ラジオNIKKEI賞

福島11R ラジオNIKKEI賞
有力馬事前情報 事前情報ランク【M】

福島競馬場2日目11R
第66回
ラジオNIKKEI賞
芝 1800m/GⅢ/3歳/国際/ハンデ


【事前情報ランクM】


昨年は◎ゼーヴィントから的中をお届けした3歳戦唯一のハンデ重賞。そのゼーヴィントは以降の重賞で3戦連続2着、2年前の勝ち馬アンビシャスはGⅠを賑わせる馬に成長するなど、素質馬不在の大混戦で荒れ放題だった以前と比べると、秋以降に向けても見所のあるレースになってきたと言えるだろう。
今年は久々に少頭数でのレースとなるが、秋のクラシック3冠目、もしくは別路線で秋のGⅠを狙えるような素質馬もスタンバイしており、その顔ぶれは濃厚。馬券的にも面白い一戦となりそうだ。今週は中京のCBC賞の方が有力情報が揃って勝負度合いの高いレースなのだが、コチラも楽しみにして頂きたい。




1枠1番
ロードリベラル
牡3/53.0kg 
吉田隼人/尾形和幸
騎手厩舎連対率:20.0%
福島芝:1-0-0-0 
芝1800m:1-0-0-1 
最高タイム:1.50.2
《期待値60%》

今年のメンバーの中では唯一福島で走った経験があり、また、福島で勝利した経験もある尾形和幸厩舎ロードリベラル。決してデビュー当時から評判の高かった馬ではないのだが、実戦を経験するごとに着実に成長し、昨秋に2連勝。2勝目を挙げたのが福島のきんもくせい特別で、大外を回って突き抜ける非常に強い内容だった。前走は長期休養明けでレース前からイレ込んでいたのが敗因で、全く度外視可能。「一度使ってガス抜き出来たし、前日輸送の福島の方が落ち着いて臨める。今回は対策としてリップチェーンも使います」と、厩舎サイドもイレ込み対策は万全だ。鞍上は2戦目からコンビを組み続けている吉田隼人騎手なのだが、コレはこの馬に騎乗するために主戦場の函館からスポット参戦という形。土曜函館→日曜福島の移動はかなり大変で、なおかつ吉田隼人騎手は函館リーディングも争える位置にいる。1日抜けるだけでも痛手のはずだが、それだけロードリベラルへの期待が高いということが窺える。


4枠4番
マイネルスフェーン
牡3/56.0kg 
柴田大知/手塚貴久
騎手厩舎連対率:22.2%
福島芝:未経験 
芝1800m:0-0-1-1 
最高タイム:1.50.8
《期待値65%》

今年のメンバーの中では唯一日本ダービーに駒を進めた手塚貴久厩舎マイネルスフェーン。そのダービーは見せ場も作れず16着と世代最上位の壁に撥ね返される結果となってしまったが、今回は出直しの一戦となる。「春はダービーという目標のために青葉賞から使ったが、本質的に2400mは長くて1800mから2000mが合う馬。中山の重賞で良い走りをしていたように小回りコースは得意だし、レイデオロの2着に走ったのだから能力も世代上位だと思っている」と厩舎的にも巻き返しムードで、「ダービーは結果的に回ってきただけになってしまったので、全くダメージは無い。状態は前走より良くなっています」とGⅠ後の反動も心配無さそうだ。気になるのはハンデで、厩舎は「セダブリランテスと同斤なら同じくらい自信があったけど、2キロ差もあるのは気になるよね」と、厩舎2頭出しのセダブリランテスを引き合いに出して56キロを気にしていたそうだ。





5枠6番
サトノクロニクル
牡3/57.0kg 
川田将雅/池江泰寿
騎手厩舎連対率:50.0%
福島芝:未経験 
芝1800m:2-1-0-0 
最高タイム:1.46.6
《期待値65%》

今年のダービーで出走順位19番目、唯一の除外に遭い、土曜日の“残念ダービー”白百合Sに回って鬱憤を晴らす勝利を手にした池江泰寿厩舎サトノクロニクル。今回はもう一つの“残念ダービー”であるラジオNIKKEI賞で、今度こその重賞制覇を狙っている。そもそも、ダービー除外の原因となったのがレースで勝ち切れなかったことによる賞金不足。「体が幼いし、それでモタれたり勝負処の反応が鈍かったりと、まだまだ競走馬としての完成度が低い」と関係者はジャッジしており、それが惜敗の2着が多い理由のようだが、「現時点の素質だけでも重賞を勝てるレベルにはある」と、厩舎としては欠点を差し引いても今回は勝負になると感じているようだ。川田騎手がわざわざ乗りに来ているように「ゆくゆくはGⅠで勝ち負けできる器」と、銀河系揃いの池江厩舎の中でも期待の高い1頭。57キロは確かに厳しいが、秋に向けて結果が求められる一戦であることは間違いない。





