1-0]、逆に他の距離では[0-0-1-4]と一度も連対すら無い距離マイスター。福島は初めてだが「器用に立ち回れるタイプだし、後続を抜かせない勝負根性があるので小回りコースは合うはずです」と不安よりも期待の方が大きいようだ。重賞初挑戦で55キロは見込まれた印象だが、夏のハンデ重賞らしい上がり馬の一発を期待していい。


6枠7番
タツゴウゲキ
牡5/52.0kg 
北村宏司/鮫島一歩
騎手厩舎連対率:60.0%
福島芝:2-0-0-0 
芝2000m:3-1-0-3 
最高タイム:1.59.0
《期待値60%》

今年のメンバーでは最軽量の52キロでレースに臨むタツゴウゲキ。今回は格上挑戦での重賞参戦となり、厩舎筋によると「火曜日くらいまでは8割方土曜日の自己条件に行く予定だった」と、当初は特別登録していた土曜福島メインの阿武隈Sを使おうとしていたようだが、相手関係やハンデ、状態面を考えて重賞挑戦にゴーサイン。鮫島一歩厩舎としてはフェイマスエンドとの2頭出しで臨むこととなった。「以前は体質が弱くて続けて使えなかったが、ここにきてシッカリしてきており、中1週でも状態は前走以上」と語るようにデキは問題なし。「福島は得意なコースだし、このハンデなら流れ一つで通用してもいい」と、陣営も密かに色気は持っているようだ。穴で警戒。





6枠8番
ゼーヴィント
牡4/57.0kg 
戸崎圭太/木村哲也
騎手厩舎連対率:34.3%
福島芝:1-1-0-0 
芝2000m:1-1-1-0 
最高タイム:1.59.5
《期待値65%》

福島で重賞初制覇を果たした去年のラジオNIKKEI賞、マルターズアポジーの2着に走った秋の福島記念、そしてAランク勝負レースとなったAJCC、いずれも本命公開して的中馬券をお届けしているWORLDお馴染みのドル箱馬ゼーヴィント。AJCCの際にもお伝えしたが、「いずれはGⅠに手が届く馬」と厩舎もオーナーサイドも見込んでいる素質馬。春はGⅠの舞台に立つことは叶わなかったが、この夏、得意の福島から再出発だ。
AJCCの後は大阪杯、そして宝塚記念も視野に入れていたのだが、脚元の疲れが抜けず結局春は全休に。元々脚元に弱さを抱えており、セントライト記念で権利を取った後も菊花賞を使わないなど休み休み使われていた馬ではあるのだが、春はもどかしい調整が続いていた。それでも、無理にGⅠに間に合わせようとせず馬の状態に合わせての七夕賞ということで、デキに関しては満足のいく仕上がり。「休み明けは苦にしないし、この相手ならそもそもの能力が上。今後大きいところを狙っていく意味でも、初戦から結果を求めたいところ」と、陣営はかなりの自信を秘めて臨んでいる。





7枠9番
マルターズアポジー
牡5/57.5kg 
武士沢友治/堀井雅広
騎手厩舎連対率:10.0%
福島芝:3-0-1-0 
芝2000m:3-0-0-5 
最高タイム:2.00.4
《期待値65%》

得意福島で3つ目の重賞タイトルを狙うマルターズアポジー。前走の大阪杯は「キタサンブラックの貫禄に怯んでしまった」と鞍上が振り返るように大敗の結果となってしまったが、GⅢならばこの馬が格上。「今回もこの馬のレースをするだけ。ゲートからのスピードは一番だし、これまでのレース振りを見ていれば他馬も競りかけては来られないはず」と陣営はかなりの信頼を寄せている。七夕賞は早くからの目標で仕上がりは問題なし。57.5キロのトップハンデにも「馬格があるのでこの馬自身は苦にしないでしょう」と不安がる様子は無かった。最後に、これは散々一般マスコミなどでも話題となっているが、もちろん武士沢友治騎手のメモリアル300勝目がこの馬で達成されるかにも注目。



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