ユニコーンS

東京11R ユニコーンS(GⅢ)
有力馬事前情報 事前情報ランク【A】

東京競馬場6日目11R
第22回
ユニコーンS
ダ 1600m/GⅢ/3歳/国際/別定


【事前情報ランクA】


昨年は今年のフェブラリーSを制したゴールドドリームが優勝。一昨年には後にジャパンダートダービーを制し、暮れのチャンピオンズCでも2着だったノンコノユメと、優勝馬がその後にダートGⅠ戦線を賑わす事の多い出世レースとなっている。やはり、世代で初めてのJRAダート重賞とあって、GⅢとはいえ3歳ダート馬のダービーという意味もあるからだろう。今年の勝ち馬ももちろん今後注目となる。
次週は上半期の最後のGⅠとなる宝塚記念。大阪杯がGⅠに昇格した弊害か1週前特別登録の段階でも11頭と少頭数、最終的には「9頭立てでは無いか…」と言われているものの、キタサンブラック以外は全く差が無く、馬券的には意外と面白い。前走本命で的中をお届けしたシュヴァルグランが実績的には恐らく2番人気に推されると思われるが、実は前走後にいろいろと噂話がある。情報でもお伝えしていた通り馬券は前回、その前回獲っていない方は、後追いになってしまうので今回は中心視してはいけないところなのだが、一般ファンの馬券は意外と今回の方が売れてしまうから競馬は面白いもの。ただ、そこに情報馬券の醍醐味がある。
今回買わなくてはいけない馬は…!?
最終結論を楽しみにお待ち下さい!!




1枠2番
ハルクンノテソーロ
牡3/56.0kg 
田辺裕信/高木登
騎手厩舎連対率:50.0%
東京ダ:1-1-1-0 
ダ1600m:0-1-0-0 
最高タイム:1.35.4
《期待値60%》

前走の青竜Sはアナザートゥルースと高木登厩舎2頭出しだったハルクンノテソーロ。ただ、早くから青竜Sを目標にしていたアナザートゥルースに対してハルクンノテソーロは2週前の500万条件を勝った勢いでの急遽の参戦。「強行軍でちょっとデキは落ち気味」と状態面の不安も囁かれており、関係者の期待はアナザートゥルースの方だったようだ。しかし、レースでは伸びあぐねるアナザートゥルースを尻目に、ハルクンノテソーロが最速の上がりを繰り出して2着に好走。結局アナザートゥルースは放牧に出され、ハルクンノテソーロの方がユニコーンSに歩を進めることとなった。
「今回は間隔を取って調整出来たので、デキに関しては間違いなく今回の方が上」との話で、「前走はマイルというのも半信半疑だったけど、結果的には上手く脚が溜まったのでマイルの方が合っていたということ。同条件の今回も期待できる」と、陣営の雰囲気も良くなっている。鞍上は前走に引き続き田辺騎手。青竜Sは大野騎手がアナザートゥルースを選んだことによる一度限りの代打のはずだったが、思わぬ重賞勝ちのチャンスが巡ってきた。


2枠4番
リエノテソーロ
牝3/54.0kg 
大野拓弥/武井亮
騎手厩舎連対率:15.4%
東京ダ:未経験 
ダ1600m:1-0-0-0 
最高タイム:1.42.8
《期待値65%》

ダートで全日本2歳優駿を獲り、芝に戻った今年もNHKマイルCで2着。どちらの路線でも世代最上位の「実績」を誇るリエノテソーロが再びダートに矛先を向けてきた。まず、前走がGⅠ、好時計での激走ということで反動が心配されるところだが、陣営は「前走でピークに仕上げたつもりだったが、1週楽をさせたら本当にフレッシュな状態になって、ピークの先にもう一つピークがあったという感じ」と好調をアピールしている。「芝でも結果が出たのは何よりだが、本質はダート向きという評価は変わっていない。距離の心配ももう無い」と、本当に強気一辺倒でこのレースに臨んでいる。
一方、気になるところと言えば鞍上の乗り替わり。詳細は割愛するが吉田隼人騎手のオーナーへの不義理で関係がこじれ、吉田隼人騎手がクビになったという経緯、勝負事としてはアヤが付いた形。その後、一旦は田辺騎手に打診したが、その経緯を知って断られ、結局“テソーロ”間の入れ替わりで大野騎手が乗ることになったようだ。
また、そんなアヤが付いたからか「そもそも前走時に1400mがベストと言っていた馬だし、芝だったとは言え前走13番人気だった馬が今度は圧倒的1番人気、そこまで評価していいのか…」と疑問を投げかけている者も実際に存在する。アッサリのシーンは十分あるが、少なくとも圧倒的1番人気になるほど他と差があるわけではない。


3枠5番
サヴィ
牡3/56.0kg 
藤岡佑介/中内田充正
騎手厩舎連対率:9.1%
東京ダ:未経験 
ダ1600m:未経験 
《期待値70%》

今年のメンバーの中では唯一の2戦2勝馬となる中内田充正厩舎のサヴィ。初戦は2番手からの抜け出し、2戦目は出遅れて最後方からの競馬となりながら35秒台の上がりで突き抜けて快勝しており、全く違う形での勝ちっぷりに「内容の違う競馬で結果を出せるのは力がある証拠で、価値のある2戦だった」と陣営の期待は高まっている。厩舎スタッフは「新馬戦は仕上がり途上で勝ってくれたし、2戦目も展開が向いたとはいえ、並みの馬には使えない末脚を使えた。これなら先々は期待できそうな可能性が見えてきたし、今回も勝負になるという雰囲気になってきた」と重賞初挑戦となる今回も色気十分で、確かに距離延長や初の長距離輸送、相手の大幅な強化など現実的な壁は高いものの、それを補って余りある魅力を感じさせる。鞍上は先週のマーメイドSで4年5ヶ月ぶりのJRA重賞勝利となった藤岡佑介騎手だが、抽選対象だったにも関わらずこの馬のために東京に行くことは決めていたそうだ。