6枠7番
ウインガナドル
牡3/53.0kg 
津村明秀/上原博之
騎手厩舎連対率:13.3%
福島芝:未経験 
芝1800m:0-0-1-1 
最高タイム:1.49.7
《期待値60%》

逃げれば[2-0-1-0]、逃げなければ[0-0-2-2]ということで、今回もやるべきことは決まっている上原博之厩舎ウインガナドル。最近は話題に上がることも少なくなったが、いわゆるステゴ×マックの配合であるこの馬、2歳の頃はまだまだ成長途上だったが、この時期になって着実に成長しているようだ。「重賞になって相手関係は一気に強化されるが、53キロのハンデは魅力だし開幕週で前に行ける強みもある。好勝負になると思っている」と陣営は強気で、鞍上サイドも「この斤量だし、周りが馬鹿にしてくれれば見せ場以上の結果も有り得る」と色気十分。このレースと相性の良い勝負服でもあり、印が薄くても侮らない方がいいだろう。


7枠9番
バルベーラ
牝3/51.0kg 
秋山真一郎/渡辺薫彦
騎手厩舎連対率:50.0%
福島芝:未経験 
芝1800m:0-1-0-3 
最高タイム:1.48.3
《期待値55%》

西の情報筋からプッシュが入り直前になって急浮上してきた存在が、渡辺薫彦厩舎バルベーラ。マイル戦で2連勝しての重賞挑戦となる今回だが、「ハンデが軽くなることを見越して前走後はラジオNIKKEI賞を目標に進めてきた」と、かなり前から狙ってきた一戦という話。厩舎としてはハンデも加味すれば十分太刀打ちできると思っているようで、「長距離輸送やコーナー4つの競馬など課題も多いが、それを差し引いても楽しみの方が大きい」と、近い関係者に重賞初制覇への手応えを語っていたという。オーナーのカナヤマHDは一昨年に馬主資格を取ったばかりだが、今週はこのレースのバルベーラとCBC賞のメイソンジュニア(こちらも渡辺薫彦厩舎)、東西の重賞に所有馬を送り込んでおり、厩舎とともに初重賞制覇へ期待の掛かる1日。セレクトセールを直前に控えていることもあり、その点でも勝負掛かりではあるようだが…。


8枠11番
セダブリランテス
牡3/54.0kg 
石川裕紀人/手塚貴久
騎手厩舎連対率:16.7%
福島芝:未経験 
芝1800m:1-0-0-0 
最高タイム:1.47.9
《期待値65%》

今年のメンバーの中では唯一の2戦2勝馬である手塚貴久厩舎セダブリランテス。この馬は関係者の評価が総じて高く、美浦の組の中ではかなりの盛り上がりを見せている。「前走は時計こそ平凡だが、中身の濃い強い内容の勝ち方で文句無し」と前走の早苗賞はかなりの好内容で、「ダートから芝に替えて連勝したように、能力は相当高い。大跳びだけど追い込み一手じゃないし、機動力があるので小回りでも対応可能」と相手関係や福島コースへの不安も皆無。鞍上の石川裕紀人騎手は「重賞のココに入ってもやれる能力を持っている馬。今週の動きも凄く良かった」と、セダブリランテスとともに自身の重賞初制覇にも強い意欲を見せているそうだ。秘めるポテンシャルを考えれば54キロのハンデはかなり恵まれており、3戦3勝での重賞制覇もそう難しい話ではない。





8枠12番
クリアザトラック
牡3/56.0kg 
田辺裕信/角居勝彦
騎手厩舎連対率:50.0%
福島芝:未経験 
芝1800m:1-0-0-1 
最高タイム:1.47.3
《期待値65%》

今年のメンバーの中では唯一古馬相手に勝利した実績を引っさげての参戦となる角居勝彦厩舎クリアザトラック。兄にベルキャニオン、マウントシャスタ、カミノタサハラなどのいるクラシックではお馴染みの血統で、実際に朝日杯や毎日杯では上位人気を背負っていた実力馬。3歳春はGⅠの舞台に立つことは叶わなかったものの、その鬱憤を晴らすが如く古馬1000万の江の島特別を快勝。降級馬を相手に勝利し、鞍上のデムーロ騎手も「まだまだ余裕があった。楽勝」と振り返るほどの勝ちっぷり。やはり、能力は今年のメンバーならば最上位の1頭と評価していいだろう。「そのまま準OPに向かうか迷ったが、ハンデを背負うことになっても3歳馬同士の方が戦いやすいと考えてココへ。折り合いが課題の馬だが、初の小回りコースが良い方に出るかもしれない」と重賞へ。3度目の正直で重賞制覇となるか。鞍上に関しては、田辺裕信騎手でも北村宏司騎手でもテン乗りであることに変わりは無い。あまり影響は無いだろう。



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