3枠6番
ラユロット
牝3/54.0kg 
杉原誠人/藤沢和雄
騎手厩舎連対率:19.0%
東京ダ:1-0-0-0 
ダ1600m:未経験 
《期待値60%》

初ダートだった前走を快勝し、今度はダートで重賞に挑む藤沢和雄厩舎ラユロット。前走時から「血統的には確実にダート向き」と言われていたように、前走の一変劇は関係者にとってみれば想定内のもの。「前走から更に調教の内容は良くなっており、状態はさらに上向き。マイルよりは1400m向きのように感じるが、決め手の活きる展開になればこの相手でも食い込んで不思議ではない」と陣営も手応えは持っているようだ。
鞍上はルメール騎手と杉原騎手のAB投票(アンティノウスだけが除外ならルメールがラユロットに騎乗し、アンティノウスとラユロットが両方通ればルメールがアンティノウス、ラユロットが杉原という形)で杉原騎手が天皇賞・春以来の重賞騎乗となった。杉原騎手と言えば今週入籍のニュースが競馬界を賑わせたが、土曜日は「藤沢和雄師からの結婚祝い」と言われていたペイドメルヴェイユで見事に勝利!こういった機会に普段以上の力を出せるタイプならば、ラユロットにとっても鞍上の勢いが後押しになるはずだ。


4枠7番
アンティノウス
牡3/56.0kg 
ルメール/国枝栄
騎手厩舎連対率:60.0%
東京ダ:1-0-0-1 
ダ1600m:1-0-0-1 
最高タイム:1.37.2
《期待値70%》

昨年の6月に東京の芝マイルでデビューした時は人気を裏切る8着に終わり、その後も長らく初勝利に手が届かなかった国枝栄厩舎アンティノウスだが、晩成タイプだったということだろう、放牧から戻ってきた今春にガラっと馬が変わり、そこから一気に2連勝。しかも前走は時計も内容も文句無しの4馬身差ということで、いよいよ素質開花という雰囲気になってきた。鞍上のルメール騎手は前走後に「能力、スタミナがあって、自信を持って自分から仕掛けていける。追えば追うほど伸びてくれたし、完璧な勝利だった」とレース振りを絶賛しており、今回も他馬のオファーを断って抽選待ちのこの馬を最優先にしたとのこと。最終追い切りはプロディガルサン、ショウナンアチーヴとの3頭併せを敢行して気合注入。態勢はキッチリ整っている。今回は一気に相手が手強くなるものの、「今の充実度なら3連勝まであるだろう」と厩舎筋は強気だった。


4枠8番
サンライズノヴァ
牡3/56.0kg 
戸崎圭太/音無秀孝
騎手厩舎連対率:25.0%
東京ダ:1-0-0-0 
ダ1600m:1-0-0-0 
最高タイム:1.37.4
《期待値70%》

デビュー当時から関係者の間で素質の高さが絶賛されており、WORLDとしても2勝目を挙げた500万条件戦、2走前の伏竜Sで本命公開して的中馬券をお届けしているお馴染みの存在、音無秀孝厩舎サンライズノヴァ。前走は道中の動きが激しくなり何度も外から交わされ、被され、並の馬なら惨敗してもおかしくないところをゴール寸前まで先頭で踏ん張り、4着という結果よりもとにかく強さが際立った内容。取りこぼすレースが続いたため今回は抽選対象ではあったが、「能力的には最上位の1頭」と今回も関係者の間ではかなり注目されている。「この中間は初めてソエを気にせず調整を進めることが出来た。体質が強くなっている証拠で、レースでもますます期待できる」と厩舎が前向きに話すように仕上がりは良く、巻き返しに向けて態勢は整っている。今回は新馬勝ち以来の東京マイル、新馬勝ち以来の戸崎騎手。松若騎手とのコンビもこの馬の一つの魅力だったが、この乗り替わりは結果を求めにきたものと捉えていいだろう。


8枠16番
トラネコ
牡3/56.0kg 
吉田豊/堀井雅広
騎手厩舎連対率:12.5%
東京ダ:1-1-0-1 
ダ1600m:1-0-0-0 
最高タイム:1.39.1
《期待値55%》

前走では「東京GⅠ遠征の武豊騎手が真に星勘定している1頭」という情報をスクープして本命公開し、4番人気と世間的には盲点の存在ながら見事に快勝。3連単1万5800円を含む3種馬券的中をお届けした堀井雅広厩舎トラネコ。時計やメンバーレベルは平凡で、重賞に入ると厳しい雰囲気もあるものの、「前走は前残りを大外から差す形で最後まで伸びていて、内容的には文句無し。中間も緩めずに乗り込んでココを目標にしてきたので状態は良いですよ」と厩舎のムードは悪くない。2100mでも勝ち鞍があり、パサパサの良馬場で持久力勝負となっても対応出来そうなのは強みで、展開に恵まれたりすれば上位進出のチャンスはゼロではない。



スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する